Vtuberの作り方解説!おすすめのソフト4選もあわせて紹介

最終更新 2024-07-23
④Luppet

目次

Vtuberにはさまざまな作り方がある

昨今、Vtuberはライブ配信の主流を担いつつあります。
企業に所属して活躍するVtuberがいる一方で、最近では個人でアバターを作成して活動する個人勢Vtuberも増えてきました。
ただ、ひと口にVtuberの作り方と言っても、2Dモデルを作るか3Dモデルを作るかによって使用するソフトが違ったり、実際に動かすためのトラッキングソフトも変わってきます。
本記事では、アバターの作成からライブ配信で実際に使えるようになるまでの手順を解説していきます。
この記事を読みながら設定を行えば、貴方もすぐVtuberとしてデビューできるようになりますので、是非最後までお読みください。

Vtuberモデルの作り方【Live 2Dモデル / 3Dモデル】

Vtuberの作り方とは?デビューまでの流れを確認しよう

メリットとデメリットを把握する

Vtuberは実写では行えない表現ができる反面、実写ではないために弊害が発生することもあります。
アバターを作り始める前に、まずはVtuberになるメリットとデメリットを確認していきましょう。

Vtuberのメリット

  • 顔を出さずに配信活動が行える
  • 理想の外見を作ることができる

身バレする危険性を減らし、理想の見た目で活動を行えるのがVtuberのメリットです。

Vtuberのデメリット

  • 配信機材を揃えるのにお金が掛かる
  • アバターや素材の購入、制作依頼にお金が掛かる

実写に比べ配信に必要な機材やソフトが多く、お金が掛かるのがVtuberのデメリットです。

しかし、Vtuberも工夫によってはフリーソフトやフリー素材を駆使して、イニシャルコストを抑えることも可能です。その方法は本記事の中で順番に解説していきます。

事務所への所属を検討する

次は、事務所所属と個人勢のメリットとデメリットを確認していきます。

事務所に所属するメリット

  • 配信機材の準備やマネジメントなど、事務所からのフォローやサポートを受けられる
  • プロモーションや企画に掛けられる予算が段違いに多い

活動への多大なバックアップを受けられるのが、事務所に所属するメリットです。

事務所に所属するデメリット

  • 厳しいレギュレーションや制約がある
  • 収益全てが自身に入るわけではないため、個人よりも稼ぎにくい可能性がある

自由が少なく、収益も得づらいのが、事務所に所属するデメリットです。

個人勢のメリット

  • 活動の自由度が高い
  • 自分のペースで活動を行える
  • 事務所のマージンがないため、企業に所属するより収益を得やすい

とにかく自由度が高いことが、個人勢のメリットです。

個人勢のデメリット

  • 企画、戦略立案、動画編集など活動に関わる全てを自身で行う必要がある
  • 機材の準備なども全て実費のためイニシャルコストが掛かる

全て自己責任、自己負担になるのが、個人勢のデメリットです。

どちらが良い悪いではなく、自身にとってどちらの方が楽しく活動を行えるかが重要です。
なので、今一度メリットデメリットを確認し、事務所に所属することを目指すか、個人勢で活動を行っていくかを事前に決めておきましょう。

Vtuber制作に欠かせないおすすめソフト4選

2Dアバターを作成するソフトLive2D

Live2Dは、世界中で利用されている2Dイラストを立体的に動かすことが可能なツールです。

①Live2D

初回42日間限定でPRO機能を無料で利用でき、それ以降もPRO機能を利用する場合は月額税込1,309円(年額税込み15,708円)が掛かります。
大手VTuber事務所のホロライブやにじさんじのライバーもLiv2Dを利用しています。

Live2Dで作成したアバターを簡単に動かすソフトVtube Studio

Vtube Studioは、作成したLive2Dモデルを実際に動かすために必要なトラッキングソフトです。

②Vtube Studio

利用に関しては無料ですが、ウォーターマークを消すためのダウンロードコンテンツは税込1,520円(買い切り)です。
Live2Dアバターの作成ができていれば、簡単に動きの設定が行えます。

Vtube Studioの使い方は?Vtuberになる方法を解説

3Dアバターを作成するソフトVRoid Studio

VRoid Studioはオリジナル3Dアバターを作成・カスタマイズできるソフトです。

③VRoiStudio

完全無料で利用できます。
プリセットアイテムの種類が多く、アイテムの組み合わせとパラメーターの調整だけで簡単に3Dアバターを作ることが可能です。

Vtuberの3Dモデルの作り方【個人勢/オリジナルアバター】

VRoid Studioで作成したアバターを簡単に動かすソフトLuppet

Luppetは、WebカメラとLeapMotion(手の動きをトラッキングする機材)を使用して3Dアバターを動かすトラッキングソフトです。

④Luppet

料金は個人向けで税込6,600円(買い切り)です。 また、Webカメラとは別でLeapMotion(税込12,780円)を購入する必要があります。
こちらは顔や表情の動きだけでなく手も動かすことができる点が特徴です。

Vtuber活動を3Dアバターで始める方法を徹底解説!

Vtuberの作り方解説

Vtuber制作の工程

一例として、ここではLive2Dでアバターを作成し、Vtube Studioで動かすまでのおおまかな工程を解説します。

手順1:キャラクターデザインを行う。

まずはアバターの元になるキャラクターのデザインを用意する必要があります。

Vtuberのキャラデザ方法を解説!制作依頼できるおすすめサイト5選も紹介

自身で描けない方は、フリーランスで活動しているクリエイターに直接依頼できるココナラで制作依頼を行いましょう。

⑤ココナラ キャラデザからモデリングまで

(※ココナラでは、キャラデザからモデリングまでを一括で対応してもらえる方から、キャラデザのみ、モデリングのみに対応している方もいるので、自身の要望に合った対応をしてもらえるクリエイターを探しましょう)

見積依頼を行い、金額に問題がなければキャラデザの設定を送ってデザインを依頼しましょう。
キャラデザに関しては、髪型、色、服装、性格に至るまで細かく設定しているほどイメージに近いデザインを行ってもらえます。
また、表情の差分に関しても必要な表情を伝え、作成してもらいましょう。

手順2:パーツを分けたイラストの作成を行う

キャラデザが完成したら、そのデザインを元にして部位のパーツ分けを行ったイラストも作成してもらいましょう。
パーツ分けを細かく行うほどアバターの動きを細かく設定してもらえるようになりますが、依頼費用も上がるため、事前にどのくらいの細かさで分けるかもクリエイターに伝えておきましょう。

手順3:Live2Dで動作設定を行う

パーツ分けが完了したら、Live2Dで動作設定をモデラ―に依頼しましょう。
どうしても費用がかさんでしまうため、自身で勉強をしながらモデリングを行おうとする方も多くいますが、0から勉強してモデリングを行えるようになるには相当な時間が掛かるため、基本的には依頼するようにしましょう。

手順4:Vtube Studioで動作確認を行う

Live2Dでの動作設定も完了したら、最後はVtuber Studioで動作確認を行いましょう。
こちらは自身で行い、おかしな挙動をする場合はモデラ―へ修正依頼を行って下さい。

自分で制作できない場合のVtuberの作り方

動かないアバターのみで活動する

上記で解説した方法で配信を開始するためには、ハイスペックなPC(デスクトップPC等)やWebカメラ、コンデンサーマイクなどの機材が必要となり、費用が掛かります。
最初からそこまで費用を掛けられない方は、CHARATなどの無料でアバターを作れるサイトでイラストを作成して活動を初めてみましょう。

⑥CHARAT

Vtuberを制作依頼する

Vtuberの作成を制作会社へ依頼すれば、自身で作成する必要がなく、尚且つプロのデザインでVtuberになることができます。
ただし依頼費用は高額になるため、費用が気になる方はココナラを利用してみてください。

⑦ココナラ Vtuber アバター

Vtuberのモデル作成を依頼する方法を解説!制作会社/個人へ依頼するメリットデメリットなど

Vtuberの作り方以外に必要なもの

オープニングムービーやBGM

Vtuberとして配信を開始する際には、BGMやオープニングムービーを用意しておくと、他Vtuberと配信クオリティの差別化を図ることができます。

BGMに関しては、著作権フリーのBGM・音楽素材をMP3形式でダウンロード配布しているDOVA-SYNDROMEを利用している企業勢Vtuberも多くいるため、ここから好みのBGMを探してみてください。

⑧DOVA-SYNDROME

オープニングムービーは、自身で作成することが難しい方は先ほど紹介したココナラで制作依頼を行うか、クリエイターの創作物をかんたんに購入できるBOOTH から探して購入してみてください。

⑨ココナラ オープニングムービー

⑩BOOTH オープニング動画

また、実際に配信を行う際には、配信を開始してからでないと設定できない項目もあるため、配信待機画面も用意しておきましょう。

⑪待機画面

このような待機画面はBOOTHで無料~500円で購入することが可能なため、探してみてください。

待機画面の作り方!配信でのメリットやVtuber向けのOBS設定方法も解説

配信オーバーレイやデザイン

配信画面にアバターが映っているだけでは、Vtuberとしての人気を獲得することは難しいです。
アバターや活動内容に則したデザインや、視聴者にとって見やすいデザインの配信オーバーレイも用意しておきましょう。
オーバーレイ自体はこちらもココナラBOOTHで探してみてください。

Vtuberの配信画面の作り方とデザイン方法

また、配信上にコメントを表示する方法も確認しておきましょう。
オススメは簡単に配信画面を彩れるコメントビューア―のCastCraftです。

⑭CastCraft

OBS上でのコメント表示をかわいいデザインにカスタマイズする方法【吹き出し風も】

Vtuberの作り方を実践して今すぐデビューしよう!

Vtuberを作る(実際に配信を開始できるようにする)には、時間と費用と手間が掛かります。しかし、一度アバターの作成や配信画面の設定を行ってしまえば、後は大きく時間を掛けることなく配信を行うことが可能です。是非ともこの記事を読みながらVtuberを作り、快適な配信生活を始めましょう!

Vtuberは2Dと3Dのどちらがよい?違いやメリット・デメリットを徹底解説!

Vtuberが視聴者を定着させるために

視聴者を定着させるためにソフトに期待できることとしては、初見の視聴者を配信に定着させ、常連を積み上げていくような効果です。

そのような観点からおすすめなのがCastCraftです。

大きく分けて、  

  • 視聴者を覚えるYouTube/Twitchコメビュ
  • 配信画面演出のScreen
  • 収益化のための機能

の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。

機能 目的
コメビュ 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート
Screen 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする
収益化 視聴者を大事にする形で収益化する

コメビュ(視聴者/コメント管理)機能

CastCraftでは、初見と常連を一目で判別できるだけでなく、視聴者データを蓄積して視聴者全員を覚えてメモを付けることができます。
ゲーム配信中に来てくれた初見の人が雑談配信のときにまた来てくれたら、その参加実績に気づくことが簡単になり、より新しい視聴者が定着しやすくなります。

CRM候補1

さらに、配信で行われた未読スパチャ/未読ビッツ/その他投げ銭などの重要情報をコメントビューアー上部に固定しておき、読み上げたかどうかの既読管理ができます。

CastCraftのコメント管理機能

Screen(画面演出)機能

CastCraftのScreen機能では、視聴者の行動に応じて画面を盛り上げる演出を盛り込むことができます。

たとえば、下記のようなエフェクトを特定のコメントや視聴者の行動に応じて画面に出現させることができます。

ペンライト

コメントに反応するエフェクトの設定方法

自由自在な文字エフェクトもつくれます。

文字スタンプ

文字エフェクトの設定方法

お手持ちの画像やGIFにもアニメーションを付けてエフェクト化することができます。

画像スタンプ(GIF)

画像スタンプの設定方法

いつでも投げ銭(収益化)機能

また、視聴者を大事にしながら収益化を図ることができます。

CastCraftの収益化機能

上記のような機能により、CastCraftは配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。

導入実績

導入している配信者さんの事例としては、

等がいらっしゃいます。

導入されたチャンネルの総登録者数は1.3億人を超えており、これまで130万回以上の配信で使われています。

CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。

CastCraftのダウンロードページ(利用無料)