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OBSのウィンドウキャプチャが映らない原因を見つける
OBSでウィンドウキャプチャが映らない場合、OBSの設定やキャプチャするアプリの問題など、複数の原因が考えられます。問題を解決するためには、まず原因を特定し、それに応じた対処を行うことが重要です。
本記事では、OBSでウィンドウキャプチャが映らない原因とその対処法について、それぞれ詳しく解説していきます。
まずは適切なキャプチャ方法を選べているか確認する
トラブルシューティングを始める前に、まずは最適なキャプチャを選べているかを確認しましょう。
OBSには「ウィンドウキャプチャ」以外にも、特定の用途に特化したキャプチャ機能が用意されています。映したいものに合わせて最適なソースを選ぶことで、トラブルを回避できるだけでなく、画質やPCの動作が改善されることもあります。
まずは、以下の3つのキャプチャ方法と、それぞれの最適な使用場面をチェックし、用途に合ったものを選択できているかチェックしましょう。
ウィンドウキャプチャ
ウィンドウキャプチャは、PC上で起動している特定のアプリケーションだけを指定して映す機能です。
デスクトップ全体を映す画面キャプチャとは異なり、指定したウィンドウ以外は視聴者に見えないことが特徴です。
基本的には、ブラウザやツール類など、動きの激しくない画面を映すのに適しています。
ウィンドウキャプチャの最適な使用場面
- Google ChromeなどのブラウザでWebサイトを見せる
- お絵描きソフトやOfficeソフトなどを使った作業配信
ゲームキャプチャ
PCゲームを配信する場合は、ウィンドウキャプチャではなくゲームキャプチャの使用を強く推奨します。
ウィンドウキャプチャでもゲーム画面を映すことは可能ですが、PCへの負荷が高いため、映像がそもそも映らなかったり、カクつきや遅延の原因になります。
フルスクリーンモードのゲームを映せるのも大きなメリットなので、PCゲームを配信する際はゲームキャプチャを選択しましょう。
ゲームキャプチャの最適な使用場面
- 3DグラフィックのPCゲーム全般
- フルスクリーンモードでプレイしたい場合
- 動きの激しい映像を滑らかに見せたい場合
映像キャプチャ
Nintendo SwitchやPS5などの家庭用ゲーム機、またはWebカメラの映像を映す際は映像キャプチャデバイスを使用しましょう。
プレビュー画面をウィンドウキャプチャする方法も存在しますが、これは「映像の遅延」や「画質の劣化」を招くため、推奨されません。映像キャプチャを使用することで、画面を本来の画質で綺麗に映せます。
最適な使用場面
- Switch、PS4/PS5などのコンシューマーゲーム
- Webカメラや一眼レフカメラの実写映像
- キャプチャーボード経由の映像全般
OBSのウィンドウキャプチャが映らない原因と対処法
原因1:OBSの一時的なエラーでキャプチャされていない
OBSでは、設定の不具合や一時的なエラーが原因でウィンドウが正しくキャプチャされないことがあります。
原因を特定する前にOBSとキャプチャするアプリを再起動しておきましょう。
再起動する際は、OBSが正しくキャプチャできるように「OBS → アプリ」の順番で再起動してください。
原因2:ウィンドウの最小化
ウィンドウが最小化されていると、OBSではそのウィンドウをキャプチャすることができません。
たとえば、キャプチャしたいウィンドウを最小化した状態で、OBS内にウィンドウキャプチャを作成すると、プロパティでウィンドウを選択できなくなります。
また、ウィンドウキャプチャを作成後に対象のウィンドウを最小化すると、選択は可能ですが、画面が映らなくなります。
正しくキャプチャするために、対象のウィンドウは必ず開いたままにしておきましょう。
原因3:ウィンドウの選択ミス
ウィンドウキャプチャのプロパティ画面で、キャプチャしたいウィンドウが正しく設定されていない可能性があります。
OBSで作成した「ウィンドウキャプチャ」をダブルクリックし、プロパティ画面で正しいウィンドウが選択されているか確認してみましょう。
原因4:フルスクリーン表示(PCゲームの場合)
PCゲームをウィンドウキャプチャで映す場合、ゲームの設定をフルスクリーンにしていると正常にキャプチャできないことがあります。
たとえば、「マインクラフト」のビデオ設定で「フルスクリーン」を「OFF」にした場合、映像は正常に映ります。
「フルスクリーン」を「ON」にすると画面が表示されなくなります。
フルスクリーン設定では、OBSはゲーム画面をウィンドウと認識しません。
PC上で起動しているゲームは「ゲームキャプチャ」ソースでもキャプチャー可能です。
もしウィンドウキャプチャでPCゲームを映す際は、ゲームの設定メニューからフルスクリーンモードを解除しておきましょう。
原因5:キャプチャ方法の設定
ウィンドウキャプチャのキャプチャ方法を変更することで、ウィンドウを正常にキャプチャできる可能性があります。
- 「ソース」セクションで、作成した「ウィンドウキャプチャ」をダブルクリック
- プロパティウィンドウで「キャプチャ方法」を変更
3. 「OK」をクリックして変更を保存
原因6:ブラウザのGPU支援機能
OBSの古いバージョン(24.0以前)を使用している場合、ブラウザ(Chromeなど)のGPU支援機能(グラフィックアクセラレーション)が原因でウィンドウキャプチャが正常に映らない可能性があります。
OBSのアップデート、またはブラウザのグラフィックアクセラレーションをOFFにして対応しましょう。
グラフィックアクセラレーションをOFFにする方法(Chromeの場合)
Chromeを開き、右上の「3点リーダー(︙)」をクリックし、「設定」を選択します。
画面左の設定メニューから「システム」を選択し、「グラフィックアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をOFFにします。
Chromeを再起動して設定は完了です。
原因7:セキュリティ設定(macOSの場合)
macOSのセキュリティ設定が原因でウィンドウキャプチャができなくなっている可能性があります。
以下の手順でOBSの「画面収録とシステムオーディオ録音」をONにしてください。
- 「システム設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」を選択
- 「画面収録とシステムオーディオ録音」をクリック
- 「OBS」をONにする
原因8:コピーガード
「Netflix」や「Amazon Prime Video」、「Disney+」などのサービスでは、著作権保護のため、コピーガードがかかっており、OBSではキャプチャできません。
コピーガードがかかっているウィンドウをキャプチャしようとするとOBSのプロパティ画面が黒く表示されます。
原因9:互換性の問題
キャプチャするアプリの互換性の問題が原因で、ウィンドウキャプチャが機能しないことがあります。以下の手順で、キャプチャするアプリを互換モードで起動します。
- キャプチャしたいアプリを右クリックして「プロパティ」を選択
- 「プロパティ」ウィンドウが開いたら、「互換性」タブをクリック
- 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェック
- アプリが正常に動作するWindowsのバージョン(例:Windows 7、Windows 8など)を選択
5. 「適用」をクリックし、最後に「OK」をクリック
原因10:2つのGPUが動作している
GPUが2個搭載されているPCでは、対象ウィンドウに使われるGPUとOBSに使われるGPUが別々だとキャプチャが映らないことがあります。
以下の手順で、内部GPUを使用するように設定します。
- デスクトップ上で右クリックを押して「ディスプレイ設定」を選択
- 「ディスプレイ」ウィンドウの下にある「グラフィック設定」をクリック
3. 「基本設定を指定するアプリを選択します」が「デスクトップ」になっていることを確認し、「参照」をクリック
4. 「obs64.exe」を選択して「追加」をクリック
5. 追加された「OBS Studio」を選択し、「オプション」をクリック
6. 「省電力」を選択し、「保存」をクリック
原因を見つけてウィンドウキャプチャを映そう!
今回は、OBSのウィンドウキャプチャが映らない原因と対処法について解説しました。ウィンドウキャプチャが映らない際は、はじめに原因を特定し、正しい対処法を試すことが大切です。どうしても映らない場合には別のキャプチャ方法を使用してみましょう。
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