配信活動をしている人にとって自分の個性を活かして、他にはない配信画面を作成することは非常に重要なポイントの1つです。
特に配信初心者の方は「自分もこんな素敵な配信画面を作成してみたいけれど、OBSを使った配信画面の正しい作り方がわからない」と考えたことはありませんか。
この記事では、OBSを使った配信画面の作り方を次の項目にわけて解説していきます。
上記の基本を学び、配信画面を作るのに欠かせないOBSの使い方を覚えていきましょう。
CastCraftを今すぐダウンロードOBSでいう画面レイアウトとは、ゲーム画面やコメントの表示を画面上のどこに配置するかを決めることです。
ここではOBSで配信画面のレイアウトを決める方法を解説していきます。
今回は解りやすく簡単にレイアウトしやすい「画像」ソースを使って解説していきます。
まずソースタブの「+」ボタンから「画像」を選択して配信画面に追加します。
もう一つ追加したいソースを同様の方法で追加します。
サイズや位置を調整して、画面の構成を作成しましょう。
各ソース毎にサイズ変更することも可能ですが、Windowsであれば「CTRL」ボタンを押しながら複数選択をして一括で変更することも可能です。
他にもソースを一括化してサイズ変更を行なう方法を解説します。
ソースをグループ化することでサイズを変更する時に、一括で変更することが可能です。
グループ化して一括でサイズ変更する方法を解説します。
ソースタブにある「+」ボタンをクリックして「グループ化」のソースを追加します。
追加するソースにわかりやすく名前をつけましょう。
画像ではそのまま「グループ化」としてあります。
一括にまとめたいソースを「CTRL」選択することで複数選択できるので「グループ化」の上にドロップします。
画像ソースがグループ化されて、一括でサイズ変更やレイアウトを変更できるようになりました。
注意点として、グループ化して合体させたソースは個別にサイズ変更することができなくなるので、グループ化するソースはサイズ調整や位置調整などができてからグループ化するようにしましょう。
グループ化した後に個別にサイズ変更したい場合は、グループ化されたソースから外してからサイズ変更することで、個別にサイズの変更やレイアウトの調整ができます。
オーバーレイとは重ねる、被せることを意味しており、画面の上に他の画面を被せて表示させることを言います。
例えばゲーム画面の上から、画面の枠となる静止画像を被せたり、ゲーム画面の上に自身の実写映像を被せたりすることでテレビのワイプ画面の様な仕上がりにすることができます。
ここではOBSの配信画面にオーバーレイを追加する方法を解説します。
今回はこの「フォートナイト」のゲームプレイ画面にオーバーレイを追加していきます。
ソースの追加から、画像を選択します。
任意でわかりやすく好きな名前を付けます。
ソースタブで認識しやすいよう今回は「配信用オーバーレイ」としました。
配信画面を作りこんでいくと、オーバーレイの画像の上にコメント表示をさせたり、配信概要のテキストを載せたりすることがあるので、ソースタブが複雑になっていきます。
元となるオーバーレイの画像の画像がすぐに認識できるように名前を付けることをおすすめします。
画像としてそのままアップロードします。
このままではゲーム画面の上に画像が被ってしまいゲームプレイ画面が見えなくなります。
そこでソースタブ内の順序を入れ替え「ゲームキャプチャ」の下になるように「配信用オーバーレイ」を入れ替えました。
オーバーレイ画面をゲームプレイ画面の背面にできれば、細かい調整を行ないゲームプレイ画面とうまく合わせていきます。
サイズの調整ができてから「ゲームキャプチャ」と「オーバーレイ用画像」の2つのソースで、先ほど解説した「グループ化」をすれば、オーバーレイとゲーム画面のサイズ変更をバランスを崩すことなく、一括で行なうことができるのでおすすめです。
ここまでは、OBSに直接画像を追加して配信画面を作る方法を紹介しました。ただ、シンプルな画像を背景に置いて、その上にカメラの映像やゲーム画面を置くだけでは、味気なく感じますよね。
そこでここでは、すでに配信画面に必要な項目が画像に反映されている、オーバーレイをダウンロードできるサイトを紹介していきます。
これらのサイトから画像をダウンロードすれば、すぐに1段階上のおしゃれな配信画面を作れるので、ぜひ確認してみてください。
BOOTHは、pixivと連携した創作物の総合マーケットプレイスです。
多くの個人クリエイターが出品しており、配信画面やオーバーレイと検索するだけで、多種多様なデザインが見つかります。
ポップで可愛いものから、クールなものまでジャンルが幅広く、他の配信者と被りにくいユニークな素材を探せるのが魅力です。 有料版だけでなく、無料でダウンロードできる素材も多いため、コストを抑えたい初心者の方に適しています。
スコラボは、ライブ配信を盛り上げるための素材配布に特化したサイトです。特にVtuber向けの素材が充実しています。
雑談配信や歌枠配信といった用途別、あるいは和風、サイバーなどのテイスト別で配信素材を探せるのが大きな特徴です。
デザインの知識がなくても使えるセット素材が多いため、無料で高クオリティな配信画面をすぐに構築できます。背景画像だけでなく、コメント欄や時計などのパーツも揃っているため、統一感のある配信画面を作りたい方におすすめです。
ここまでに紹介したサイトを使えば、実写配信やVtuber配信の配信画面を、より豪華にするための画像が手に入ります。
さらに配信画面にこだわりたい場合は、ウインドウキャプチャで1アイテムずつ素材を反映させる方法や、プロに配信画面の作成を依頼する方法、配信用の背景素材を自作する方法などを活用しましょう。
より詳しい配信画面の作り方は、以下の記事からご確認ください。
視聴者が盛り上がるような、動く配信画面をOBS上で作る方法として、特におすすめしたいのがCastCraftのScreenという機能です。
ペンライトや流れ星など、配信映えするエフェクトを特定のコメントに反応させたり、文字エフェクト、テロップ等もリッチに作り込み、導入することができます。
設定した条件のコメントに反応する画面演出を設定できます。

特定のコメントに反応する高度な文字エフェクトが簡単に作れます。

設定した複数のテキストを、アニメーション付きのテロップ形式でOBSに映し出せます。

指定した特定のエリアにコメントがポップアップするような見た目のコメント表示ができます。
画像やGIFからアニメーション付き配信エフェクトを手軽に作りだせます。
この記事では、OBSで配信画面の作成方法について基本的な操作を解説してきました。
素材さえあれば、この操作だけで色々な素材を重ね合わせることで自分だけの配信画面を作成することができます。
個性的な配信画面を作成することで、視聴者の記憶に残る配信画面になるとともに、初めて来た視聴者の人にアピールすることができます。
紹介した方法やソフトを活かして自分なりの配信画面を作成してみましょう。
配信で視聴者のコミュニティ形成をうまく行うことで、日常の配信をより面白いものにすることができます。
そのような観点で最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。
CastCraftは上記のような機能により、配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。
導入している配信者さんの事例としては、
等がいらっしゃいます。
導入されたチャンネルの総登録者数は1.6億人を超えており、これまで20万回以上の配信で使われています。
CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。
