Vtuberデビューにかかる初期費用を徹底解説

最終更新 2024-06-13
Vtuberの初期費用

目次

Vtuberの初期費用は10万~200万円?

Vtuberとして配信活動を行なうには、どのくらいの費用がかかるかご存じでしょうか?

かなりざっくり書きますと、デビューするまでにはアバターの制作依頼や機材の購入で10万~200万円ほど掛かる可能性があります。そう聞くととんでもなく高価な感じがしますが、アバターの自作や機材の流用によって、初期費用を抑えることも可能です。

もちろんデビューしたらそれで終わりではなく、イラスト依頼や、アバターを3D化したいのであればその製作依頼、歌ってみたのMIX依頼など、「知識があれば自分でできるが、様々なジャンルの知識が必要」というポイントにおいて様々な費用が掛かってきます。

本記事ではVtuber活動に掛かる費用について解説いたしますので、ぜひ参考にしてください!

Vtuberに発生する初期費用

配信機材

「自分が何を配信したいか」によって必要な機材やそのスペックは変わってきます。雑談のみで配信したいのであれば、使用するソフトウェアも少なく済み、その分必要なPCのスペックも下がってきます。逆にゲーム配信したいのであれば、そもそもそのゲーム自体に必要なスペックが高かったりする可能性もあり、スムーズに動く自然な配信を行いたいのであれば、PCの高スペックなものが必要になります。

PC

Vtuberとしてゲーム配信を行なう場合の、目安となるPCのスペックは以下になります。

CPU:Intel Core i7以上(第11世代以上)
メモリ:8GB以上(可能なら16GB以上)
GPU:「RTX 3070」「RTX 3060 Ti」「RTX 3060」

その他の部分のスペックによって必要な経費は変わってきますが、おおよそ15~30万円ほど必要になると考えておいてください。

今後の拡張性などを考えると、基本的にはデスクトップPCがオススメです。

マイク

マイクにはダイナミックマイクとコンデンサーマイクという種類があり、ダイナミックマイクは耐久性に優れており、コンデンサーマイクは繊細に音を拾う事ができます。「歌を歌いたいからコンデンサーマイク」など、特徴に合わせて選択しましょう。

目安としては、よく使用されているコンデンサーマイクの「オーディオテクニカ AT2020」というモデルが1万円台で販売されており、1~2万円が大まかな必要経費になるでしょう。

注意点として、PCにUSBで接続するタイプでない場合、PCとの間に「オーディオインターフェイス」という機材を使わなければいけなくなります。オーディオインターフェイスは一般的な配信用のもので2万円以上するものが多く、費用を抑えたいのであればUSB接続できるタイプを購入しましょう。

「オーディオテクニカ AT2020」もUSB接続タイプとそうでないタイプがありますので、興味がある方は例として調べてみてください。

Webカメラ VR機材

アバターを動かすためには、2DであればWebカメラ、3DであればVR機材が必要になります。Webカメラであれば5000円程度から、VR機材であれば4~200万程度からが目安になります。

VR機材で高機能&多機能な高価なものを買えば、その分必要なPCスペックも上がる可能性が高くなるので、基本的には2D配信で始めるのが一般的です。

Vtuberに必要な機材とは?便利なソフトやおすすめのツールもあわせて紹介

アバターの制作依頼

アバターは、初めから高クオリティな配信を行うために、クリエイターに制作依頼するのがオススメです。無料のアバターなども探せばありますが、他の配信者と同じになる可能性もありますし、後々アバターを変更する場合にファンタジー性が失われるなど、デメリットは大きいです。

依頼する場合、個人のクリエイターに依頼する場合は以下の特徴があります。

  • 費用を抑えられる場合がある
  • クリエイターのスケジュールによっては納品に時間がかかる
  • クリエイターのスキルによってクオリティが違う

制作会社に依頼する場合の特徴は以下になります。

  • 比較的コストがかかる
  • クオリティが高い場合が多い
  • スケジューリングや権利関係など、企業だからこそ安心できる部分が多い

個人のクリエイターに依頼するのであれば一般的に10~30万円、制作会社に依頼するのであれば30~40万円程度で考えておくのがオススメです。「イラストのデータは既にあるのでそれを使ってもらう」など、価格を抑えられる場合もありますので、依頼前に問い合わせてみましょう。

Vtuberのモデル作成を依頼する方法を解説!制作会社/個人へ依頼するメリットデメリットなど

Vtuber関連ソフト

配信するためのソフトであるOBS Studioは無料で多くの配信者が利用していますが、Vtuberとして配信するために必要な、Vtube Studio等のモーションキャプチャソフトは有料である場合が大半です(無料となっていても、課金しないと透かしが入ることもあります)。

モーションキャプチャソフトに関しては、高くても数千円で利用できるものがほとんどです。ここまでの費用の話と比べて安く感じるかもしれませんが、自分の用途と値段をしっかり調べて購入することが大事ですので覚えておきましょう。

Vtuber向けソフトウェアのおすすめ一覧!自分に合うソフトはどれ?

Vtuberデビュー後にかかる可能性がある費用

冒頭にも書いた通り、デビューした後でも配信内容によっては定期的に費用が掛かる場合があります。代表的なものを解説しますので確認していきましょう。

ロゴ制作やイラスト制作依頼

ロゴやイラストなどがあると、より個性的な配信になりますし、雑談配信をする際の背景や配信の枠のイラストなど、使用されている配信はとても多いので見たことがあるのではないでしょうか?個人クリエイターを探せるココナラなどで検索して以来を行う事ができますので、必要になってから焦らないようにチェックしておくことをお勧めします。

価格に関してはロゴ単体で見れば5000円程度から依頼可能となっています。Vtuberに関する依頼になれているクリエイターさんは「Vtuber用デザインセット」などのタイトルで色々なものをセットで依頼を受け付けている人もいるようです。その場合は点数が多い分2万円,、3万円オーバーなど価格は様々ですので、実際に調べてみましょう。

Vtuberロゴの作り方!Vtuber活動向けのロゴを作成する方法を解説

歌ってみたのMIX依頼

歌ってみた動画を作成する場合、音源を準備して録音した後は、音楽エンジニアの知識がある人間が「ミックス」や「マスタリング」という作業を行なう必要があります。

こちらについてもココナラで「歌ってみた」などで検索していただくと、ミックスであれば1万円前後のものが多いようです。音源制作から一括でサポートしてくれるものであれば3万円オーバーなど、もう少し費用が必要になります。

依頼によって作業の範囲が違いますので、時間はかかるかも知れませんがしっかり調べて依頼しましょう。

グッズ制作費用

アクリルスタンドやステッカーなど、個人Vtuberであってもオリジナルグッズを作る方法は存在します。

イラストがあれば様々なグッズを販売できるsuzuripixivFACTORYなどは収益の面で見れば低いですが、販売まで同じサービス内で行う事ができ、とても便利なサービスです。受注生産スタイルですので在庫を抱えてマイナスになるリスクもありませんし、販売する際に初期費用も掛かりませんので、最初にグッズを制作してみる選択肢としては良いかもしれません。

プレゼントとして作る場合は自分で購入する必要がありますので、その場合は制作のみ行なってもらう場合より少し割高になる可能性があります。

制作のみで依頼する場合は、依頼したグッズを受け取り、どこかの販売サイトで販売したりする必要があります。何を作るか、サイズはどうするかなどで費用がかなり変わってきますので、ME-Qファンクリなど、実際のサービス内容を確認してみましょう。

個人Vtuberがオリジナルグッズを制作・販売する方法

3D化のための費用

完全にオリジナルな3Dモデルを製作依頼する場合、一括で依頼するのであれば10万円~15万円など、かなり費用がかかります。SKIMAココナラなどで依頼先を探すことができます。かなり安い値段でも提供されている場合がありますが、Vtuberの制作ソフトに元から用意されている無料パーツを組み合わせるだけの場合もありますので、内容にはしっかり目を通しましょう。

3Dスタジオをレンタルして、全身を表示して配信を行ったりすることもできますが、1日で50万円かかったりなど、個人で気軽に行えるものではありません。「そういった施設が利用できる」という知識として覚えておきましょう。

Vtuber活動を3Dアバターで始める方法を徹底解説!

予算と相談しながらVtuber活動の準備を進めよう!

本記事ではVtuber活動のための費用について解説いたしました。「おもったよりお金がかかるなあ…」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?ただ実際に詳しく計画してみると、費用を抑えられる場面も多かったり、「ここは知ってると自分でも仕事にできそうだから勉強してみよう」という部分も出てくるかもしれません。実際に個人のクリエイターさんの中にはVtuberとしても活動している方は非常に多いです。制作依頼する場合でも、ものすごく丁寧にフォローしてくれるクリエイターさんもいらっしゃいますし、頑張って準備して、思い通りの配信がはじめられた時の喜びはとても大きなものになると思います。用途や現状に合わせ、しっかり予算と相談し、無理のない準備を行いましょう。

Vtuberが視聴者を定着させるために

視聴者を定着させるためにソフトに期待できることとしては、初見の視聴者を配信に定着させ、常連を積み上げていくような効果です。

そのような観点からおすすめなのがCastCraftです。

大きく分けて、  

  • 視聴者を覚えるYouTube/Twitchコメビュ
  • 配信画面演出のScreen
  • 収益化のための機能

の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。

機能 目的
コメビュ 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート
Screen 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする
収益化 視聴者を大事にする形で収益化する

コメビュ(視聴者/コメント管理)機能

CastCraftでは、初見と常連を一目で判別できるだけでなく、視聴者データを蓄積して視聴者全員を覚えてメモを付けることができます。
ゲーム配信中に来てくれた初見の人が雑談配信のときにまた来てくれたら、その参加実績に気づくことが簡単になり、より新しい視聴者が定着しやすくなります。

CRM候補1

さらに、配信で行われた未読スパチャ/未読ビッツ/その他投げ銭などの重要情報をコメントビューアー上部に固定しておき、読み上げたかどうかの既読管理ができます。

CastCraftのコメント管理機能

Screen(画面演出)機能

CastCraftのScreen機能では、視聴者の行動に応じて画面を盛り上げる演出を盛り込むことができます。

たとえば、下記のようなエフェクトを特定のコメントや視聴者の行動に応じて画面に出現させることができます。

ペンライト

コメントに反応するエフェクトの設定方法

自由自在な文字エフェクトもつくれます。

文字スタンプ

文字エフェクトの設定方法

お手持ちの画像やGIFにもアニメーションを付けてエフェクト化することができます。

画像スタンプ(GIF)

画像スタンプの設定方法

いつでも投げ銭(収益化)機能

また、視聴者を大事にしながら収益化を図ることができます。

CastCraftの収益化機能

上記のような機能により、CastCraftは配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。

導入実績

導入している配信者さんの事例としては、

等がいらっしゃいます。

導入されたチャンネルの総登録者数は1.3億人を超えており、これまで130万回以上の配信で使われています。

CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。

CastCraftのダウンロードページ(利用無料)