VTuberの案件例を紹介!依頼相場や案件の探し方も解説

最終更新 2025-06-07
VTuberの案件について

目次

VTuberの案件相場は認知度で上下する

VTuberとして活動する中で、企業案件はチャンネルの収益性や知名度を向上させるための大きなチャンスですが、案件の依頼相場はVTuberとしての認知度によって大きく変動します。
特にチャンネル登録者数や動画再生回数は報酬に直結しやすく、登録者数が1万人のVTuberと10万人のVTuberでは、同じ案件を受けていたとしても報酬に数倍の差が出ることもあります。

以下の表は、チャンネル登録数と動画再生回数から見た案件相場の目安です。

チャンネル登録者数 案件相場
1万人未満 1万円~5万円
1万~10万人 5万円~30万円
10万~50万人 30万円~100万円
50万人以上 100万円~500万円以上
動画再生数 案件相場
1万回未満 5,000円~3万円
1万~10万回 3万円~15万円
10万~50万回 15万円~100万円
50万回以上 100万円~500万円以上

VTuberの案件がなくならない理由

VTuberの影響力やターゲット層が有力

VTuberの案件がなくならない理由の一つは、VTuberが持つ影響力と有力なターゲット層の存在です。
人気VTuberは、YouTuberとしてYouTubeなどの配信プラットフォームやSNS上で多くのファンを抱えていることから、拡散力の高いインフルエンサーとしての影響力を持っています。
特に、10代から30代のインターネット文化に慣れ親しんでいる若年層に強い支持を得ているため、そうした世代にアプローチした企業にとっては非常に魅力的です。
また、VTuberごとに特有のキャラクター性と視聴者層が存在するため、案件を依頼する企業は自社の商品やサービスのイメージに合わせたVTuberを選んで依頼することができます。

プロモーション方法が多彩

また、VTuberのプロモーション方法が多彩であることも、案件がなくならない理由の一つです。
VTuberの活動ジャンルは、雑談配信やゲーム実況、お絵描き配信、歌配信など幅広く、その中でも老若男女様々な層をターゲットにした配信が存在するため、案件に適したVTuberを見つけやすくなっています。
特にVTuberは、ゲームやアニメのキャラクターと違い明確な「中の人」が存在することから説得力が出やすく、結果としてプロモーションの効果も高くなります。

費用対効果が高い

他にも、VTuberの案件がなくならない理由には、費用対効果の高さが挙げられます。
VTuberには熱量の高いファンも多く、日常的にスーパーチャット(投げ銭)をしたりボイスやグッズなどを購入する文化が根付いていることから、商品やサービスへの関心も高まりやすくなっています。
特にゲーミングデバイスや宅配弁当など、VTuberのファン層に訴求力が高い商品やサービスであれば、一般的なWeb広告やテレビCMより高い効果が得られることもあります。
こうしたVTuberに案件を依頼するメリットの高さから、VTuberに案件を依頼する企業は今後も増え続けると考えられ、VTuber界隈の発展に伴う更なるジャンルの拡大も期待できます。

VTuber案件の依頼相場

チャンネル登録者数による依頼相場

VTuber案件の依頼相場は、チャンネル登録者数を基準として大きく変動します。
登録者数が少ないうちは1万円前後、場合によっては商品提供のみで無償の案件もありますが、登録者数が1万人を超えると5万円以上の案件が来ることも一般的です。
登録者数が10万人を超える有名VTuberになると大型タイアップ等の案件も増え、特に人気企業所属のVTuberであれば一回の案件が500万円以上になることもあり得ます。

チャンネル登録者数 案件相場
1万人未満 1万円~5万円
1万~10万人 5万円~30万円
10万~50万人 30万円~100万円
50万人以上 100万円~500万円以上

動画再生数による依頼相場

また、動画再生数も案件の報酬に直結する重要な指標です。
再生数が1本あたり1万回未満のVtuberの場合、やはり案件報酬も1万円を下回ることがあります。
一方で、投稿動画が平均して10万回以上、動画によっては50万回再生されているVTuberであれば、100万円以上の高額報酬を得られることもあります。

動画再生数 案件相場
1万回未満 5,000円~3万円
1万~10万回 3万円~15万円
10万~50万回 15万円~100万円
50万回以上 100万円~500万円以上

案件を依頼する企業は、配信のアクティブ数などを通じて案件効果の高さを判断するため、大型案件獲得には安定した視聴者数の増加が重要です。

ゲーム配信で人が来ない原因と、視聴者を増やすコツ

VTuber案件のおすすめの探し方

自分で案件に応募する

VTuberの案件は、ただ待っているだけでは獲得することはできず、積極的に自分からアピールしていくことが重要です。
XなどのSNSでは、VTuber向けの案件を公開募集している企業も多く、プロフィール文などで案件対応可能であることを公開しておけば、DMなどから気軽に案件の相談が舞い込むこともあります。
募集されている案件の内容は、メタバース系などのVTuberとの親和性が高いものから、寝具やコスメといった一見VTuberとの関連性が低いように思えるものまで様々です。
なお、案件によっては登録者数や活動期間、性別や年齢層などに条件があることもあるため、応募する際にはしっかりと詳細を確認し、また自分の配信スタイルや分野に合わせたものを選ぶことが重要です。

案件をもらうために実績を作る

一般的なYouTuberの場合と同様に、企業がVTuberに案件を依頼する際に重視する項目の一つが実績です。
積極的な配信活動やコラボ企画、大型イベントやゲーム大会への参加出場など、注目されやすい活動を通じて実績を作っていき、企業が案件を依頼したくなるVTuberになることも、案件の獲得に繋がります。
また、そうした実績が出来れば配信プラットフォームやSNS上での拡散力も上昇し、自然と登録者数や動画再生数が伸び、注目度が向上する好循環が生まれます。
VTuberが案件を獲得したければ、ちょっとした実績でも積極的に公開し、VTuber活動とは関係ないように思える特技や長所もアピールしていくことで、自身の実績を企業に見てもらうことが大切です。

案件紹介サービスに登録する

VTuberとして安定して企業案件を獲得したい方には、案件紹介サービスへの登録もおすすめです。
案件紹介サービスでは、求人サイトのような形式で企業が案件を掲載しており、VTuberが自分から案件に応募することもできれば、VTuberの登録情報を元に企業から直接オファーされる場合もあります。
多くの案件が公開されているため、ジャンルや報酬、条件などを細かく比較したうえで、自分に合った案件を探しやすいのも魅力的です。
また、こうした案件紹介サービスで案件を受けると、その実績が同サイト内で確認しやすい形で公開されるため、案件の実績作りにも最適のサービスとなっています。
次の章では、VTuberの案件探しにおすすめのサービス3選を紹介します。

VTuberの案件探しにおすすめのサービス3選

ぶいきゃす

ぶいきゃすは、VTuberと企業の橋渡しをするキャスティングサービスです。
よくあるVTuberを起用した広告案件だけではなく、リアルイベントの出演・開催やコラボ商品の展開など、様々なプロモーション活動の機会を提供しています。
特に注目すべきは、企業主催のゲームイベントやコラボ企画などに参加できる点で、企画を通じて新たな視聴者や案件を獲得する機会を得られます。
また、VTuber専門のサービスであることから、個人勢として自由に活動しながらも企業勢のような恩恵を受けられる点も魅力的で、長期的にファンを増やしたいVTuberにも適しています。

画像1-ぶいきゃす

AttendMe

AttendMeは、VTuber専門の企業案件マッチングサービスです。
提供VTuber数は2000人以上、総フォロワー数は2000万以上を超える大規模なマッチングサービスで、そのVTuberのジャンルや活動歴などに合わせて交渉から運営までを任せることができます。
案件に不慣れな方は小規模案件から受けることもでき、また企画立案や配信に関するサポートも受けられるため、経験の浅いVTuberでも安心して利用可能です。
ゲームイベントへの参加やコラボ商品の発売など、活動の幅を広げていきたい方、企業案件に本格的に取り組んでいきたいと考えている方に特におすすめのサービスです。

画像2-AttendMe

スコアド

スコアドは、プロフィールを登録するだけで案件を得られる、VTuber向けのPR案件マッチングサービスです。
プロフィールでは、VTuberとしての自己紹介は勿論、それまでに受けたお仕事の履歴やイベント出演などの活動情報、受けたい案件の方向性などをアピールすることができ、プロフィールの充実が案件の獲得に繋がります。
スコアド以外で案件を受ける場合でもポートフォリオとしても活用しやすく、VTuberとしての活動方針がしっかりと決まっていて、受けたい案件の方向性もVTuberの方に特におすすめのサービスとなっています。

画像3-スコアド

VTuber向け案件を獲得して活動の幅を広げよう!

VTuberとしての活動の幅を広げたいなら、企業案件の獲得は大事な機会です。案件の相場はチャンネル登録者数や動画再生回数によって変動しますが、VTuberとしての活動実績を積み重ねていくことで、より安定した案件の獲得に繋がります。また、企業はVTuberが持つ独自のキャラクター性や若者への影響力を重視して案件を出しているため、自らの強みを理解して自分に合った案件を選んでいくことも重要です。今回紹介したサービスを活用し、自分に適した案件を見つけ出して、VTuberとしての活動の幅を広げていきましょう。

YouTubeとTwitchで使える投げ銭ツール「いつでも投げ銭」

CastCraftの「いつでも投げ銭」機能を使えば、YouTube/Twitch視聴者と一緒に楽しみながら収益化できます。

この章ではいつでも投げ銭について詳しく説明していきます。

CastCraft「いつでも投げ銭」を利用するメリット

販売額の9割を毎月受け取れる

毎月、販売した税込額の9割を指定した銀行口座で受け取ることができます。

収益管理

既読管理機能で、読み逃しを防ぐ

配信中、CastCraftのコメビュ機能で配信で行われた投げ銭の情報をダッシュボード上部に固定しておき、読み上げたかどうかの既読管理ができます。

いつでも投げ銭既読管理

それだけでなく、CastCraftのコメビュ機能では、

  • 視聴者の初見判断
  • 全ての視聴者の情報を覚える
  • 視聴者にメモやタグをつけて管理

できるなど、視聴者と配信で向き合うための機能が非常に充実しています。

CastCraftのコメビュ機能

個別メール返信機能で特別な感謝を伝えられる

それぞれの投げ銭に対して、一回だけCastCraftのサーバーからメール個別返信を行えます。配信で伝えきれなかった感謝があるときはメールで伝えましょう。

いつでも投げ銭に返信

個別返信するメールにはボイス・動画・画像等の特典をファイル添付できます。

「ファイルを添付」を選択

棒読みちゃんに投げ銭のメッセージのみ読み上げさせられる

棒読みちゃん連携で、いつでも投げ銭のメッセージのみを読み上げさせられます。
視聴者の名前のみを読み上げるなど、読み上げ内容のカスタマイズもできます。

棒読みちゃんにYouTubeでコメントを読ませる

エフェクトを使った画面演出

CastCraftの画面演出機能であるScreenと連携することで、条件や金額に応じて画面演出を出し分けることができます(Windowsのみ)。

流れ星演出といつでも投げ銭オーバーレイ

Screenを起動しなくても、いつでも投げ銭オーバーレイを設定することで、投げ銭時にメッセージを画面に映し出せます(Win、Mac対応)。

CastCraftのダウンロードページ