Vtuberとしてオリジナルグッズを出すことは収入源の1つでもあり、重要なファンサービスでもあります。オリジナルグッズを販売する際はニーズの把握が重要です。ファンがどのようなグッズに興味を持っているかを調査し、それに基づいて制作物を作りましょう。また、デザイン面も非常に大切です。グッズのデザインは、Vtuberのイメージやキャラクターに合わせて行います。プロのデザイナーやイラストレーターを雇うか、自身でデザインを作成しましょう。忘れてはいけないのが、販売する方法です。グッズができたら、オンラインストアやイベントなどでグッズを販売します。販売する方法を間違えるとせっかくの収入が得られない可能性があります。そこで、本記事ではグッズを制作し販売する手順に沿って解説します。
VTuberがグッズを制作する際は、自分の作りたいものとファンに求められているものを一致させて作ると良いです。ファンはVTuberの個性やキャラクターを反映したグッズに興味を持ちます。VTuber自身が自分の作りたいものとして考えるアイデアやデザインが、ファンにとっても魅力的であれば、グッズはよりファンに受け入れられやすくなるでしょう。ここからはおすすめのグッズをご紹介します。
VTuberがグッズを制作する際はアクスタ(アクリルスタンド)がおすすめです。アクスタはデスクや棚などに置いて飾れるので、ファンが日常的に愛着を持って使えるアイテムとしても魅力的です。さらに、アクスタは比較的手軽に制作できるため、グッズ制作初心者でも生産しやすいでしょう。また、単価が低いので、在庫を抱えてしまったとしても大きな負担にはなりません。
マグカップやタンブラーは日常的に使われるアイテムで、長く使ってもらえるメリットがあります。ファンにVTuberのイラストが入ったマグカップやタンブラーを販売することで、より強い愛着や親近感を抱けるでしょう。また、マグカップやタンブラーは比較的価格が手頃であるため、多くのファンが手に入れやすいというメリットもあります。
バッグは機能性が高く、長く使ってもらえるメリットがあります。VTuberのキャラクターやロゴをプリントしたバッグは、普段使いだけでなく、ファン同士で推しをアピールする手段としても機能します。さらに、バッグは様々な種類やデザインがあり、用途に応じて選択肢が広がるため、ファンの好みやニーズに合わせて様々なスタイルのバッグを制作することが可能です。そのため、ファンが自分にぴったりのバッグを見つけやすくなり、満足度の高いグッズとして受け入れられる可能性が高まります。
スマホケースは日常的に使われるアイテムであり、ファンが常に持ち歩けます。これにより、ファンは自分のスマホを使う度にVTuberとの繋がりを感じることができ、また配信を見たいと思えることでしょう。また、スマホケースは比較的小さなアイテムでありながら、デザインの自由度が高いため、VTuberのキャラクターやイラストを表現しやすいメリットがあります。さらに、スマホケースは多くの人々が所有しているアイテムであり、様々な年齢層や性別のファンにアピールが可能です。そのため、幅広い層への宣伝に繋がります。
ステッカーは低コストで制作することができるため、生産コストを抑えつつ多くのファンに手に取ってもらいやすいアイテムです。ステッカーは自由に貼り付けられるため、ファンの生活に無理なく取り入れやすいという利点があります。また、ステッカーはファンのコレクションアイテムとしても楽しまれることがあります。ファンはステッカーを集めたり交換したりすることで、ファン同士の繋がりをより深められるでしょう。
グッズのデザインを自作するのも一つの方法ですが、デザインが苦手な方もいらっしゃるかと思います。そういう時はプロのデザイナーに依頼することをおすすめします。ここからはデザインを外注する際に使えるサイトをご紹介します。
ココナラは国内最大級のスキルマーケットサイトであり、数多くのクリエイティブなサービスが提供されています。
イラストやデザインのカテゴリでは、多くのクリエイターが活動しており、グッズイラストのデザイン依頼も可能です。プロフィールやポートフォリオを参考にして、自分に合ったクリエイターを見つけましょう。
SKIMA(スキマ)は、クリエイターや専門家が様々なサービスを提供するサイトです。
イラストレーターやデザイナーが在籍しており、グッズイラストのデザイン依頼も可能です。SKIMAはアニメ調のイラストやデザインが多く、VTuberの雰囲気に合った制作物を作れます。
グッズのデザインが完成したら、グッズを制作してもらうサービスで依頼しましょう。少量から依頼できるサービスも充実しているため、在庫を持ちたくない方におすすめです。
pixivFACTORYはpixivと連携したサービスです。pixivFACTORYでは制作可能なグッズの種類が豊富であり、Tシャツやマグカップ、スマホケースなど、様々なアイテムを提供しています。
pixivFACTORYの最大の特徴は簡単にグッズを作れるところです。画像1枚だけでもグッズ制作ができます。さらに、pixivFACTORYではグッズ1個から生産可能です。そのため、在庫が余らないように調整できます。
ME-Q(メーク)は低価格で、スマホケースやキーホルダー、エコバッグ、Tシャツなど、さまざまなアイテムを1個から制作可能です。
さらに、ME-QはBASE連携が可能なため、販売も簡単に行えます。BASEは、オンラインストアを簡単に作成できるサイトであり、ME-Qとの連携によって、VTuberは自身のオリジナルグッズを効果的に販売できます。BASEを利用している方にとってありがたいサービスと言えるでしょう。
ファンクリでは制作可能なグッズの種類が多く、Tシャツやブランケット、タオル、マグカップ、アクリルキーホルダー、アクスタ等様々です。
また、ファンクリのサイトは使いやすくユーザーに使いやすく設計されており、初めての方でもスムーズに使えるでしょう。さらに、ファンクリではデザインシミュレーションを何度でも無料で行えます。これによって、VTuberは自分のイメージに合った最適なデザインを見つけることができ、ファンにより魅力的なグッズを提供することができます。
グッズを制作したら、販売しましょう。Vtuberのコミュニティは小さく、オフラインでの販売は難しいため、グッズ販売をするなら、オンラインがおすすめです。また、オンラインで販売するなら以下2つのサイトがおすすめです。2つのサイトの特徴を合わせてご紹介します。
BOOTHは、クリエイターがオリジナルの作品やグッズを販売できるサイトです。
Vtuberが利用することで、オリジナルのグッズをオンライン上で自由に販売できます。また、BOOTHではサイト制作が不要で、簡単にオンラインストアを構築できます。さらに、BOOTHはpixivが運営するネットショップサービスのため、pixivFACTORYと連携が可能です。pixivFACTORYでグッズ制作をした方はBOOTHで販売することで、スムーズに手続きが完了するでしょう。
BASEは、オンラインストアの開設や商品販売を簡単に行えるプラットフォームです。
BASEはネットショップ作成サービスとして、もっとも開設数が多いため、安定感や信頼性があります。また、BASEではデザインのテンプレートが多く、初心者でも簡単におしゃれなショップデザインにカスタマイズ可能です。これによって、VTuberは自分のブランドイメージに合ったオリジナルなショップを作成できます。さらに、BASEはME-Qと連携が可能です。ME-Qでオリジナルグッズを制作した方なら、BASEを利用するとスムーズにショップ開設ができるでしょう。
ここからはグッズ制作から販売までの一例をご紹介します。pixiveFACTORYを使用してアクリルキーホルダーの制作を行い、BOOTHで販売する方法を列挙します。
まずは、pixivFACTORYにログインします。ログインにはpixivアカウントが必要なので、事前にアカウントを作っておきましょう。
ログインしたら、アクリルキーホルダーの制作ページに移動します。左のアクセサリーのタグにカーソルを合わせることで、下にグッズの欄が出てきます。欄の中から「アクリルキーホルダー」をクリックしてください。
「アクリルキーホルダー」をクリックしたら、別の画面が開きます。アクリルキーホルダーを作る際は「つくってみる」をクリックしてください。
「つくってみる」をクリックしたら、次の画像のような画面になります。ここでは制作したいイラストをアップロードし、サイズや仕様を設定できます。
デザインが完成したら、プレビューを押して確認しましょう。問題なければ保存するをクリックしてください。
グッズ制作が完了したら、BOOTHの販売ページに移動しましょう。BOOTHはpixivアカウントでログインできます。BOOTHにログインしたら、「作品を出品しよう」をクリックします。
「作品を出品しよう」をクリックすると、別の画面が開きます。画面下の「登録スタート」をクリックしてください。
「登録スタート」では販売サイトを作るための、ドメインやショップ名、オーナー情報、デザイン等の重要な設定をします。入力漏れがないかチェックしながら、進めましょう。
Vtuberが個人で小規模な販売をする際は、「オンデマンド販売(完全受注生産)」か「倉庫へ入荷」の2つがおすすめです。
オンデマンド販売は注文が入った時点で製造し、発送する方式です。注文が入ったらBOOTHが自動で制作、発送してくれます。また、発注された分だけ制作するため、在庫が残ってしまうリスクが少ないです。ただ、その分(販売価格+送料)×5.6%+22円のサービス代がかかります。
一方、倉庫へ入荷の場合、事前に一定数の在庫を倉庫に入れておき、注文が入った際にその在庫から発送する方式です。BOOTHには倉庫サービスがあり、倉庫の管理から発送まで請け負ってくれます。在庫を持つため、製作費や手数料が低くなりますが、在庫リスクと発送手数料がかかることに注意が必要です。
販売方法が決まったら、BOOTHのショップページを公開しましょう。ショップの公開にはメール認証が必要のため、pixivアカウントのメールアドレスを開き、認証を済ませましょう。
BOOTHのショップページを公開したら、アクリルキーホルダーの商品を登録しましょう。「商品管理」をクリックし、「+商品登録」を開いてください。
すると、商品情報を登録できるので、商品名や商品画像、カテゴリ、値段等を設定してください。
商品の説明や価格設定を確認したら、販売を開始しましょう。
Vtuberを長く続けるには広告収益以外の収入源がおすすめです。なぜなら、広告収益だけに頼ってしまうと収益が停止してしまうと、モチベーションを維持できなくなります。グッズ販売は意外と難しくないものです。多くのプラットフォームやサービスが提供されており、自分のデザインやアイデアを簡単に実現できます。また、グッズの制作や販売に関する手続きもオンライン上で完結できるため、手間やコストを最小限に抑えられます。さらに、グッズ販売を通して、ファンをもっと魅了させられることもメリットの1つです。ファンと一緒に配信活動を盛り上げるためにも、グッズ販売を検討しましょう。
視聴者を定着させるためにソフトに期待できることとしては、初見の視聴者を配信に定着させ、常連を積み上げていくような効果です。
そのような観点からおすすめなのがCastCraftです。
大きく分けて、
の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。
機能 | 目的 |
---|---|
コメビュ | 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート |
Screen | 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする |
収益化 | 視聴者を大事にする形で収益化する |
CastCraftでは、初見と常連を一目で判別できるだけでなく、視聴者データを蓄積して視聴者全員を覚えてメモを付けることができます。
ゲーム配信中に来てくれた初見の人が雑談配信のときにまた来てくれたら、その参加実績に気づくことが簡単になり、より新しい視聴者が定着しやすくなります。
さらに、配信で行われた未読スパチャ/未読ビッツ/その他投げ銭などの重要情報をコメントビューアー上部に固定しておき、読み上げたかどうかの既読管理ができます。
CastCraftのScreen機能では、視聴者の行動に応じて画面を盛り上げる演出を盛り込むことができます。
たとえば、下記のようなエフェクトを特定のコメントや視聴者の行動に応じて画面に出現させることができます。
自由自在な文字エフェクトもつくれます。
お手持ちの画像やGIFにもアニメーションを付けてエフェクト化することができます。
また、視聴者を大事にしながら収益化を図ることができます。
上記のような機能により、CastCraftは配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。
導入している配信者さんの事例としては、
等がいらっしゃいます。
導入されたチャンネルの総登録者数は1.3億人を超えており、これまで130万回以上の配信で使われています。
CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。