メッセージボード(固定テロップ)

設定した複数のテキストを、アニメーション付きのテロップ形式でOBSに映し出せます。

メッセージボードデモ

導入のための設定

1. 「メッセージボード」ウィジェットの追加

  1. CastCraftのScreenタブにて、「クラフトモード」への切り替え
  2. 「ウィジェット設定」タブへ
  3. 「+」ボタンから「メッセージボード」ウィジェット追加

ウィジェット設定

メッセージボードウィジェットの選択

2. 画面内でのウィジェットの位置と大きさを調整

クラフトモードの状態で画面内のウィジェットをクリックすると、ウィジェットの周りに緑色の枠線が現れます。
この状態でドラッグ&ドロップすることでウィジェットの位置と大きさを調整できます。

位置と大きさの調整

SHIFTを押しながらドラッグ&ドロップするとスナップ(吸着)せずに位置を調整できます

2-1. 縦に文字が流れるテロップを作りたい場合

クラフトモード状態でウィジェットを選択し、ドラッグ&ドロップでウィジェットの形状を縦長の長方形にする(縦幅を横幅より大きくする)と、自動的に縦に文字が流れるテロップに切り替わります。

縦に流れる文字テロップ

3. 流れる文字列やデザインのカスタマイズ

クラフトモード>ウィジェット設定>メッセージボードの「設定」ボタンから、
メッセージボードの文字列やデザイン、アニメーション等のカスタマイズが可能です。

3-1. 文字列のカスタマイズ

「メッセージ設定」の項目では、流れるメッセージの修正・追加が可能です。

流れる文字テロップのカスタマイズ

3-2. 文字の見た目のカスタマイズ

「文字スタイル設定」や「文字設定」の項目で、文字の見た目に関するカスタマイズが可能です。

メッセージボードの「文字スタイル設定」でネオンを選択して、ネオン風に光る文字を設定したい場合
クラフトモード > カメラ効果設定 > バックスクリーンカメラの設定から、「Bloom」を有効にしてください

ネオン

カメラ効果設定

bloom

「バックスクリーンカメラ」のカメラ効果設定は、現状「メッセージボード」と「チャットボックス」に適用されます。この2つのウィジェットが光りすぎる場合は、バックスクリーンカメラのBloomにて、「強度」を下げるか「閾値」を上げる調整を行ってください。

3-3. 文字アニメーションのカスタマイズ

「出現アニメーション」「消失アニメーション」から、文字の動き方についてのアニメーションをカスタマイズできます。

3-4. 背景やフレームのカスタマイズ

「背景スタイル設定」から、背景パネルやフレームをカスタマイズできます。

配信での利用

4. CastCraftでScreenタブを起動

配信で利用する際はCastCraftでScreenタブをクリックしてScreenを起動状態にする必要があります。

その際、「キャストモード」になっていることを確認しましょう

キャストモードの状態でもテロップで流れる文字列を変更できます

キャストモードの状態でも、右側の「メッセージボード」というタブから文字テロップの文字列を編集・追加できます。

キャストモードでの文字テロップ編集

トラブルシューティング

メッセージボードを追加してもプレビューが表示されない場合

他のエフェクトは表示されるのに、メッセージボードのウィジェットを追加してのプレビューが表示されない場合、下記の手順を行うことで表示の問題が解決する場合があります。

  1. いったんCastCraftを閉じる

  2. コントロールパネルから「フォント」と検索して、「フォント」というメニューをクリック

コントロールパネルからフォントと検索

  1. PCにフォントがインストールされている状態を確認する

フォントの状態を確認

  1. 再度CastCraftでScreenタブを開く

Screenで問題が生じた場合

Screenで問題が生じた場合

Screenで画面動作が重い場合

Screenで画面動作が重い場合

ウィジェットの光加減を調整したい場合

ウィジェットの光加減を調整したい場合

Screenでチャットボックスを表示させたくない場合

  • デフォルトの状態だと、CastCraftでコメントを取得するとScreen画面上でコメントが流れます(参考:「触れるコメビュ」機能)
  • 流れるコメント欄をScreenで表示させたなくない場合は、クラフトモード > ウィジェット設定 > 「チャットボックス」右側のメニューをクリック > 「削除」をクリックして、ウィジェットを削除します 

チャットボックスウィジェットを削除

  • ウィジェット一覧の右側にある「+」ボタンから、ウィジェットは再び追加できます