OBSで画面を引き伸ばす方法|サイズの合わせ方についても解説

最終更新 2024-11-13
14-画面に合わせる

目次

OBSで画面を引き伸ばして黒帯を消す

OBSで配信や録画の際に表示される黒帯は、ソースのサイズとOBSの画面サイズが一致していないことが原因です。

OBSでは、「変換」機能やドラッグ操作で、自由に画面サイズを調整でき、かんたんに黒帯を消すことができます。

本記事では、OBSで画面を引き伸ばす方法や、サイズを好みに合わせて調整する方法など詳しく解説します。

OBSで画面を引き伸ばす方法

OBSでは、画面に黒帯が表示された際に、「画面に引き伸ばし」機能を使って、映像や画像を縦横に引き伸ばすことができます。

手順1:ソースを右クリック

OBSの「ソース」一覧から引き伸ばしたい映像や画像(ソース)を選び、右クリックします。
01-ソースを右クリック

手順2:「変換」を選択

右クリックメニューが表示されたら、その中の「変換」にカーソルを合わせます。
カーソルを合わせることで、サブメニューが表示されます。
02-変換を選択

手順3:「画面に引き伸ばして置く」を選択

サブメニューの中から「画面に引き伸ばして置く」をクリックします。
03-画面に引き伸ばして置く

映像が引き伸ばされ、OBSの画面全体に表示されます。

↓引き伸ばし前
04-引き伸ばし前

↓引き伸ばし後
05-引き伸ばし後

「画面に引き伸ばして置く」機能は、映像や画像のサイズに関係なく、強制的にOBSの画面にサイズを合わせるため、歪みなどで画面が不自然に見える可能性があります。
歪みが気になる場合は、背景画面やオーバーレイなどを利用してみるのもおすすめです。

OBSで背景画面を設定する方法|背景を透過する方法も合わせて解説

OBSのオーバーレイ設定方法を徹底解説!おすすめ無料配布サイトも紹介!

ソースを好みのサイズに調整する方法

方法1:マウスを使って調整

手順1:ソースを選択

OBSのメイン画面でサイズを調整したいソースを選択します。選択するとプレビュー画面でソースの周囲に赤い枠線が表示されます。
06-ソースを選択

手順2:サイズを調整

赤い枠線の角や辺にある四角い部分にカーソルを合わせます。この状態でドラッグすると、ソースのサイズを自由に拡大・縮小できます。
07-サイズ調整

「Shift」キーを押したままドラッグすると、縦横比を保ったままサイズ変更、「Alt」キーを押しながらドラッグで不要な部分をトリミングできます。

OBSでのトリミング方法を解説!クロップ機能を活用した丸型の切り抜き方法も紹介

方法2:「変換」メニューでサイズ調整

手順1:ソースを右クリック

OBSのメイン画面にある「ソース」一覧から、サイズを調整したいソースを選択して右クリックします。
08-ソースを右クリック

手順2:「変換」を選択

右クリックメニューにある「変換」にマウスカーソルを合わせます。 09-変換を選択

手順3:サイズ調整

表示されたメニューから、「変換の編集」を選択することで、位置や大きさなどを細かく調整ができます。
10-変換の編集

「変換」機能では、サイズ調整だけでなく、ソースの回転や反転、中央揃えなどの変更も可能です。

OBSで画面サイズを合わせる方法|合わないときの解決方法も合わせて紹介

OBSの画面引き伸ばしに関するよくあるご質問

OBSで画面を縦に引き伸ばす方法は?

OBSで画面を縦に引き伸ばす場合も、「変換」機能の「画面を引き伸ばして置く」、または手動で調整します。

縦に引き伸ばしたいソースを右クリックし、「変換 → 画面に引き伸ばして置く」を選択しましょう。
11-縦に引き伸ばす

手動で調整する場合は、プレビュー画面で上下の赤い四角部分をドラッグして調整します。
「Shift」キーを押しながらドラッグすることで縦方向のみを引き伸ばせます。
12-手動で縦に引き伸ばし

OBSでスマホ画面をキャプチャして配信・録画する方法

OBSで画面サイズを合わせる方法は?

サイズを合わせたいソースを右クリックし、「変換」機能から「画面に合わせる」を選択します。
13-画面に合わせる

OBSの画面サイズに自動的に調整されます。「画面に合わせる」では、ソースの縦横比を保ちながらサイズを合わせます。
引き伸ばしと違い、画面の歪みはでませんが、ソースのサイズによっては、黒帯が残る場合があります。
14-画面に合わせる

OBSで画面引き伸ばしを活用してみよう!

今回は、OBSで画面を引き伸ばす方法について解説しました。画面引き伸ばしは、ソースのサイズに関係なく、OBSの画面に映像を合わせてくれる便利な機能です。配信画面の黒帯を消したい方は、ぜひ活用してみてください。

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