OBSで配信をしようとしたけど、画面が見切れてしまう、そんな悩みありませんか?
OBSで画面の見切れが発生する場合、設定の見直しや簡単な操作で解決できます。画面サイズを変更するフィルターがかかっている場合はフィルターを解除するだけで画面の見切れを改善可能です。また、OBSの画面サイズを調整する機能を活用するだけで、適切な画面サイズに設定できます。どの操作も簡単で、すぐ実践できるものばかりです。
本記事では、OBSで画面が見切れる場合にまず確認すべき設定から、具体的な対処法までを詳しく解説します。画面の見切れに困っている人はぜひ参考にしてみてください。
また、プレビュースケーリングはプレビューの画面サイズを変更する設定です。あくまでもプレビュー画面のサイズに関する設定なので、配信画面のサイズに影響はありません。しかし、配信でどのような画面が表示されているかわからなくなるため、プレビュー画面の見切れも改善しましょう。
プレビュースケーリングの設定が間違っていると、プレビューで画面が見切れて表示される場合があります。プレビュー画面で右クリックし、「プレビュースケーリング」が「ウィンドウサイズにスケーリング表示」になっているか確認してください。デフォルト設定で「ウィンドウサイズにスケーリング表示」になっているので、設定を変更しなければ問題ありません。「基本」や「出力」になっていると画面が見切れる場合があります。
「スケーリング/アスペクト比」フィルターは映像のサイズ(解像度)やアスペクト比(縦横の比率)を調整するためのフィルターです。適切に使えば配信画面の黒い余白(黒帯)の発生を防げるフィルターですが、意図しない形でフィルターがかかっているために画面の見切れが発生している可能性があります。フィルターがかかっている場合は一度削除しましょう。
見切れているソースを右クリックして「フィルター」を開き、「エフェクトフィルター」に「スケーリング/アスペクト比」フィルターが表示されていないか確認してください。表示されている場合は「フィルター」をクリックした後、画面下のゴミ箱マークからフィルタを削除できます。
ゲームとディスプレイの解像度が異なると、画面が見切れる原因になります。ゲーム側でディスプレイより大きな解像度設定をすると、ゲーム画面全体をキャプチャすることができず画面が見切れます。ゲーム側の解像度設定をディスプレイの解像度と同じか、ディスプレイの解像度より小さくなるよう設定してください。
上記の設定を確認して問題なければ、実際に画面の見切れに対処しましょう。3つの対処法を紹介します。
OBSには「画面に合わせる」という機能があり、自動で画面サイズを適切に調整してくれます。画面サイズが合わないときはとりあえず「画面に合わせる」機能を試すのがおすすめです。
ソースを右クリックし、「変換」から「画面に合わせる」をクリックすると、画面サイズが自動で調整され、画面の見切れを防げます。「画面に合わせる」が選べない場合は、ソースがロックされている可能性があります。ソース一覧の右にある鍵のマークをクリックし、ロックを解除してから再度「画面に合わせる」を選んでください。また、「画面に合わせる」にはショートカットキー「Ctrl + F」もあります。画面サイズの調整で頻繁に使う機能なので、ショートカットキーを覚えておくのもおすすめです。
「引き伸ばし」機能を使うと、小さい画面を引き伸ばして画面いっぱいに表示されるよう調節できます。ソースを右クリックし「変換 」から「 画面に引き伸ばして置く」を選択すると、画面が引き伸ばされます。もとに戻したい場合は同じく「変換 」から「変換をリセット」を選択してください。
また、手動で自由に画面を引き伸ばすことも可能です。「Shift」キーを押しながらソースの赤枠をドラッグすると画面を引き伸ばせます。
注意点として、過度に画面を引き伸ばすと映像が歪んで見える可能性があります。画面の品質に影響が出る場合は、他の方法を試してみてください。
OBSのクロップ機能を使うと、画面の不要な部分を切り取ることができます。見切れている部分が不要な場合は、クロップ機能でトリミングしましょう。
ソースを選択し、「Alt」キーを押しながら赤枠をドラッグすると、画面をトリミングできます。トリミング後は、「Alt」キーを離した後に赤枠をドラッグして画面サイズを調整してください。切り取った部分は緑の点線で表示されます。
クロップ機能の詳しい使い方や、四角形以外の形にトリミングする方法については下記記事で解説しています。
上記の対処法を試しても改善しない場合は、OBS上の操作では画面の見切れを解決できない可能性が高いです。下記の方法を試してみてください。
OBSをアップデートすると画面の見切れが解消する場合があります。OBSのアップデートでは以前のバージョンであったバグの修正が行われているため、OBS側のバグで画面の見切れが発生しているのであれば、最新バージョンにアップデートすることで改善されます。OBSのアップデート方法については下記記事で詳しく解説しているので、併せて読んでみてください。
グラフィックドライバーが原因で画面が見切れている可能性もあります。古いドライバーや不具合のあるドライバーを使用していると、画面の解像度やサイズの情報が正しく伝わらず、OBSで画面が見切れることがあります。使っているGPUの公式サイトへアクセスし、ドライバーを最新バージョンに更新してみてください。
画面の見切れが直らない場合は、OBSを再インストールするのも有効です。画面が見切れる原因がOBSに入っている設定ファイルやプラグインの場合、OBSの再インストールによってプラグインや設定ファイルを一度リセットすることで画面の見切れが改善します。再インストールする際は念の為、既存の設定のバックアップを取っておきましょう。
本記事では、OBSで画面が見切れるときの対処法について解説しました。OBSの画面の見切れは画面サイズの設定ミスで発生している場合が多く、設定の見直しや画面サイズを変更する操作ですぐに解決できます。OBS上の操作で改善しない場合は、OBSの再インストールやグラフィックドライバーの更新などの操作を試してみてください。本記事で紹介した内容を参考に、画面の見切れを改善して見やすい配信にしましょう。
配信で視聴者のコミュニティ形成をうまく行うことで、日常の配信をより面白いものにすることができます。
そのような観点で最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。
大きく分けて、
の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。
機能 | 目的 |
---|---|
YouTube/Twitchコメビュ | 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート |
Screen | 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする |
収益化 | 視聴者を大事にする形で収益化する |
CastCraftのYouTube/Twitchコメビュで視聴者ごとにコメントを蓄積することで視聴者全員を覚えて、配信中のダッシュボードで分かりやすく情報を表示することで、視聴者が常連化していくためのやり取りをサポートします。
特定の条件に当てはまった視聴者やコメントに対して、Chatbotやリッチな画面演出で視聴者をインタラクティブに楽しませる仕組みも作ることができます。
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