個人勢Vtuberは2023年の時点でも国内に15,000人いると言われており、今でも毎月100人前後のVtuberがデビューしているとされています。
「そんな中で人気を獲得していくのは大変」と思う方もいるかもしれませんが、昨今は個人勢Vtuberへの注目度も高まっており、中には登録者数100万人を突破したVtuberも存在します。
本記事では、個人勢Vtuberになるために必要な事前準備や、人気Vtuberになるためのコツを解説していきます。
個人勢Vtuberとしての活動を始めるには、まずアバターが必要です。
アバターにはLive2D(2Dイラストにアニメーションをつけたモデル)と3Dの二種類がありますが、用意が可能であれば最初から二種類とも作成することをおすすめします。
※優先順位はLive2Dの方が高いですが、3Dアバターを持っていると撮影スタジオを使った企画がおこなえるので、活動の幅が広がります。
また、アバターは動画内だけでなくサムネイルにも頻繁に使用するので、ユーザーの目を引くためにもできるだけ高クオリティ(かわいい/カッコいいだけでなく、表情の差分が多いなど)のアバターを用意しておくと人気を獲得しやすくなります。
詳細なアバター作成の方法は以下の記事で解説しています。
アバターが用意できたら、次は配信用の機材を用意しましょう。
Vtuberとして十分な活動をおこなうためには、高スペックなPCやマイク、WEBカメラなどの最低限の機材だけでなく、オーディオインターフェース(音声をより高音質にできる機材)などの補助的な機材も最初から用意しておくことをおすすめします。
個人勢Vtuberにとって、初配信はその後の人気に直結する重要なものです。
もしも初期費用を削って低クオリティな配信をしてしまうと、その時点で人気Vtuberへの道がかなり険しくなると言ってもいいでしょう。
高クオリティな配信を実現するために必要な機材は以下の記事でまとめて紹介しているので、自分の予算で用意できる範囲を確認してみてください。
機材まで準備ができたら、次は配信に必要なソフトを準備しましょう。
ここまではできるだけ費用をかけて準備をすることをおすすめしてきましたが、配信ソフトは有名Vtuberも使用している無料の配信ソフト「OBS Studio」で問題ありません。
また、アバターを動かすためのソフトは、それぞれが求める機能によっておすすめできるものが変わってきます。
より詳細なソフトの解説は以下の記事でおこなっています。
Vtuberとしての準備はここまでで完了ですが、まだ配信者としての準備が完了していません。
配信者として人気を獲得したいのであれば、アバターや機材と同じく配信画面も高クオリティなものにしておく必要があります。
Vtuberなら最低でも雑談配信用、ゲーム配信用、歌枠配信用の三種類は持っておいた方がいいので、配信を始めるまえにこれらは作成しておきましょう。
配信画面用の背景画像やワイヤーフレーム、素材は無料で手に入れられることも多いので、まずは無料で素材を獲得できるサイトを巡回し、気になる素材はダウンロードして保管することをおすすめします。
※ダウンロード時は各サイトの利用規約を必ず読み、商用利用が可能かどうかを確認しておきましょう。
詳細は以下の記事をチェック
個人勢Vtuberとして人気を得るための最大のコツは、すでに人気がでているVtuberを徹底的に分析することです。
特に登録者ランキング上位に食い込んでいる個人勢Vtuberは、そのほとんどが周りのVtuberとの差別化ができているはずです。
人気個人勢Vtuberの共通点(一例)
人気のコツを細かく分析し、取り入れられるところは取り入れることが人気Vtuberへの近道だと言えるでしょう。
※2025年現在のトレンドは特化系Vtuberです。もし何か専門知識や特技がある場合は、それに特化した配信活動をおこなうことを検討してみましょう。
人気を獲得するためには、ショート動画の投稿も欠かせません。
昨今はTikTokやInstagramのリール動画のように短い時間で楽しめる動画が主流になっているため、知らないVtuberの1〜2時間に渡る配信が見てもらえる可能性は極めて低いと言えます。
なので、配信開始直後は自分の存在を広く知ってもらうためにも積極的にショート動画を作成して投稿するようにしましょう。
※ショート用の動画を1から作成するのもいいですが、配信を60秒以内の切り抜き動画にして投稿すると配信アーカイブへの導線も作れるのでおすすめです。
自身の活動を広く知ってもらうために、SNSでの情報発信も必ずおこないましょう。
配信を始めたての頃はなかなか動画の再生回数も伸びず、YouTube内で自分の動画がおすすめに上がることもほとんどありません。
なので活動を始める際にはVtuber用の専用アカウントを作成し、動画のPRや配信開始の投稿などを徹底しておこなうようにしましょう。
また、リスナーのリプに返事をしたり、自分について発信してくれている人の投稿にいいねを押しに行くことも固定ファンの獲得にもつながるのでおすすめです。
もし英語を話せるのであれば、海外ユーザー向けの配信や動画作成をおこなうことも効果的です。
昨今は海外でもVtuber人気が加速しており、大手Vtuber事務所も海外に拠点を持つなどのグローバル展開をおこなっています。
また、純粋にYouTubeユーザーの数を考えても日本より圧倒的に海外ユーザーの方が多いため、もし英語が話せない人でもAI翻訳や字幕を活用し、海外ユーザーにリーチできる方法も考えておきましょう。
※ここまで個人勢Vtuberが人気を得るためのコツを4つ紹介してきましたが、より詳しい内容は以下の記事にまとめてあります。気になる方はそちらもチェックしてみてください。
個人勢Vtuberはかなりの飽和状態であり、そこから飛び出して人気Vtuberになるのはかなり難しいと言われています。しかしその飽和状態は反対に、Vtuberに対する注目度が年々高まっていることの現れでもあります。今から個人勢Vtuberとして活動を始める方は、ぜひ本記事で紹介したコツなどを参考にし、人気Vtuberへの道を歩み始めましょう!
視聴者を定着させるためにソフトに期待できることとしては、初見の視聴者を配信に定着させ、常連を積み上げていくような効果です。
そのような観点からおすすめなのがCastCraftです。
大きく分けて、
の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。
機能 | 目的 |
---|---|
コメビュ | 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート |
Screen | 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする |
収益化 | 視聴者を大事にする形で収益化する |
CastCraftでは、初見と常連を一目で判別できるだけでなく、視聴者データを蓄積して視聴者全員を覚えてメモを付けることができます。
ゲーム配信中に来てくれた初見の人が雑談配信のときにまた来てくれたら、その参加実績に気づくことが簡単になり、より新しい視聴者が定着しやすくなります。
さらに、配信で行われた未読スパチャ/未読ビッツ/その他投げ銭などの重要情報をコメントビューアー上部に固定しておき、読み上げたかどうかの既読管理ができます。
CastCraftのScreen機能では、視聴者の行動に応じて画面を盛り上げる演出を盛り込むことができます。
たとえば、下記のようなエフェクトを特定のコメントや視聴者の行動に応じて画面に出現させることができます。
自由自在な文字エフェクトもつくれます。
お手持ちの画像やGIFにもアニメーションを付けてエフェクト化することができます。
また、視聴者を大事にしながら収益化を図ることができます。
上記のような機能により、CastCraftは配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。
導入している配信者さんの事例としては、
等がいらっしゃいます。
導入されたチャンネルの総登録者数は1.6億人を超えており、これまで164万回以上の配信で使われています。
CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。