Twitchパートナーという存在をご存じでしょうか?Twitchには収益化の種類として「Twitchアフィリエイト」と「Twitchパートナー」の2種類が存在し、Twitchパートナーになる方がより条件の厳しいものになります。その条件を達成しTwitchパートナーになることで、複数のメリットを得ることができます。
本記事は、Twitchパートナーになる方法やメリットについて詳しく解説する記事になります。「Twitchで配信はしているが初めて聞いた」「名前は知っていても詳しく知らない」という方はぜひ参考にしてください。
Twitchパートナーになるためには、まず以下の3つの条件を同時に達成することが大前提となります。
※平均視聴者数にレイド、トップページのプロモーション、埋め込み動画は含まれません。
それに加えて「安定性」が重要な要素となり、申請が行われた直前の2か月間に、「特定の30日間に8つ以上の個別の配信で平均75人以上の視聴者を獲得しているかどうか」も条件となります。
これらの基準を満たしていなくても、「他のプラットフォームで既に多くの視聴者を獲得している」など特別な状況を考慮して申請を承認する場合があるようです。
上記の条件を達成して申請することで、過去に利用停止措置を受けたかどうかなども考慮して審査が行われます。
まずTwitchのwebサイトにログインし、右上のアイコンからクリエイターダッシュボードを開きましょう。
左側のメニューからアナリティクス→アチーブメントと進み、「パートナーへの道」を確認してください。
パートナーになるためには「過去30日で8回以上の配信」が必要なことから、定期的な配信をすることが大切です。この条件だけを見れば週2回の配信で条件達成ですが、少しでも多くの人の目に触れる配信を行なうため、実際にはより多くの配信を行っている方が多いです。
配信する時間帯を固定することで固定の視聴者を獲得できるチャンスが増え、覚えてもらいやすくなり、次項で説明する平均視聴者数の条件にも効果がありますので、計画を立てて配信しましょう。
また、夜(21:00~24:00周辺)は配信のゴールデンタイムであり、有名配信者をはじめ配信数もかなり多くなる時間帯です。単純にライバルが多い時間帯と言えるので、そこを避けた配信なども有効であることを覚えておきましょう。
パートナーになるための条件として、過去30日間の間に8回以上の配信で75以上の平均視聴者数を獲得する必要があります。
視聴者を増やすためには、大前提として新規の視聴者の流入を考えることが重要になってきますので、視聴する側がどういった流れで新しい配信を探すのかを考ることが大切です。twitchでは配信を探す際に、ゲームタイトル(カテゴリ)で検索をかけることが主な経路になりますので、ゲーム配信であれば視聴者数が稼げるゲームを探し、継続して配信していきましょう。
視聴者が多くても配信数が多すぎて視聴者数1の配信が山ほどある(視聴者が少ないうちは埋もれてしまいやすい)ゲームや、視聴者数はそれほど多くないが配信している数が少ない(最大火力は小さいが新規の流入は見込める)ゲームなど、単に視聴者数だけで「視聴者が増えやすいかどうか」を判断してはいけません。
今の自分の現状と照らし合わせ、配信を見つけてもらいやすいタイトルを探し、試行錯誤していくことが視聴者を増やすコツになります。
新規の視聴者さんに2回目以降も配信に来てもらい、安定した視聴者を獲得するためには、視聴者にとって魅力的な配信をする必要があります。
「次も見に来たい」と思ってもらうためにどういった工夫が必要なのか、具体的な例としては「企画配信」があります。耐久配信や「〇〇したら配信終了」「〇〇縛りでクリアを目指す」など、目標や制限を設けた配信や、ゲーム配信者の料理配信など、配信に変化をつけることで「次は何が見れるんだろう」と、続けて来てもらえるきっかけになります。
タイトルを見て「面白そうな企画をやってるな」など、新規の視聴者さんを呼び込むきっかけにもなりますので、企画はとても重要なものであると覚えておきましょう。
配信画面や機材についても同様のことが言えます。画面のレイアウトをよりブラッシュアップしたり、機材を変えてクオリティを上げていくことも配信の魅力につながりますので、日々レベルアップを目指していくことが大切です。
これは最初にお伝えした「Twitchアフィリエイト」も同じことが言えるのですが、Twitchパートナーになることで、投げ銭や広告などで自身のチャンネルで収益を得ることができます。より条件の厳しいTwitchパートナーを目指すことで、当然収益も大きくなっていきます。
Twitchパートナーになることで、チャンネルのカスタマイズ機能(カスタムチャットバッジの作成やスタンプスロットの最大数アンロックなど)を利用できるようになります。
これもTwitchアフィリエイトでも利用可能ですが、サブスクバッジはサブスクポイントによって最大数が増えるので、パートナーを目指すことでどんどん多くのスタンプを設定できるようになります。
Twitchのパートナーになることで、配信アーカイブの保存期間が延長されます。アフィリエイトは最大14日間ですが、パートナーは最大60日間になりますので、かなりの差があります。
Twitchの親会社であるAmazonでAmazon Primeに加入している方は、アカウントを連携することによりアーカイブ保存期間が60日になりますので、未連携の方でパートナーでない方は、ぜひ連携を行ってください。
他にも以下の機能が解放されますので、覚えておきましょう。
Twitchパートナーは専用のサポートチームにアクセスすることができます。パートナーアカウントにログインした状態でパートナーヘルプにアクセスすることで、パートナーヘルプチームから1~2営業日以内に回答を受けることができます。
すでに書いている部分も多いですが、Twitchのパートナーとアフィリエイトの違いを改めてまとめますので、確認しておきましょう。
アフィリエイト:利用可能(ただしカスタムCheeringスタンプは不可)
パートナー :利用可能(カスタムCheeringスタンプも可)
アフィリエイト:最大5個のアンロック可能なサブスクスタンプ
パートナー :最大60個のアンロック可能なサブスクスタンプ
アフィリエイト:非収益化より優先アクセス
パートナー :トランスコードオプションへのフルアクセス
アフィリエイト:不可
パートナー :可能
アフィリエイト:14日間
パートナー :60日間
アフィリエイト:不可
パートナー :最大15分
アフィリエイト:配信者負担
パートナー :Twitch負担
アフィリエイト:不可
パートナー :可能
アフィリエイト:名前の変更1回につき1回のみ
パートナー :60日間に1回
アフィリエイト:通常のサポート
パートナー :優先パートナーサポート
アフィリエイト:不可
パートナー :可能
アフィリエイト:無し
パートナー :利用可能
配信を始めてみると分かる事ですが、Twitchパートナーになることで沢山のメリットを得られますが、簡単になれるものではありません。ただ、条件を見て分かる通り「より多くの視聴者を楽しませることができた人がTwitchパートナーになれる」というのは事実です。日々スキルアップ、ブラッシュアップを行い、パートナーの条件をポジティブな目標ととらえ、楽しく配信を行なっていくことで少しづつTwitchパートナーに近づいていけるのではないでしょうか。
努力の末に手にするパートナーバッジ(チャンネル名に付く認証バッジ)は何物にも代えがたいものだと思いますので、本記事が少しでもその助けになれば幸いです。
CastCraftの「いつでも投げ銭」機能を使えば、YouTube/Twitch視聴者と一緒に楽しみながら収益化できます。
この章ではいつでも投げ銭について詳しく説明していきます。
毎月、販売した税込額の9割を指定した銀行口座で受け取ることができます。
配信中、CastCraftのコメビュ機能で配信で行われた投げ銭の情報をダッシュボード上部に固定しておき、読み上げたかどうかの既読管理ができます。
それだけでなく、CastCraftのコメビュ機能では、
できるなど、視聴者と配信で向き合うための機能が非常に充実しています。
それぞれの投げ銭に対して、一回だけCastCraftのサーバーからメール個別返信を行えます。配信で伝えきれなかった感謝があるときはメールで伝えましょう。
個別返信するメールにはボイス・動画・画像等の特典をファイル添付できます。
棒読みちゃん連携で、いつでも投げ銭のメッセージのみを読み上げさせられます。
視聴者の名前のみを読み上げるなど、読み上げ内容のカスタマイズもできます。
CastCraftの画面演出機能であるScreenと連携することで、条件や金額に応じて画面演出を出し分けることができます(Windowsのみ)。
Screenを起動しなくても、いつでも投げ銭オーバーレイを設定することで、投げ銭時にメッセージを画面に映し出せます(Win、Mac対応)。