OBSのプレビュー画面が、実際の配信や録画サイズとは異なるスケーリング設定になっている可能性があります。
スケーリング設定が変更されていると、プレビュー画面でソースのサイズや比率が実際と異なって見えるため、誤解が生じやすくなります。
プレビュー画面の右クリックメニューから「キャンバススケール」を確認し、「ウィンドウサイズにスケーリング表示」が選択されているか確認しましょう。
「スケーリング/アスペクト比」フィルターは、ソースの解像度や比率を強制的に変更するため、画面サイズが合わなくなることがあります。
「ソースを選択 >> 右クリック >> フィルター」に進み、「スケーリング/アスペクト比」フィルターを追加している場合は削除しておきましょう。
基本(キャンバス)解像度と出力(スケーリング)解像度が異なる設定になっている場合、スケーリングが正しく行われず、配信や録画の画面サイズが合わないことがあります。
たとえば、基本(キャンバス)解像度を「1920x1080」の16:9、出力(スケーリング)解像度を「1080x1920」の9:16の設定にした場合、プレビュー画面では問題なく見えます。
しかし、実際に録画した映像を見ると9:16の縦長に出力されてしまいます。
OBSの「設定 >> 映像」で解像度を確認し、異なる設定になっている場合は、数値を合わせておきましょう。
ソース(映像や画像素材)のアスペクト比がOBSのキャンバスサイズに合っていない可能性があります。
たとえば、基本解像度が「1920x1080」で設定されている場合、4:3のアスペクト比(例:640x480)の素材をそのまま配置すると、上下または左右に黒枠ができます。
「変換」メニューから「画面に引き延ばして置く」に設定することで、黒枠を消すことができますが、映像が不自然に映る可能性があるため注意が必要です。
画面の引き延ばしによる歪みを避けたい場合は、背景画像やフレームを入れるのもおすすめです。
OBSの設定で「出力をリスケールする」が有効になっていると、配信や録画の解像度が異なるサイズにスケーリングされてしまい、黒枠ができることがあります。
「設定 >> 出力」から配信と録画タブの「出力をリスケールする」を無効にしておきましょう。
OBS画面の「ソース」セクションにあるリストから、サイズを調整したいソースをクリックして選択します。
ソースを選択すると、OBSのプレビュー画面上に、選択したソースが赤枠で囲まれて表示されます。
赤枠の四隅や辺にある小さな四角をドラッグすると、ソースのサイズを変更できます。
四角の部分をドラッグすると縦横比を保ったままサイズを調整できます。
「alt」キーを押しながら四角部分をドラッグすると、不要な部分をトリミングできます。
サイズを調整したいソースを右クリックして、「変換」を選択します。
表示されたリストから「画面に合わせる」をクリックします。
「画面に合わせる」を選択すると、ソースがOBSのプレビュー画面にぴったりと収まるようにサイズが自動調整されます。
「変換」メニューでは、サイズの自動調整のほかにも便利なオプションがあり、以下のような変更が可能です。
「変換の編集」では、画面の位置や回転、大きさなど細かく調整できます。
クロップを設定することで、トリミングも可能です。
「回転」を選ぶと、ソースが指定の方向に回転します。例えば、縦向きの映像を横向きや逆さまに表示したい時に使用します。
「水平反転」 は、ソースの左右を入れ替える機能です。鏡像のように反転させたい場合に便利です。例えば、カメラ映像を逆向きにしたい時に使えます。
「垂直反転」 は、ソースの上下を入れ替えます。上下逆さまに表示したい場合に便利です。
ソースの回転や反転、サイズ変更などをすべてリセットして、元のサイズや位置に戻します。
今回はOBSで画面サイズを調整する方法や、サイズが合わないときの対処法について解説しました。OBSではドラッグや変換機能などさまざまな方法で画面サイズを調整することができます。紹介した方法を活用して、今後の配信を最適な画面サイズで行いましょう。
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大きく分けて、
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機能 | 目的 |
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