歌枠配信は、Vtuberの配信の中でも人気の高いジャンルです。
歌枠は音質が命なので、専用の機材をしっかり揃え、配信環境も整える必要があります。
本記事では、歌枠に必要な機材や配信環境、配信画面の作り方までを徹底解説します。
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クオリティの高い歌枠配信を行うためには、3つのポイントを押さえることが大切です。
その3つのポイントは以下の通りです。
本記事では、歌枠を行うために必要な機材や準備、著作権などの注意するべき点までを詳しく解説していきます。
配信で使用するマイクは主に以下の2種類があります。
また、マイクにはそれぞれ指向性(音を集めやすい方向、角度)があります。
指向性は主に以下の3種類があります。
以上から、歌枠に使用するならコンデンサーマイクの単一指向性がオススメです。
単一指向性、双指向性、無指向性を選択できるため、1台で全ての用途をカバーできることが特徴です。また、ワンタップでミュートができるので配信で重宝します。
高品質ながら約10,000円とコストパフォーマンスが高いことが特徴です。
オーディオインターフェースを使う場合はUSB接続ではなくXLR接続対応のマイクが必要ですのでご注意ください。
Behringer C-1は、コストパフォーマンスに優れたコンデンサーマイクです。
カーディオイドパターンで、目の前の音源の音を集中的に拾いつつ、周囲のノイズを効果的に減らし、明瞭でクリアな音声を提供します。
低コストながらゲーム配信やボーカル録音、楽器録音など、多様な用途に適しており、どのような録音環境でも高品質な音声の提供が可能です。
歌枠配信において、PCから出力されるカラオケ音源と、マイクから入力して出力される声は遅延が起こりやすくなります。
サンプリングレートの設定を行えば遅延を修正できる可能性はあるものの、オーディオインターフェースを使用した方が確実です。
なので、歌枠配信を頻繁に行いたい場合はオーディオインターフェースの購入をオススメします。
オーディオインターフェースの機能だけでなく、ミキサーとしても使用できるのが特徴です。
高品質でありながら、レコーディングに使える有名ソフトが2つも付属していることが最大の特徴です。
M-Audio M-Track Soloは、簡単に設定でき、シンプルな操作で音質の向上が可能なオーディオインターフェースです。
16bit/48kHzの高解像度でクリアな音質のレコーディングが可能になります。内蔵エフェクトやプラグインも豊富で、Mac/PC/iOSに対応し、どこでも音楽制作や配信を始められます。
コストパフォーマンスも非常に高く、これから配信を始めたい方に最適です。
歌枠配信を行う配信メディアは、JASRACと包括契約を結んでいるYouTubeがオススメです。
YouTubeでアカウントの作成を行っていない方は、以下の手順で作成しておきましょう。
Googleアカウントがあればすぐに作成可能です。
配信ソフトは、無料で全機能が使用でき、多くの有名配信者が使用しているOBSがオススメです。
OBSをインストールする方法は公式サイトにアクセスし、使用しているOSを選択してインストーラ―をダウンロードして実行するだけです。
その後の詳細な設定は以下から確認してください。
配信画面を盛り上げるためのソフト・ツールはCastCraftがオススメです。
コメント欄のカスタマイズを行えたり、リスナーがサイリウムを振っているようなエフェクト演出や、コメント欄を弾幕風の文字エフェクトとして画面に映し出せ、リスナーが見ていて楽しい配信画面を作ることが可能です。
ペンライト等、コメントに反応するエフェクトの設定方法
弾幕風の文字エフェクトの設定方法
また、CastCraftでコメントを取得することで、視聴者全員のことを自動で覚えておくことができ、歌を歌っているときに来てくれた初見の方でも雑談の時に判別することができます。
歌枠配信は音声の質が命です。
そのため、反響音や外部の音が入らない部屋作りをする必要があります。
単純に家具を増やして反響音を抑えたり、吸音材や防音材を購入して壁に貼り付けるなどの措置を行い、歌枠に適した部屋作りも可能な範囲で行ってみましょう。
歌枠配信の画面は、コメントや歌詞、セットリストをリスナーが見やすい配置で作成することが大切です。
そのため、歌枠専用のオーバーレイをBOOTHなどで探してみてください。
セットリストは毎回テキストで打ち込むことも可能ですが、簡単な設定だけでおしゃれで見やすいセットリストが作れるセトリスタが使い勝手がよいので、使用することをオススメします。
歌詞の表示には歌枠字幕ジェネレーターの使用をオススメします。
歌詞を貼り付けるだけで準備ができ、配信中の歌詞の切り替えも左右キーで行うことが可能です。
歌枠のコメント欄は、ニコニコ動画風に流すとリスナーにも盛り上がりが伝わり、一緒に配信を作っている感覚を共有することができるのでオススメです。
コメントをニコニコ動画風に流す方法の詳細はYouTube Liveのコメントをニコニコ風に流す方法を徹底解説!で確認してみてください。
YouTubeには歌枠用のカラオケ音源が多くあり、PC上で流すだけで配信にも出力できるため簡単に歌枠配信を行うことが可能なので活用しましょう。
また、個人であれば無償かつ手続き不要で使用でき、商用利用も可能なカラオケ音源提供サイトの歌っちゃ王もオススメです。
YouTubeはカラオケ音源の著作権をJASRACとNextoneの管理会社と包括契約を結んでいます。
そのため、歌枠として利用する音源の著作権についてはJASRAC公式の作品データベース検索サービスJ-WIDや、Nextoneの公式サイト内の作品検索データベースから確認してから使用するようにしてください。
配信で大切なことは、リスナーに楽しんでもらうことです。
歌枠で言えば、流行り曲を歌うことや、リスナーからのリクエスト曲を歌うとリスナーに喜んでもらえます。
事前に流行り曲をチェックしたり、SNSでリクエスト曲を募集するなどの準備をしてみましょう。
歌枠配信は音が命ではありますが、リスナーを楽しませるには目で見て配信にすることも重要です。
OBSのショートカット機能(ホットキー)を使用して、サビに入る際にサビ用の背景画面に切り替えたり、CastCraft Screenを使用して好きなタイミングでエフェクトを入れるなど、画面の演出にも力を入れてみてください。
歌枠配信は、リスナーからの人気が高いジャンルの配信です。特にリスナーの盛り上がりを視覚的に感じやすかったり、配信者もリスナーも楽しい配信を作りやすい傾向にあります。この機会に是非、必要な機材を揃えて高品質な歌枠配信を行う準備をしてみましょう。
配信で視聴者のコミュニティ形成をうまく行うことで、日常の配信をより面白いものにすることができます。
そのような観点で最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。
大きく分けて、
の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。
機能 | 目的 |
---|---|
YouTube/Twitchコメビュ | 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート |
Screen | 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする |
収益化 | 視聴者を大事にする形で収益化する |
CastCraftのYouTube/Twitchコメビュで視聴者ごとにコメントを蓄積することで視聴者全員を覚えて、配信中のダッシュボードで分かりやすく情報を表示することで、視聴者が常連化していくためのやり取りをサポートします。
特定の条件に当てはまった視聴者やコメントに対して、Chatbotやリッチな画面演出で視聴者をインタラクティブに楽しませる仕組みも作ることができます。
さらに、視聴者を大事に定着させながらも配信活動のための収益を上げる仕組みも提供しています。
CastCraftは上記のような機能により、配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。
導入している配信者さんの事例としては、
等がいらっしゃいます。
導入されたチャンネルの総登録者数は1.3億人を超えており、これまで120万回以上の配信で使われています。
CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。