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目次
配信用マイクは、選び方を間違えると理想の声が届かなくなる
配信用マイクを買ったのに、打鍵音が声にかぶる、歌枠だと声が薄いといった不満が残ったことはありませんか?
感度の高いコンデンサーマイクでは生活音が乗りやすい、指向性の狭いマイクを口元から話して使うと声が入りづらくなるなど、マイクの特性と使い方によって音の入り方は大きく変わります。大事なのは、自身の活動や環境に合ったマイクを選ぶことです。
この記事では、接続方式や指向性、本体機能などの軸から、ゲーム実況・雑談・歌枠・ASMRのそれぞれで扱いやすい配信用マイクを12種類紹介します。
配信用マイクの選び方
ここからは、配信用マイクを選ぶ際にチェックすべきポイントを解説します。配信するジャンルや部屋の環境、手持ちの機材によって最適なモデルは異なるので、自身の環境に合った配信用マイクを探してみてください。
配信ジャンルで選ぶ
配信するジャンルによって、拾いたい音と避けたい音は変わります。まずは自分の配信の中心になるジャンルから、必要な指向性と変換方式を絞り込みましょう。
ゲーム実況で打鍵音を避けたいなら「ハイパーカーディオイドのダイナミックマイク」がおすすめ
ハイパーカーディオイドは、正面の収音範囲をより狭く絞った指向性です。振動板とコイルで音を電気信号に変えるダイナミック型と組み合わせると、正面以外の音が入りにくくなります。
キーボードやマウスは口元より下に置かれるため、収音範囲に入りにくくなるはずです。メカニカルキーボードでFPSをプレイしながら配信するなら、まずハイパーカーディオイド型のダイナミックマイクを検討してみましょう。
雑談配信で声を聞き取りやすくしたいなら「カーディオイドのコンデンサーマイク」がおすすめ
正面の音をハート型に拾う特性は、カーディオイドと呼ばれます。感度の高いコンデンサー型と組み合わせると、口元から少し離して置いても声の輪郭が保てます。姿勢が変わりやすい長時間の雑談配信でも、問題なく声を拾ってくれるでしょう。
雑談やコラボ通話が配信の中心になっている方は、この組み合わせがおすすめです。
歌枠で声のニュアンスを残したいなら「大口径ダイアフラムのコンデンサーマイク」がおすすめ
直径1インチ以上のダイアフラムを積んだマイクは、大口径モデルと呼ばれます。このモデルは振動板が広いぶん小さな音の変化まで電気信号に変えられるので、息づかいや声の余韻を残せます。
XLR接続とオーディオインターフェースを組み合わせれば、音の調整幅も広がるでしょう。歌ってみたの録音まで同じ機材で対応したい方に適しています。
ASMRで左右の距離感を出したいなら「ステレオ収録対応モデル」がおすすめ
ステレオ収録は、左右2つのチャンネルに分けて音を記録する方式です。音が右から左へ動く様子まで伝わるため、リスナーにリアルな距離感まで感じてもらえるでしょう。
耳かきや小物を扱う音を主役にする配信ほど、その持ち味が発揮されます。ASMR配信で耳元の近さを演出したいなら、ステレオ対応かどうかを確認しましょう。
接続方式で選ぶ
マイク以外のオーディオ系の機材を使用する前提なら、接続方式も事前に確認しておきましょう。
追加機材なしで始めたいなら「USB接続モデル」がおすすめ
ケーブル1本でPCとつながるマイクは、USB接続タイプに分類されます。オーディオインターフェースを内蔵しているタイプが多く、電源もUSBから取れるため、届いたその日から配信に使えるでしょう。
卓上スタンドが同梱されていれば、置き場所を別に用意せずに済みます。初めて配信用のマイクを買う方や、とりあえずマイクを試してみたいという方におすすめです。
配信にBGMを流したいなら「ミキサーソフト対応モデル」がおすすめ
ミキサーソフト対応モデルは、専用アプリ側でマイク音とPC音を別々のチャンネルとして扱えるタイプです。BGMや効果音の音量をマイクとは独立して調整できるのがメリットです。
音楽を流しながら話す雑談枠や、ゲーム音をしっかり届けたい場面で活躍します。配信ソフトの音声設定をあまり触りたくない方に適しています。
機材を段階的に増やしたいなら「USB・XLR両対応モデル」がおすすめ
本体にUSBとXLRの両方の出力を備えたデュアル形式のマイクなら、状況の変化によって使い分けが可能です。後からオーディオインターフェイスを購入した場合でも、すぐに繋ぎ変えて配信ができます。
今後の拡張性を視野に入れている方や、損をしたくないと考える方にはデュアル形式をおすすめします。
配信中の操作性で選ぶ
配信中は両手がキーボードやコントローラーでふさがることが多いため、マイクの操作性は配信中のストレスに直接的に関わってきます。音声に関しての切り替えや調整を素早く簡単に行いたい方は、操作性にもこだわってみましょう。
とっさに音を止めたいなら「タップミュート搭載モデル」がおすすめ
タップミュートは、本体の上面に軽く触れるだけで入力を切れる仕組みです。物理スイッチのような操作音が乗らないので、ミュートの瞬間にノイズが入らないというメリットもあります。
咳やくしゃみ、家族の呼びかけがあった場合にもワンタップで対応できるので、配信中に席を立つことが多い方や、実家で配信をしている方におすすめします。
声量の差を自動でならしたいなら「オートレベル搭載モデル」がおすすめ
入力レベルを自動で調整する機能は、オートレベルやオートゲインと呼ばれます。声量の差を自動で感じ取ってバランスをとってくれるため、配信のたびに調整する手間も省けるでしょう。
ゲーム配信などで声が大きくなる傾向にある方や、リアクションを大切にしている配信者の方は、オートレベル搭載モデルを検討してみましょう。
自分の声を遅延なく確認したいなら「ヘッドホン端子搭載モデル」がおすすめ
本体の3.5mm端子にヘッドホンをつなぐことで、PCを往復させずにマイク側の音を直接聞くことが可能になります。配信ソフトを通したときのような遅れを感じにくいので、話しながら声の状態を確かめられるでしょう。
ゲーム音とのバランスをその場で調整できる製品もあるので、声とゲーム音の音量差を簡単に整えたい方に向いています。
設置とデスク環境で選ぶ
マイクはカメラの画角に入りやすい機材です。音だけでなく、映り方と置き場所も選ぶ基準になります。
配信画面に映して見せたいなら「RGBライティング搭載モデル」がおすすめ
RGBライティングを備えたマイクとゲーミングデバイスの色を合わせれば、配信画面全体の統一感を高められます。
顔出し配信をしている方で、画面の雰囲気づくりにこだわりたい方におすすめです。
デスクを広く使いたいなら「全長160mm以下の小型モデル」がおすすめ
全長160mm以下の小型マイクなら設置面積も少ないので、キーボードとモニターの間にきれいに収まります。マイクアームにつけて使用する場合でも、画面構成を壊すことが少ないでしょう。
マイクをあまり配信画面に映したくない方や、そもそも配信デスクが小さい方におすすめです。
配信用マイクのおすすめランキング12選
こちらでは、これまでに紹介してきた選定基準に基づき、おすすめの配信用マイクを12種類、厳選して紹介します。
- 変換方式
- コンデンサー(14mmカプセル×3)
- 接続方式
- USB
- 指向性
- 単一指向性/無指向性/双指向性/ステレオ
- 周波数特性
- 20Hz〜20kHz
- 感度
- 細かい調整が可能
- 本体サイズ
- 12×12.5×29.5cm(スタンド装着時)
- 重量
- 550g(マイク単体)
- 変換方式
- エレクトレットコンデンサー(14mmカプセル)
- 接続方式
- USB Type-C
- 指向性
- カーディオイド
- 周波数特性
- 20Hz〜20kHz
- 感度
- -7.8±3dBFS(1V/Pa@1kHz)
- 本体サイズ
- 全長152mm
- 重量
- 330g
- 変換方式
- コンデンサー(14mmカプセル)
- 接続方式
- USB Type-C
- 指向性
- スーパーカーディオイド
- 周波数特性
- 20Hz〜20kHz
- 感度
- -36dB(1V/Pa@1kHz)
- 本体サイズ
- 9.1 x 9.1 x 16.2 cm
- 重量
- 235g
- 変換方式
- エレクトレットコンデンサー(14mmカプセル×3)
- 接続方式
- USB Type-C
- 指向性
- 単一指向性/無指向性/双指向性/ステレオ
- 周波数特性
- 20Hz〜20kHz
- 感度
- -8dBFS±4dB(94dBSPL・1kHz)
- 本体サイズ
- 10.2 x 13.4 x 25.6 cm
- 重量
- 345g
- 変換方式
- ダイナミック
- 接続方式
- USB Type-C
- 指向性
- ハイパーカーディオイド
- 周波数特性
- 80〜16,000Hz
- 感度
- -53dB(2.2mV)(0dB=1V/Pa・1kHz)
- 本体サイズ
- 長さ145.3mm・最大径52mm
- 重量
- 約600g
- 変換方式
- バックエレクトレット・コンデンサー
- 接続方式
- USB Type-C
- 指向性
- 単一指向性
- 周波数特性
- 20〜20,000Hz
- 感度
- -37dB(0dB=1V/Pa、1kHz)
- 本体サイズ
- 長さ142mm・最大径52mm
- 重量
- 約373g
- 変換方式
- ダイナミック
- 接続方式
- USB Type-C+XLR
- 指向性
- カーディオイド
- 周波数特性
- 50Hz〜16,000Hz
- 感度
- XLR:-55dBV/Pa/USB:-33dBFS/Pa
- 本体サイズ
- 長さ169.5mm・直径90mm(ヨーク内)
- 重量
- 573.5g
- 変換方式
- コンデンサー
- 接続方式
- USB
- 指向性
- カーディオイド
- 周波数特性
- 20Hz〜20kHz
- 感度
- -34dB±30%(1kHz)
- 本体サイズ
- 幅47.3mm × 奥行47.3mm × 高さ122.6mm
- 重量
- 約305g(ケーブル含む)
- 変換方式
- ダイナミック
- 接続方式
- USB Type-C+XLR
- 指向性
- カーディオイド
- 周波数特性
- 50Hz〜16kHz
- 感度
- -58±3dB
- 本体サイズ
- 直径約58.4mm × 長さ約187mm
- 重量
- 約320g
- 変換方式
- バックエレクトレット・コンデンサー(Φ16mm)
- 接続方式
- USB
- 指向性
- カーディオイド
- 周波数特性
- 20Hz〜18kHz
- 感度
- -36dB±2dB(0dB=1V/Pa@1kHz)
- 本体サイズ
- 全長187mm
- 重量
- 370g
- 変換方式
- コンデンサー(16mmカプセル)
- 接続方式
- USB Type-C
- 指向性
- スーパーカーディオイド
- 周波数特性
- 70〜20,000Hz
- 感度
- -20 dBFS
- 本体サイズ
- 46×85×167mm(スタンド除く)/高さ213mm・台座径100mm(スタンド装着時)
- 重量
- 570g
- 変換方式
- コンデンサー(1インチ真鍮製デュアルダイアフラム)
- 接続方式
- XLR
- 指向性
- カーディオイド
- 周波数特性
- 20Hz〜20kHz
- 感度
- -38dBV/Pa
- 本体サイズ
- 149.7×φ52mm
- 重量
- 463g
自分の配信ジャンルに合った配信用マイクを選んでみよう
今回はゲーム実況からASMRまで、配信で扱いやすいマイクを12種類紹介しました。マイク選びで迷ったときは、スペックの高さを比べるよりも、自分の配信で「拾いたい音」と「入れたくない音」のどちらを優先するかを先に決めるとよいでしょう。手元の環境と配信スタイルを思い浮かべながら、長く付き合える1台を探してみてください。
配信用マイク選びでよくある質問
ゲーム実況で打鍵音を拾いにくいマイクはどれですか?
正面の収音範囲が狭いハイパーカーディオイドのダイナミックマイクが向いています。マイクを口元へ近づけ、キーボードを収音範囲から外すと打鍵音を抑えやすくなります。
配信初心者にはUSBマイクとXLRマイクのどちらがおすすめですか?
追加機材なしで始めたい場合はUSBマイクがおすすめです。将来オーディオインターフェースを導入したい場合は、USB・XLR両対応モデルも選択肢になります。
雑談配信に向いているマイクはどれですか?
カーディオイドのコンデンサーマイクが向いています。正面の声を聞き取りやすく拾いやすいため、姿勢が変わりやすい長時間の雑談にも使いやすい構成です。
歌枠用マイクを選ぶポイントは何ですか?
息づかいや声の余韻を拾いやすい大口径ダイアフラムのコンデンサーマイクが候補です。本格的に調整する場合は、XLR接続とオーディオインターフェースの組み合わせも検討してください。
配信中に自分の声を遅延なく確認できますか?
ヘッドホン端子を搭載したマイクなら、PCを経由せずダイレクトモニタリングできます。ゲーム音とマイク音を調整できるモデルもあります。











