OBSで画面サイズを合わせる方法|合わないときの解決方法も合わせて紹介

最終更新 2024-11-02
14-解像度

目次

OBSで画面サイズが合わない場合の解決方法

はじめに設定とフィルターを確認

「プレビュースケーリング」を確認

OBSのプレビュー画面が、実際の配信や録画サイズとは異なるスケーリング設定になっている可能性があります。
スケーリング設定が変更されていると、プレビュー画面でソースのサイズや比率が実際と異なって見えるため、誤解が生じやすくなります。

プレビュー画面の右クリックメニューから「キャンバススケール」を確認し、「ウィンドウサイズにスケーリング表示」が選択されているか確認しましょう。
10-プレビュースケーリング

「スケーリング/アスペクト比」フィルターの確認

「スケーリング/アスペクト比」フィルターは、ソースの解像度や比率を強制的に変更するため、画面サイズが合わなくなることがあります。

「ソースを選択 >> 右クリック >> フィルター」に進み、「スケーリング/アスペクト比」フィルターを追加している場合は削除しておきましょう。
11-スケーリングアスペクト比

解像度の設定を確認

基本(キャンバス)解像度と出力(スケーリング)解像度が異なる設定になっている場合、スケーリングが正しく行われず、配信や録画の画面サイズが合わないことがあります。

たとえば、基本(キャンバス)解像度を「1920x1080」の16:9、出力(スケーリング)解像度を「1080x1920」の9:16の設定にした場合、プレビュー画面では問題なく見えます。
12-プレビュー画面

しかし、実際に録画した映像を見ると9:16の縦長に出力されてしまいます。
13-縦長で出力

OBSの「設定 >> 映像」で解像度を確認し、異なる設定になっている場合は、数値を合わせておきましょう。
14-解像度

OBS Studioの解像度を徹底解説!配信に与える影響やおすすめ設定も紹介

ソースのアスペクト比を確認

ソース(映像や画像素材)のアスペクト比がOBSのキャンバスサイズに合っていない可能性があります。

たとえば、基本解像度が「1920x1080」で設定されている場合、4:3のアスペクト比(例:640x480)の素材をそのまま配置すると、上下または左右に黒枠ができます。
15-黒枠

「変換」メニューから「画面に引き延ばして置く」に設定することで、黒枠を消すことができますが、映像が不自然に映る可能性があるため注意が必要です。
16-画面に引き延ばして置く

画面の引き延ばしによる歪みを避けたい場合は、背景画像やフレームを入れるのもおすすめです。

「出力をリスケールする」を無効化

OBSの設定で「出力をリスケールする」が有効になっていると、配信や録画の解像度が異なるサイズにスケーリングされてしまい、黒枠ができることがあります。

「設定 >> 出力」から配信と録画タブの「出力をリスケールする」を無効にしておきましょう。
17-出力をリスケールする

OBSでソースのサイズを画面に合わせて調整する方法

方法1:ドラッグ操作で変更

手順1:ソースをクリック

OBS画面の「ソース」セクションにあるリストから、サイズを調整したいソースをクリックして選択します。
01-ソースを選択する

手順2:プレビュー画面を確認

ソースを選択すると、OBSのプレビュー画面上に、選択したソースが赤枠で囲まれて表示されます。
02.ソースの赤枠表示

手順3:ドラッグしてサイズ調整

赤枠の四隅や辺にある小さな四角をドラッグすると、ソースのサイズを変更できます。
四角の部分をドラッグすると縦横比を保ったままサイズを調整できます。
03-四隅の四角をドラッグ

ソースをトリミングする方法

「alt」キーを押しながら四角部分をドラッグすると、不要な部分をトリミングできます。
04-トリミング

OBSでのトリミング方法を解説!クロップ機能を活用した丸型の切り抜き方法も紹介

方法2:「変換」機能を使ってサイズ変更

手順1:「変換」メニューにアクセス

サイズを調整したいソースを右クリックして、「変換」を選択します。
表示されたリストから「画面に合わせる」をクリックします。
05-変換機能

手順2:画面サイズの自動調整

「画面に合わせる」を選択すると、ソースがOBSのプレビュー画面にぴったりと収まるようにサイズが自動調整されます。
06-サイズの自動調整

その他の変換オプション

「変換」メニューでは、サイズの自動調整のほかにも便利なオプションがあり、以下のような変更が可能です。

変換の編集

「変換の編集」では、画面の位置や回転、大きさなど細かく調整できます。
クロップを設定することで、トリミングも可能です。
07-変換の編集

回転(時計回りに90度/反時計回りに90度/180度)

「回転」を選ぶと、ソースが指定の方向に回転します。例えば、縦向きの映像を横向きや逆さまに表示したい時に使用します。
08-回転

反転(水平反転/垂直反転)

「水平反転」 は、ソースの左右を入れ替える機能です。鏡像のように反転させたい場合に便利です。例えば、カメラ映像を逆向きにしたい時に使えます。
「垂直反転」 は、ソースの上下を入れ替えます。上下逆さまに表示したい場合に便利です。
09-反転

変換をリセット

ソースの回転や反転、サイズ変更などをすべてリセットして、元のサイズや位置に戻します。

OBSの画面やソースを最適なサイズに合わせよう!

今回はOBSで画面サイズを調整する方法や、サイズが合わないときの対処法について解説しました。OBSではドラッグや変換機能などさまざまな方法で画面サイズを調整することができます。紹介した方法を活用して、今後の配信を最適な画面サイズで行いましょう。

OBS配信をより面白くするために

配信で視聴者のコミュニティ形成をうまく行うことで、日常の配信をより面白いものにすることができます。
そのような観点で最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。

大きく分けて、  

  • 視聴者を覚えるYouTube/Twitchコメビュ
  • 配信画面演出のScreen
  • 収益化のための機能

の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。

機能 目的
YouTube/Twitchコメビュ 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート
Screen 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする
収益化 視聴者を大事にする形で収益化する

CastCraftのYouTube/Twitchコメビュで視聴者ごとにコメントを蓄積することで視聴者全員を覚えて、配信中のダッシュボードで分かりやすく情報を表示することで、視聴者が常連化していくためのやり取りをサポートします。
CRM候補1

特定の条件に当てはまった視聴者やコメントに対して、Chatbotやリッチな画面演出で視聴者をインタラクティブに楽しませる仕組みも作ることができます。
ペンライト

さらに、視聴者を大事に定着させながらも配信活動のための収益を上げる仕組みも提供しています。
収益管理

CastCraftは上記のような機能により、配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。

導入している配信者さんの事例としては、

等がいらっしゃいます。

導入されたチャンネルの総登録者数は1.3億人を超えており、これまで130万回以上の配信で使われています。

CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。

CastCraftのダウンロードページ(利用無料)