OBSでは、トリミングではなくクロップと呼ばれる機能で映し出す範囲を切り抜いて表示することができます。
本記事では、OBSで簡単にトリミングする方法から、丸形のようなデザイン性を重視したトリミング方法を解説します。
映像キャプチャデバイスやウィンドウキャプチャデバイス、画像などのソースは、選択中に表示される赤枠の上に表示される9つの赤い正方形のどれかを「Alt」キー(Macの場合はOptionキー)を押したまま、ドラッグすることでトリミングできます。
トリミングするソースを選択し、赤枠が表示されることを確認します。
赤枠が表示されている状態で、「Alt」キー(Macの場合はOptionキー)を押しながら赤い枠線の上に表示されている9つの赤い正方形のどれかをドラッグしてトリミングします。
必要に応じて、赤枠をドラッグしてサイズや位置を調整します。
まず、ペイントなどの画像編集ソフトで丸形のマスク画像を用意します。円形部分を白、その他の部分を黒にしてPNG形式で保存しましょう。
ソースを右クリックして「フィルタ」を選択します。
「フィルタ」ウィンドウが開いたら、左下の「+」ボタンをクリックし、「イメージマスク/ブレンド」を選択します。
「イメージマスク/ブレンド」フィルタのプロパティが表示されたら、「パス」に先ほど作成した丸形のマスク画像を指定します。「タイプ」は「アルファマスク(カラーチャンネル)」を選択します。
「閉じる」をクリックし、フィルタを適用すると、画像が丸形にトリミングされます。必要に応じて位置やサイズを変更します。
用意するマスク画像を変形させることで、丸型以外の形(例えば星形やハート形)にもトリミングできます。
Altキーを押しながらのトリミングは、毎回サイズを調整しなければならないため手間がかかります。また、丸型トリミングの場合、複数の形状に合わせた画像を用意する必要があります。
「クロップ/パッドフィルタ」を使用することで、トリミングするサイズを数値で入力できるため、正確かつ効率的です。配信の種類やジャンルに応じてリサイズが必要な場合も、数値をメモしておけば簡単に変更できます。
ソースを右クリックし、「フィルタ」を選択します。
「フィルタ」ウィンドウが開いたら、左下の「+」ボタンをクリックし、「クロップ/パッド」を選択します。
「クロップ/パッド」フィルタのプロパティが表示されたら、上下左右のトリミング値を数値で入力します。
数値を入力すると、プレビュー画面でトリミングが行われます。サイズを確認しながら数値を調整しましょう。
OBSで画面キャプチャを行う際、OBS上のプレビュー画面がそのまま映し出されることで、合わせ鏡のように永遠に続く画面が表示されてしまうことがあります。
設定を変更することで、合わせ鏡の状態をなくすことができます。
「OK」ボタンで設定を適用することで、OBSのプレビュー画面がキャプチャされず、合わせ鏡のような状態が解消されます。
OBS Studioにはスタジオモードと呼ばれる機能があり、配信者の画面とは異なる画面を視聴者に見せることができます。
活用することで、配信中にトラブルが起きた際にも、視聴者にデスクトップ全体を見せることなく対応できます。
スタジオモード中でもAltキーを使用して視聴者に見せる前の映像をトリミングすることができます。
OBSではトリミングできません。OBSで録画した動画をトリミングするには動画編集ソフトが必要です。
簡単なトリミングであれば、Windowsにデフォルトでインストールされている「Microsoft Clipchamp」のクロップ機能でトリミングできます。
画面を小さくするには、ソースを選択後に「Alt」キーを押さずに赤枠をドラッグすることで小さくできます。
ソースのプロパティ内で数値を指定できるものもあるので、正確な数値でサイズを変更したい場合は試してみてください。
画面サイズを合わせたいソースを右クリックし、変換を選択後に、画面に合わせるなどを選択することで、サイズをそれぞれ統一することができます。
今回は、OBSでトリミングをする方法について解説しました。トリミングする方法はAltキーを使用する方法とフィルタを使用する方法があります。それぞれのトリミングを活用して、表示画面をカスタマイズしてみてください。
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大きく分けて、
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機能 | 目的 |
---|---|
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