配信やゲーム実況で声をクリアに届けるには、マイク本体だけでなくマイクスタンド選びが欠かせません。設置方式や耐荷重を誤ると、キーボードの打鍵音を拾ったりカメラに映り込んだりと、思わぬストレスの原因になります。
とはいえマイクスタンドにはアーム型・卓上型・ブーム型など種類が多く、どれを選べばよいか迷う方も多いはずです。自分の配信スタイルやデスク環境に合わないタイプを選ぶと、設置後に買い替えることにもなりかねません。
そこで本記事では、配信用途に絞ったマイクスタンドの選び方と、種類別のおすすめモデルを紹介します。動作音・映り込み・省スペースといった配信ならではの観点で比較するので、ぜひ最後までご覧ください。
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マイクスタンドの選び方
ここからは、マイクスタンドを選ぶ際にチェックすべきポイントを解説します。使っているマイクの重量やネジ規格、デスク環境や配信スタイルによって最適なモデルは異なるので、自身に合った1台を探してみてください。
耐荷重で選ぶ
マイク本体にショックマウントやポップガードを足すと、総重量は1kgを超えることもあります。手持ちの機材の重さに見合った耐荷重のモデルを選びましょう。
重い機材もしっかり支えたいなら「高耐荷重モデル」がおすすめ
高耐荷重モデルは、重量級のコンデンサーマイクにアクセサリーを足しても安定して支えられるのが特徴です。耐荷重に余裕があるほど、アームが下がる「お辞儀」も起こりにくくなります。
対応できる重量の幅が広く、機材を増やしても使い続けられます。重いマイクを本格的に運用したい方に適した選択肢です。
軽量マイクを扱いたいなら「コンパクトアーム型」がおすすめ
コンパクトアーム型は、軽量なマイクを手頃な価格で扱える入門向けのタイプです。小ぶりなアームでデスクを占領せず、はじめての1台としても導入しやすくなっています。
1kg前後までのマイクに向いており、軽い力で角度を変えられます。まず気軽にマイクアームを試してみたい方にちょうどよいでしょう。
ネジ規格で選ぶ
マイクとスタンドをつなぐネジには、主に3/8インチと5/8インチの2種類があります。規格が合わないと取り付けられないため、手持ちマイクのネジ径を確認しておきましょう。
手持ちのマイクを規格を気にせず付けたいなら「変換アダプタ付属モデル」がおすすめ
変換アダプタ付属モデルは、複数のネジ規格に対応でき、幅広いマイクをそのまま取り付けられるのが特徴です。海外製のマイクや将来の買い替えにも柔軟に対応できます。
アダプタが標準で付いていれば、別途購入する手間もかかりません。さまざまなマイクを使い分けたい方に向いています。
定番の5/8規格でシンプルに使いたいなら「5/8インチ標準モデル」がおすすめ
5/8インチ標準モデルは、多くのマイクホルダーやショックマウントが採用する定番規格にそのまま対応するタイプです。国内外の一般的なマイクと組み合わせやすく、余計な変換を挟まず使えます。
信頼できるメーカー品を選べば、剛性や耐久性の面でも安心できます。規格で迷わず堅実に使いたい方に適しています。
デスクアーム型で選ぶ
デスクの端にクランプで固定するアーム型は、配信で最も人気のあるタイプです。可動域やアームの長さ、設置のしやすさに注目して選びましょう。
モニター上まで大きく取り回したいなら「ロングアーム型」がおすすめ
ロングアーム型は、アームが長く可動域が広いため、モニターの上を越えて口元までマイクを引き寄せられるのが特徴です。デスクが広い環境でも、狙った位置にしっかり届きます。
大きく動かしても軸がぶれにくく、配信中の微調整も快適です。マイク位置を大胆に変えたい方に適したタイプです。
低予算でも壊れにくい定番がほしいなら「金属製スタンダードアーム」がおすすめ
金属製スタンダードアームは、頑丈な作りと手頃な価格を両立した定番タイプです。基本的な可動と折りたたみに対応し、日常的な使用に十分な耐久性を備えています。
はじめてのマイクアームでも扱いやすく、長く使っても劣化しにくいのが強みです。コストを抑えつつ確実な1台がほしい方に向いています。
視界を遮らずスッキリ設置したいなら「ロープロファイル型」がおすすめ
ロープロファイル型は、デスク面に沿って低く伸びる構造で、モニターの下からマイクを出せるのが特徴です。アームが視界に入らず、配信画面や表情を遮りません。
省スペースで見た目もすっきりまとまり、カメラ映りも良くなります。画面を遮らず配信したい方に適したタイプです。
卓上スタンド型で選ぶ
クランプが使えない机や省スペース重視の環境では、卓上スタンド型が便利です。据え置きの手軽さか、位置調整の自由度かで選び分けましょう。
とにかく手軽・低コストに置きたいなら「据え置き卓上型」がおすすめ
据え置き卓上型は、デスクに置くだけで使えるコンパクトなタイプです。設置や移動が簡単で、クランプを取り付けられない机でもすぐ導入できます。
倒れにくい設計のものを選べば、触れてもマイクがずれにくく安定します。まず手軽にマイクを固定したい方に向いています。
卓上でも角度・高さを調整したいなら「卓上アーム型」がおすすめ
卓上アーム型は、クランプで固定しつつアームで角度や高さを調整できるタイプです。据え置き型より自由度が高く、口元へ細かく位置を合わせられます。
スプリング式なら、ノブを締め直さずスムーズに動かせます。卓上でこまめに位置を追い込みたい方に適したタイプです。
フロア型で選ぶ
床に自立させるフロア型は、デスクの振動を拾いにくく、高さを大きく変えられます。音質重視か立ち用途かで、適したモデルを選びましょう。
音響にこだわる本格派なら「鉄製ブーム型」がおすすめ
鉄製ブーム型は、頑丈なスチール構造で重いマイクもお辞儀せず固定できるタイプです。安定感が高く、腰を据えた収録や音質重視の環境に向いています。
ブームを外せばストレートスタンドとしても使えます。据え置きで本格的に音を録りたい方に適したタイプです。
立ち配信・歌枠で使いたいなら「フロアブーム型」がおすすめ
フロアブーム型は、高さを大きく調整でき、立った姿勢での配信や歌枠に合わせやすいタイプです。折りたたみや持ち運びに対応したモデルもあります。
マイクホルダーが付属するものなら、届いてすぐに使い始められます。立ち配信や歌ってみたを始めたい方に向いています。
配信用マイクスタンドのおすすめランキング11選
こちらでは、ここまでに紹介してきた選定基準に基づき、おすすめのマイクスタンドを11種類、厳選して紹介します。自分のスタイルに合ったものがないか確認してみましょう。
- 設置タイプ
- デスクアーム(ブーム)
- 耐荷重
- 94g〜1.2kg
- ネジ規格
- 3/8・5/8(変換アダプタ付属)
- サイズ
- 水平リーチ約94cm/垂直約86cm
- 固定・対応
- クランプ最大70mm・ネジ式インサート最大55mm
- ケーブル収納
- 内蔵(XLR/USB)
- 特長
- ダンプドスプリング+ネオプレンで動作音を抑制、360度回転
- 設置タイプ
- デスクアーム(ブーム)
- 耐荷重
- 約2kg
- ネジ規格
- 5/8(3/8対応は未確認)
- サイズ
- 最長約83cm(1辺39cm×2)
- 固定・対応
- クランプ約5cmまで
- ケーブル収納
- ベルクロタイで整線(内蔵チャンネルなし)
- 特長
- 金属製・360度回転・折りたたみ式・ショックマウント対応
- 設置タイプ
- デスクアーム(ロープロ)
- 耐荷重
- 最大3kg
- ネジ規格
- 1/4・3/8・5/8(変換アダプタ付属)
- サイズ
- 全長約75cm
- 固定・対応
- クランプ式(最大60mm)
- ケーブル収納
- 内蔵(マグネットカバー)
- 特長
- ガススプリング式・六角レンチでテンション調整可
- 設置タイプ
- デスクアーム(ロープロ)
- 耐荷重
- 約1.5kg
- ネジ規格
- 3/8・5/8(変換アダプタ付属)
- サイズ
- 合計約70cm(アーム約30cm×2+先端約10cm)
- 固定・対応
- クランプ約2〜6cm
- ケーブル収納
- アーム内蔵
- 特長
- モニター下設置可・360度水平/約195度垂直・ボールヘッド
- 設置タイプ
- デスクアーム(ブーム)
- 耐荷重
- 2kg
- ネジ規格
- 5/8(3/8は変換対応)
- サイズ
- 可動距離680mm/外形430×398mm
- 固定・対応
- クランプ最大50mm
- ケーブル収納
- 面ファスナー2箇所+可動部スリット
- 特長
- 実用2kgの高剛性・アーム取付360度・国内正規1年保証
- 設置タイプ
- デスクアーム(コンパクト)
- 耐荷重
- 1kg以内(マイク+付属品合計)
- ネジ規格
- 3/8(SHURE)+5/8変換ネジ付
- サイズ
- アーム30cm+30cm
- 固定・対応
- クランプ約35mmまで
- ケーブル収納
- アームに沿わせ
- 特長
- スプリング式・360度回転・折りたたみ可
- 設置タイプ
- 卓上(据え置き)
- 耐荷重
- -
- ネジ規格
- 5/8
- サイズ
- H139×W110×D155mm/257g
- 固定・対応
- 据え置き(設置不要)
- ケーブル収納
- ベース構造に取り回し
- 特長
- ロックダイヤルで角度固定・高さ固定・倒れにくい設計
- 設置タイプ
- 卓上(デスクアーム)
- 耐荷重
- -
- ネジ規格
- 5/8(3/8変換は別売)
- サイズ
- アーム50cm+50cm
- 固定・対応
- クランプ約55mm+台座固定
- ケーブル収納
- XLRケーブル内蔵(付属5m)
- 特長
- スプリング式で角度・高さ調整・ノブ締め不要
- 設置タイプ
- デスクアーム(ブーム)
- 耐荷重
- 最大1.1kg
- ネジ規格
- 3/8・5/8
- サイズ
- アーム約95cm
- 固定・対応
- Cクランプ
- ケーブル収納
- 支柱内蔵
- 特長
- 密閉アルミ構造・360度回転・静音動作
- 設置タイプ
- フロア(ブーム)
- 耐荷重
- -
- ネジ規格
- 3/8(別売変換で5/8)
- サイズ
- 高さ90〜160.5cm/ブーム84cm/3.2kg
- 固定・対応
- 三脚ベース/マイクホルダー別売
- ケーブル収納
- ケーブルクリップ付属
- 特長
- ドイツ製スチール・ブームを外しストレート化可
- 設置タイプ
- フロア(ブーム)
- 耐荷重
- -
- ネジ規格
- 未確認(クリップ型ホルダー付属)
- サイズ
- 高さ約78〜148cm(表記差あり)/ブーム約79cm
- 固定・対応
- 三脚ベース/マイクホルダー付属
- ケーブル収納
- なし
- 特長
- クイックロック脚・折りたたみ・ソフトケース付属・ストレート化可
自分の配信環境に合ったマイクスタンドを選んでみよう
本記事で紹介した11機種は、重量級マイク向けの本格アームから、手頃なコンパクト型、省スペースなロープロ型、立ち配信向けのフロア型まで、さまざまな配信環境に対応したモデルです。最適なマイクスタンドは、使うマイクの重さやデスク環境、配信スタイルによって変わります。まずは「どんなマイクを使うか」「デスクにクランプを付けられるか」という点から考えてみましょう。本記事を参考に、自分の配信環境にぴったりの1台を見つけてみてください。
配信用マイクスタンドのよくある質問
配信用マイクスタンドは重いマイクでも使えますか?
使えます。ただし製品ごとに耐荷重が異なるため、マイク本体にショックマウントやポップガードを付けた総重量で確認するのが安全です。重量級マイクなら高耐荷重モデルを選ぶ必要があります。
3/8インチと5/8インチのネジ規格は何が違いますか?
マイクホルダーやショックマウントの接続サイズが異なります。手持ち機材の規格と合わない場合でも、変換アダプターが付属するモデルなら対応しやすいです。
卓上型とアーム型はどちらが配信向きですか?
省スペース性や口元への寄せやすさを重視するならアーム型が向いています。設置の手軽さや価格重視なら卓上型が選びやすいです。
ロープロファイル型のマイクアームはどんな人に向いていますか?
モニター前の視界を遮りにくく、カメラ映りをすっきりさせたい配信者に向いています。通常の上方向アームより低い位置で動かせるのが特長です。










