Vtuberになるためには、どんな準備が必要になるのかご存じでしょうか?
耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、まずVtuberには「事務所所属」と「個人(無所属)」の違いがあり、その違いを理解したうえで準備を進める必要があります。
大きく分けて、Vtuberへのなり方には個人で機材とアバターを入手する方法と、Vtuber事務所のオーディションを受けて合格するという方法があります。
個人で機材とアバターを入手するのか、Vtuber事務所のオーディションに挑むのか…。本記事では、その具体的な方法やメリットデメリットについて解説していきますので、是非参考にしてください。
Vtuberとして配信を行うために最低限必要な機材は、「PC」「マイク」「Webカメラ」の3点になりますので、それらを入手するための資金が必要になります。一般的な大手ショッピングサイトでも購入は可能ですが、それぞれ何でもよいというわけではありません。
特にPCについては、同時に複数のソフトを動かしてデータのやり取りを行なったり、Vtuberのモデルを動かしたりしますので、その分PCに求める能力も高くなります。具体的なスペックの具体例などについては別記事で解説していますので、以下の記事で詳細を確認してください。
Vtuberになるには、動かすためのアバターを用意しなければなりません。
もちろん自分で作成することも可能ですが、イラストの作成や、カメラで撮影した自分の動きに対応してアバターを動かすにもかなりの専門知識が必要です。「元々クリエイティブな仕事をしている」「時間がかかっても良いので全て自分でやりたい」などの理由がない限りは、プロのクリエイターや制作会社に依頼することをお勧めします。
具体的な依頼方法については本記事では省略いたしますので、実際にどう依頼したら良いか知りたい方は、以下のページで詳細を確認してください。
Vtuberとして配信を行うために最低限必要なソフトウェアは「配信ソフト」「トラッキングソフト」になります。加えて、ゲーム配信をするのであればそのゲームが必要になります。
配信ソフトであればOBS Studio、トラッキングソフトであればVtube Studioなど、代表的なモノはありますが、無料か有料か、機能面でも違いがありますので用途に合わせて入手し、それぞれPCにインストールしてください。
アバターのモデルとトラッキングソフトを連携し、ゲーム画面やトラッキングソフトを配信ソフトに表示させる設定を行ない、配信プラットフォームと連携を行う事で配信が可能になります。
予算面や準備の手順の多さで諦めそうになっている方もいるかもしれませんが、スマホ1台でアバター作成から配信まで行えるアプリも存在します。イラスト1枚あればアプリ内でアバターにできるものや、アプリ内で準備されたパーツを組み合わせてアバターを作成できるものなど、手軽さで言えばPCでの配信とは比べ物にならないほど優秀なサービスが存在します。
手軽ではありますが、説明してきたPC出の配信と比べて自由度が低くなるデメリットはありますが、とにかく配信を始めてみたい人には良い選択肢かも知れません。具体的なアプリの紹介など、興味がある方は下記ページで確認してみましょう。
企業に所属してVtuberになる方法を具体的に解説していきます。
新たなVtuber発掘のために、オーディションを開催している企業が多くあります。オーディションに受かれば、企業のサポートを受けながらVtuberになる準備を行う事ができます。その流れと対策を解説していきますので、確認していきましょう。
企業によってオーディションの流れや重視している部分などは変わってきますので、本記事の基本的な流れを参考に、希望する事務所の特徴も確認する必要があることを覚えておきましょう。
企業所属のVtuberになりたい人は沢山いるため、いきなり面接を行なっていると時間がかかってしまいます。そのため最初は書類審査がある場合がほとんどです。
沢山の希望者の中から次のステップへと進むために、応募書類をどう考えて書けばよいか、以下の要素をしっかりと考えましょう。
それぞれ連動している部分があるのですが、言い換えるとすれば「その事務所に所属することで、お互いにどんなメリットがあるか」という話になると思います。その事務所でなければならない理由と、自分を採用すべき理由をどれだけ明確に言葉にできるかが大事です。
実績については、既に配信活動を行っているのであれば期間や数字について、配信以外の全く関係ないジャンルでも絶対に文章に含めるべきです。「音楽活動を行っていて曲が作れる」「芸術についてならいくらでも雑談ができる」「麻雀はプロと競える腕前がある」など、特徴的な配信を行う大手の配信者さんが思い浮かぶのではないでしょうか?
当然ながら熱い意気込みも大事ですが、その点に関しては応募するみなさん全員がそれぞれ文章にしてくることだろうと思います。
現状、Vtuberの事務所はyoutubeを主戦場にしている事務所も多く、応募内に動画の提出が必須になっている事も多いです。動画は以下の点を意識して作成しましょう。
書類審査の部分にも通じる事ですが、「ここまでこだわれば正解」という答えがない部分ばかりになります。ただ、審査する側からしても最も「どんなVtuberになりたいか」がイメージしやすい部分になりますので、自分で納得できるまでしっかり時間をかけましょう。
面接までこぎつけることができれば、あと一歩と言えるでしょう。基本的には書類審査のフェーズでまとめた自分の特徴と、基本的にはポジティブな考え方で受け答えを行ないましょう。事務所に所属するとなればマネージャーさんとのやり取りが必要になることが多く、明るい人柄をアピールできた方が印象は良くなるでしょう。
専門学校のようなタイプの、学費を払って学ぶ育成スクールが沢山ありますが、事務所が運営するVtuber育成スクールも存在します。にじさんじの「バーチャル・タレント・アカデミー」を例に解説いたします。
バーチャル・タレント・アカデミーでは研修中のプログラム受講費、⼊学⾦等の費⽤を支払う必要はなく、すべてスクール側が負担します。
受講中ににじさんじ所属のVtuberとしてデビューすることもあります。
通常の専門学校に比べてメリットがたくさんありますが、その分受講するためには、事務所所属と同じようにオーディションを通過する必要があります。
配信経験の有無などで変わってくる場合も多いですが、基本的には「継続的な活動が可能かどうか」「都内での面接に参加可能か」「未成年者であれば親権者の同意が必要」「配信未経験者であれば週〇時間の都内でのレッスンに参加できるか」などが応募の条件になっています。
当然ですが、学ぶ姿勢があるかどうかなどの姿勢も大事ですので、こちらも通常の所属オーディションに挑むような気持ちで参加しましょう。
バーチャル・タレント・アカデミーと全く同じ形式のスクールは現状あまり見つかりませんが、Vtuberとして配信活動を始めたい人が沢山いる現状を考えると、同じようなスクールが増える可能性もありますので、もし所属したい事務所や気になる事務所があるのであれば、こまめにオーディション情報も含めてチェックしておきましょう。
ここまで具体的な始め方などを解説してきました。まとめとして、それぞれのメリット/デメリットを挙げますのでおさらいの意味も含めて確認しましょう。
メリットとしては、以下の点が挙げられます。
デメリットとしては、以下の点が挙げられます。
メリットとしては、以下の点が挙げられます。
デメリットとしては、以下の点が挙げられます。
個人勢、事務所所属に分けて、Vtuberになるまでの解説をおこなってきましたが、いかがでしたでしょうか?Vtuberと一口に言っても、手順に大きな違いがあることが分かったのではないかと思います。目標までの道筋がぼんやりしていると、苦手なハードルが来た時にモチベーションが下がりやすくなりますので、知識を得ることでそれを防ぐことができます。本記事を参考にしていただき、自分の理想のVtuberを目指して頑張りましょう!
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