Vtuberに必要な配信機材は？有名Vtuberが使っているものはどれ？

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目次

Vtuberに必要な機材

必ず必要な機材

有名Vtuberを目指すなら、視聴者が楽しめる配信を実現するための機材が必要不可欠です。ここではVtuberをするうえで必要な機材をご紹介します。

パソコン

Vtuberアバターを使って配信をするなら、アバターを動かせるスペックを持ったパソコンが必要です。スペックの低いパソコンでは配信中に画面がフリーズしたり、配信画面がうまく表示されなかったりする場合があります。配信に耐えられるパソコンかどうか確認しましょう。

2Dモデルを利用する場合のスペック

Live2Dのモデルを動かすソフト、Live2D Cubism の公式サイトによると以下が推奨されているパソコンのスペックになります。

項目	スペック
OS	Windows10, 11 (64ビット版、デスクトップモードのみ)
CPU	i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上
メモリ	8GB以上
HDD	約 1GB 程度必要
GPU	NVIDIA GeForce GTX 950 以上
ディスプレイ	1920×1080ピクセル

3Dモデルを利用する場合のスペック

3Ⅾモデルを利用して配信をするなら、 Animaze by FaceRig が一般的に使われています。Animaze by FaceRigの推奨スペックは以下の通りです。

項目	スペック
OS	Windows 10
CPU	i5-6600 3.3 GHz以上
メモリ	1 GB RAM
HDD	1 GB の空き容量
GPU	NVIDIA GeForce GTX980以上
ストレージ	1 GB 利用可能

あくまでも推奨されているスペックなので、最低限必要なレベルと考えるとよいでしょう。

Webカメラ

Webカメラは2DアバターでVtuberをするなら必須のアイテムです。カメラを通じてアバターを動かし、Vtuberらしい動き実現しましょう。

Webカメラ自体の性能はそこまで重要ではないため、ノートPCに搭載されているカメラでも問題ありませんが、カメラの位置とモニターの向きが固定されてしまうので、環境によっては使いづらくなってしまいます。そのため、Webカメラは用意しておくことが望ましいです。

Webカメラの予算としては3000円～1万円くらいを想定しておきましょう。

おすすめのWebカメラ

商品名・商品URL	商品イメージ	おすすめ理由
EMEET C960		HD光補正機能付き
BSW305MBK		高コスパ、プライバシーシャッター付き

マイク

もちろんですが、マイクも必須のアイテムです。Vtuberは話や声が重要で、音質の悪い配信は視聴者が離脱する原因になります。そのため、マイクは良いものを買うことをおすすめします。

マイクにお金をかけるのが、もっとも配信のクオリティ向上に役立つことは間違い無いでしょう。

マイクは数千円の物から数十万円とピンからキリまでありますが、1万円ほどの予算を掛ければ十分な音質を実現できます。

おすすめはUSB接続ができるコンデンサーマイクです。USB接続のマイクは接続しやすいうえに、3000円～1万円と比較的安く購入できるメリットがあります。配信活動に慣れてきたり、収益が出てきた時によりよい機材に変更していくことを検討すると良いでしょう。

おすすめのマイク

商品名・商品URL	商品イメージ	おすすめ理由
マランツプロ		コスパ◎
オーディオテクニカ AT2020		高音質、高コスパ

ゲーム実況をするなら必要な機材

ゲーム実況がメインの配信をするなら別途別の機材が必要になります。ここからはゲーム実況に必要な機材についてご紹介します。

ゲーム実況の機材を揃える！最低限の機材は？おすすめ機材は？PC/スマホ/Switch/PS5それぞれ解説

キャプチャーボード

キャプチャボード（もしくはキャプチャカード）とは、映像や音声をデジタルデータとしてパソコンに取り込むための装置です。SwitchやPS4/PS5などの映像出力をキャプチャボードに接続し、その映像や音声をパソコンで録画・録音することができます。

PCゲームではなく、SwitchやPlayStationでのゲームの様子を配信したいときには必要になってくる機材です。

キャプチャボードは、内蔵型と外付け型の二種類があります。内蔵型はパソコンの内部に設置するタイプで、高い処理能力を持っています。外付け型はUSBなどを通じてパソコンに接続するタイプで、持ち運びが容易で取り付けも簡単です。

おすすめのキャプチャーボード

商品名・商品URL	商品イメージ	おすすめ理由
Elgato 4K60 Pro		安定感◎、遅延がない

ヘッドホン・マイク付きヘッドホン

ヘッドホンは、FPS等の一部ゲームでは必須アイテムとなってきます。物音や銃声がどの方向から来ているか立体的に把握するためには、スピーカーではなくヘッドホンから音を聞く必要があります。

FPS等のゲームをよくやる配信者は、ゲーミングヘッドホンを使っている人が圧倒的に多いと思われます。

また、マイク付きヘッドホンの場合はコンデンサーマイクの費用を抑えることも可能です。

おすすめヘッドホン

商品名・商品URL	商品イメージ	おすすめ理由
SONY WH- 1000XM4		ノイズキャンセリング性能◎、着け心地◎

ゲームパッド

ゲームパッドとは、ビデオゲームを操作するために使用される入力デバイスです。
PCからのゲーム配信でコントローラーからゲームプレイしたい場合は必要になります。

おすすめゲームパッド

商品名・商品URL	商品イメージ	おすすめ理由
Nacon Revolution Unlimited Pro		持ち心地◎、壊れにくく軸の初期設定がしっかりしている

3Dアバターを使用する配信を行う場合の必要機材

3Dアバターを使用する配信をするなら、専用の機材が必要となります。ここからは3Dアバターを使った配信活動に必須なアイテムを紹介します。

トラッキンング機材

3Dアバターを立体的に動かすためにはトラッキング機材が必要です。VRの画面を確認する為のVRヘッドセット、自分の体に装着して、アバターを動かすフルトラッキング機材等が必要です。機材の値段は2万円以上と比較的高めですので、予算を超えないように注意しましょう。

配信をよりよくする機材　

StreamDeck

StreamDeckは、プログラム可能なLCDキーを備え、ライブストリーミングやビデオ制作の操作をカスタマイズし、簡素化するためのデバイスです。

StreamDeckは、下記の理由でVtuberの配信において非常に便利なツールです。

1. 即時のショートカット操作: 配信中の様々な操作を簡単にショートカットキーで行うことができます。例えば、シーンの切り替え、効果音の再生、キャラクターの表情変化などがボタン一つで行えます。
2. 高度なカスタマイズ性: 各ボタンはカスタマイズ可能で、特定の機能やコマンドに対応させることができます。これにより、Vtuberがよく使う操作を効率的に行うことができます。
3. 視覚的フィードバック: LCD画面を備えており、アイコンやテキストでその機能を表示できます。これにより、どのボタンが何の機能に対応しているか一目で分かります。
4. 複数のプロファイルの利用: 異なる配信シナリオやゲームに合わせて、複数のプロファイルを設定し、簡単に切り替えることができます。
5. 直感的な操作: 直感的な操作が可能で、配信中に集中力を保ちながら、スムーズに操作できます。

商品名・商品URL	商品イメージ	おすすめ理由
Elgato Stream Deck MK.2		もっともスタンダード、気分最高、一家に一台
Elgato Stream Deck +		アプリごとにボリューム調整可能、配信者以外でも便利

オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスは、音声を高品質のデジタル信号に変換して、コンピュータで録音や編集を行うための装置です。主に音楽制作、ポッドキャストの録音、ライブストリーミングに使用されます。
オーディオインターフェイスはUSB、Thunderbolt、FireWireなどのインターフェイスを介してコンピュータに接続され、ドライバーや専用ソフトウェアと共に使用されます。録音の品質や使用目的に応じて、さまざまな種類と価格帯の製品があります。

言い換えると音声を高音質でパソコンに入力する機材です。

オーディオインターフェイスを使うことでオーディオ接続のマイクをパソコンに接続できるようになり、音質を高められます。
USB接続のマイクよりもオーディオインターフェイスを使ってマイクを接続したほうが音質が良くなり、聞き取りやすい音声を作れます。

しかし、機材が高く、数万円から数十万円する物も多いです。さらに、オーディオインターフェイスだけでは、音を拾う事はできず、オーディオ接続するマイクも購入する必要があります。音質を高める為には重要な機材ではありますが、配信初心者にとって高価なため、お財布と相談しましょう。

おすすめのオーディオインターフェイス

商品名・商品URL	商品イメージ	おすすめ理由
YAMAHA AG03 MK2		直感的な操作感、レトロなデザインが◎
TC HELICON GO XLR		サイバーパンク！
Roland DUAL BUS GAMING MIXER BRIDGE CAST		ゲーム配信におすすめ

ミキサー

オーディオミキサーを使うことで、入力された音のバランスを調整し、聞き取りやすい音を作れます。オーディオミキサーはもともと舞台音響や映画で使われているオーディオ機器のため、音質を高めるにはもってこいのアイテムです。

歌配信や雑談配信にあると、声のバランスを調整して、視聴者を釘付けにできるような音声が作れます。しかし、オーディオミキサーはオーディオインターフェイス同様に価格が高く、数万～数十万円の費用がかかります。

配信にある程度慣れて、収益が確保でき、さらに視聴者を楽しませたいと思ったら用意すると良いでしょう。

おすすめのミキサー

商品名・商品URL	商品イメージ	おすすめ理由
YAMAHA AG03		ループバック機能
Roland GO:MIXER PRO-X		音質向上性◎

にじさんじのライバーが使用している配信機材

有名Vtuberを数多く輩出しているにじさんじはこれからVtuberをしたい人にとって大きな参考になります。ここからはにじさんじのライバーが使用している配信機材、特に音質にかかわる機材についてご紹介します。

アンジュ・カトリーナさん

アンジュ・カトリーナさんは2019年から活動していて、２０２３年１１月現在YouTubeの登録者数が82万人の超有名Vtuberです。アンジュ・カトリーナさんが配信で使用している機材は次の通りです。

機材の種類	商品名・商品URL	商品イメージ
マイク	NEUMANN U87Ai
オーディオインターフェイス	RME Fireface UFX+
キャプチャボード	Elgato HD60S+
STREAM DECK	STREAM DECK XL

イブラヒムさん

イブラヒムさんは2020年から活動していて、２０２３年１１月現在YouTubeの登録者数が63万人の超有名Vtuberです。イブラヒムさんが配信で使用している機材は次の通りです。

機材の種類	商品名・商品URL	商品イメージ
ヘッドホン	SteelSeries Arctis 5
マイク	オーディオテクニカ AT4040
オーディオインターフェイス	Solid State Logic

ベルモンド・バンデラス

ベルモンド・バンデラスさんは「にじさんじSEEDs」2期生出身で2018年から活動しています。２０２３年１１月現在、YouTubeの登録者数が45万人の超有名Vtuberです。ベルモンド・バンデラスさんが配信で使用している機材は次の通りです。

機材の種類	商品名・商品URL	商品イメージ
マイク	NEUMANN U87Ai mt
オーディオインターフェイス	Steinberg UR44C
キャプチャボード	AVerMedia Live Gamer 4K GC573

Vtuberになるための費用総額

Vtuberになるためにはパソコン、Webカメラ、マイクが必須の機材です。そこからゲーム配信をするなら、グラフィックボードが搭載されたゲーミングパソコン、マイク付きのヘッドホンが追加されます。さらに、オリジナルのアバター作成を依頼する費用も追加で必要です。イラストだけでなく、モデリングも必要となることも留意しておきましょう。ここまでの費用総額を計算すると、

機材	参考価格
グラボ付きゲーミングPC	約20万円
Webカメラ	約3000円
マイク	約1万円
ヘッドホン	約5000円
(アバター制作外注費用)	(約20万円)

合わせて、約42万円となります。

さらに、3Dアバターを使って配信するなら、

機材	参考価格
VRヘッドセット	約2万円
トラッキング機材	約2万円

音質を高めるためにオーディオインターフェイスとオーディオミキサーを追加すると、

機材	参考価格
オーディオインターフェイス	約2万円
オーディオミキサー	約2万円

全て合わせると約48万円になりますが、2Dアバターの場合はヘッドセットやトラッキング機材は必要ありませんし、アバター制作は独学・自作してしまうすごい方も数多く個人勢Vtuberにはいらっしゃいます。（尊敬の限りです）　

また、人によっては音質やアバターにこだわりたい人もいると思いますので、あくまでもこちらは予算の参考として考えてください。

機材をすでに持っている方はその分費用を安く抑えられるので、お持ちのデバイスが配信に使えるのか確認すると良いでしょう。

憧れのVtuberに近づくために

Vtuberになるためには有名Vtuberから学ぶことが大切です。配信活動の時間、どんな話をするのか、どんな話し方が人気なのか、どんなキャラクター設定が視聴者に人気なのか、そして、どんな機材を使っているか参考にすると自身の配信活動に活かせ、視聴者を増やすことができるでしょう。また、機材はいつでも買い替えられるので、好みや配信環境にあった機材を準備することをおすすめします。

Vtuberが視聴者を定着させるために

視聴者を定着させるためにソフトに期待できることとしては、初見の視聴者を配信に定着させ、常連を積み上げていくような効果です。

そのような観点からおすすめなのがCastCraftです。

大きく分けて、　　

• 視聴者を覚えるYouTube/Twitchコメビュ
• 配信画面演出のScreen
• 収益化のための機能

の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。

機能	目的
コメビュ	視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート
Screen	視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする
収益化	視聴者を大事にする形で収益化する

コメビュ（視聴者/コメント管理）機能

CastCraftでは、初見と常連を一目で判別できるだけでなく、視聴者データを蓄積して視聴者全員を覚えてメモを付けることができます。
ゲーム配信中に来てくれた初見の人が雑談配信のときにまた来てくれたら、その参加実績に気づくことが簡単になり、より新しい視聴者が定着しやすくなります。

さらに、配信で行われた未読スパチャ/未読ビッツ/その他投げ銭などの重要情報をコメントビューアー上部に固定しておき、読み上げたかどうかの既読管理ができます。

CastCraftのコメント管理機能

Screen（画面演出）機能

CastCraftのScreen機能では、視聴者の行動に応じて画面を盛り上げる演出を盛り込むことができます。

たとえば、下記のようなエフェクトを特定のコメントや視聴者の行動に応じて画面に出現させることができます。

コメントに反応するエフェクトの設定方法

自由自在な文字エフェクトもつくれます。

文字エフェクトの設定方法

お手持ちの画像やGIFにもアニメーションを付けてエフェクト化することができます。

画像スタンプの設定方法

いつでも投げ銭（収益化）機能

また、視聴者を大事にしながら収益化を図ることができます。

CastCraftの収益化機能

上記のような機能により、CastCraftは配信者（ゲーム配信者やVtuber）が視聴者との関係を深めることを手助けします。

導入実績

導入している配信者さんの事例としては、

• ぺこPさん：YouTube
• 沙倉くぅさん：YouTube
• 常世モコさん：YouTube
• ばーんさん：YouTube
• エトラさん：YouTube
• 九条林檎さん：YouTube

等がいらっしゃいます。

導入されたチャンネルの総登録者数は5,000万人を超えており、これまで70万回以上の配信で使われています。

CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。

CastCraftのダウンロードページ（利用無料）