OBSのウィンドウキャプチャは、特定のウィンドウを取り込み、ブラウザやアプリの画面を配信・録画できる機能です。
OBSの基本的なソースの1つであり、多くの配信者が使用しています。
本記事では、OBSのウィンドウキャプチャの使い方や、うまく映らないときの解決策について解説します。
OBS画面下部にある「ソース」パネルで、「+」をクリックして、一覧から「ウィンドウキャプチャ」を選択します。
「ソースを作成/選択」ウィンドウが表示されるので、名前をつけて「OK」をクリックします。
ウィンドウキャプチャのプロパティで、キャプチャしたいウィンドウを選択します。
次に、「OK」をクリックします。
OBSのプレビュー画面で、ウィンドウをドラッグして位置を調整します。
ウィンドウの赤枠にある8つの四角をドラッグしてサイズを調整します。
WindowsではAltキー(MacではOptionキー)を押しながら、ウィンドウの赤枠をドラッグすることで、画面をトリミングできます。
PCゲームをウィンドウキャプチャで映す際、ゲーム画面がフルスクリーンに設定されていると、OBSでウィンドウを選択できないことがあります。
フルスクリーン設定では、OBSでウィンドウと認識されないため、ゲームの設定メニューでフルスクリーンモードを解除しましょう。
PCゲームをフルスクリーンでプレイしながら配信や録画をしたい場合には、ウィンドウキャプチャではなく、ゲームキャプチャを使用してみてください。
キャプチャしたいウィンドウが最小化されていると、ウィンドウキャプチャの設定時に対象の画面を選択できません。
ウィンドウを最小化するタイミングによっては、選択はできても、画面が真っ暗な状態になってしまいます。
キャプチャするウィンドウは、必ず開いたままにしておきましょう。
ウィンドウキャプチャを使用する際、「ウィンドウキャプチャのプロパティを開く → キャプチャしたいウィンドウを開く」の順番だと、設定画面で対象のウィンドウが表示されません。
ウィンドウキャプチャを設定する際は、対象のウィンドウを開いた後に、ウィンドウキャプチャのプロパティを開きましょう。
アプリによっては、「キャプチャ方法」が「自動」だとキャプチャできないものがあります。
ウィンドウキャプチャのキャプチャ方式を変更することで、ウィンドウを正常にキャプチャできる可能性があります。
3. 「OK」をクリックして設定を保存
「Amazon Prime Video」や「Netflix」、「Hulu」などのストリーミングサービスでは、著作権保護のため、コピーガードがかかっており、OBSではキャプチャできません。
OBSのウィンドウキャプチャを使って映像を映そうとすると、コピーガードの影響で画面が黒く表示されます。
OBSでは、ウィンドウキャプチャのほかにも、画面をキャプチャする方法があります。
別のキャプチャ方法については、本記事内の見出し「OBSで画面をキャプチャするその他のソース」で解説します。
OBSがデスクトップの音声を取り込んでいない可能性があります。
設定から「デスクトップ音声」が「既定」になっているか確認しましょう。
「音声ミキサー」のゲージが動いていれば、デスクトップ音声を正常に取り込めています。
PCのモニター画面全体をキャプチャするソースです。複数のアプリを行き来する映像の配信や録画に便利な機能です。
PC画面上で行われる操作をそのまま視聴者に見せられるため、プレゼンテーションなどで活用できます。
PC画面をすべてキャプチャするため、通知なども映ってしまう可能性があります。
使用する際は、個人情報の取扱いに注意しましょう。
PCゲーム画面をキャプチャするソースです。フルスクリーンでゲームをしながらOBSで配信が可能になります。
ゲームキャプチャはPCゲームをキャプチャする機能です。Nintendo Switchなどの家庭用ゲームのキャプチャには後述する「映像キャプチャデバイス」ソースを使用します。
Webカメラやキャプチャーボードなどの映像をOBSにキャプチャするソースです。
Nintendo Switchなどの家庭用ゲームやスマホの映像はキャプチャーボードと「映像キャプチャデバイス」ソースを活用してOBSに映像を表示させます。
今回は、OBSのウィンドウキャプチャについて使い方や映らないときの対処法など解説しました。ウィンドウキャプチャは、OBSで配信をしていく上で、必ず覚えておきたい基本的な機能です。積極的に活用して使いこなしましょう。
配信で視聴者のコミュニティ形成をうまく行うことで、日常の配信をより面白いものにすることができます。
そのような観点で最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。
大きく分けて、
の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。
機能 | 目的 |
---|---|
YouTube/Twitchコメビュ | 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート |
Screen | 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする |
収益化 | 視聴者を大事にする形で収益化する |
CastCraftのYouTube/Twitchコメビュで視聴者ごとにコメントを蓄積することで視聴者全員を覚えて、配信中のダッシュボードで分かりやすく情報を表示することで、視聴者が常連化していくためのやり取りをサポートします。
特定の条件に当てはまった視聴者やコメントに対して、Chatbotやリッチな画面演出で視聴者をインタラクティブに楽しませる仕組みも作ることができます。
さらに、視聴者を大事に定着させながらも配信活動のための収益を上げる仕組みも提供しています。
CastCraftは上記のような機能により、配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。
導入している配信者さんの事例としては、
等がいらっしゃいます。
導入されたチャンネルの総登録者数は1.3億人を超えており、これまで130万回以上の配信で使われています。
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日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。