「ゲーム配信を始めてみたい」そんな時、Nintendo Switchがあるからすぐにできると思っていませんか?実は、Nintendo Switch本体だけではゲーム配信はできません。その理由は、Switchには直接ゲーム映像をインターネット上に配信する機能が備わっていないからです。
最近では、Nintendo Switch専用のキャプチャー機能を備えたドック型の機器も登場しています。これらを活用すれば、キャプチャーボードなしでも簡単に配信できる選択肢があります。ただし、広く使われている方法は「キャプチャーボード+パソコン」を使うスタイルです。汎用性が高く、配信の自由度も優れているため、多くの配信者が採用しています。
本記事では、Nintendo Switchでゲーム配信を始めるための具体的な方法を詳しく解説します。また、配信に欠かせない機材やソフトウェアについても触れていくので、これから配信を始めたい人はぜひ参考にしてください。
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Nintendo Switchでゲーム配信を始めるには、いくつかの専用機材が必要です。Switch本体だけでは配信ができないため、キャプチャーボードを使ってゲーム画面をパソコンに取り込み、配信ソフトを利用して視聴者に届ける準備を整えます。また、配信者の声やゲーム音をクリアに伝えるためのマイクやヘッドフォンも重要です。ここからは、ゲーム配信に欠かせない機材の選び方やポイントについて詳しく解説します。
Nintendo Switchのゲーム配信を行うためには、パソコンと配信ソフトが必要です。まずパソコンについてですが、Switchのゲームをキャプチャして配信する用途では、非常に高性能なゲーミングPCは必須ではありません。重要なのは、配信ソフトがスムーズに動作する程度のスペックです。以下を参考にしてください。
キャプチャーボードの選択肢によっては、Windows専用のものや、MacOS非対応のものもありますので、OSとの互換性も必ず確認しましょう。
次に、配信ソフトとしてはOBS Studioをおすすめします。OBS Studioは無料で提供されており、多機能ながら初心者でも扱いやすい仕様です。OBS Studioを使うと、Switchのゲーム映像を取り込み、インターネット上で配信可能です。公式サイトからダウンロード後、簡単な設定を行うだけで利用を開始できます。
Nintendo Switchでゲーム配信を行うためには、キャプチャーボードが欠かせません。キャプチャーボードは、Switch本体から出力される映像と音声をパソコンに取り込み、配信ソフトで処理できる形式に変換する役割を果たします。つまり、キャプチャーボードがなければ、Switchの画面をパソコンで映したり配信したりすることはできません。
また、キャプチャーボードで取り込んだ映像を表示・録画するためには、キャプチャーソフトも必要です。ただし、キャプチャーソフトはほとんどの場合、キャプチャーボード購入時に付属しています。購入する際には、付属ソフトが同梱されているかを必ず確認してください。付属ソフトをインストールすることで、パソコン上でSwitchの映像をリアルタイムに確認できるようになります。
キャプチャーボードを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。特に注目すべきは「パススルー機能」です。この機能があると、Switchの映像を遅延なくテレビやモニターに表示できるため、ゲームプレイ時に操作のタイムラグを感じることがありません。また、解像度やフレームレートも大事な選択基準です。例えば、1920×1080(フルHD)や4Kに対応している製品は、高画質な映像を配信したい場合に適しています。加えて、滑らかな映像を実現するためには、60fpsのフレームレート対応モデルを選ぶと良いでしょう。
ゲーム配信において、マイクとヘッドフォンは快適な配信を行うために欠かせない機材です。初心者や手軽さを重視する場合には、マイクとヘッドフォンが一体化した「ヘッドセット」が便利です。ヘッドセットは装着も簡単で、コストパフォーマンスにも優れており、初めての配信環境を構築する際にはとてもおすすめできます。
しかし、音質にこだわる場合は、マイクとヘッドフォンを別々に用意する方法が適しています。特に、クリアな音声を求めるなら「コンデンサーマイク」を選ぶと良いでしょう。USB接続タイプのものは扱いやすく、配信者の間でも広く利用されています。一方で、ヘッドフォンについては「密閉型」のものが配信に向いています。密閉型ヘッドフォンは外部の音を遮断する効果が高いため、ゲーム音や自分の声をしっかりと確認できます。
Nintendo Switchでゲーム画面を外部モニターやキャプチャーボードに出力するには、本体をTVモードに設定する必要があります。TVモードに切り替えることで、Switchからの映像と音声をHDMIケーブルを通じて出力できるようになります。
まず、Switch本体をドックにセットします。背面のUSB Type-C端子がドック内部のコネクタにしっかり差し込まれるように配置してください。これにより、Switch本体は電源供給を受けながら映像と音声の外部出力が可能になります。
次に、ドック背面の「HDMI OUT」ポートにHDMIケーブルを接続し、もう一方を外部モニターやテレビのHDMI入力ポートに接続しましょう。最後に、テレビやモニターの入力切替を行い、Switchを接続したHDMIポートを選択します。これで、ゲーム画面が外部モニターに映し出されるようになります。
Nintendo Switchのゲーム画面を配信するには、キャプチャーボードでSwitchとパソコンを接続する必要があります。
まず、Switch本体をドックにセットし、ドック背面の「HDMI OUT」ポートからHDMIケーブルをキャプチャーボードの「HDMI IN」ポートに接続します。次に、キャプチャーボードとパソコンを接続します。外付け型ならUSBケーブルを、内蔵型の場合はPCIeスロットに取り付けて使用します。
ゲーム画面を遅延なくプレイしたい場合は、キャプチャーボードの「HDMI OUT」ポートをテレビやモニターに接続することで、スムーズな映像を表示できます。
最後に、キャプチャーボード付属のソフトやOBS Studioを使って映像と音声を取り込み、配信の準備を整えます。
Nintendo Switchのゲーム画面を配信するには、OBS Studioを使用してキャプチャーボードから取り込んだ映像を設定し、視聴者が快適に視聴できる状態に整える必要があります。OBS Studioは無料で利用できる配信ソフトで、映像のカスタマイズや音声調整など多機能で柔軟な設定が可能です。ここからは、OBS Studioを使ったゲーム画面の取り込みから、実際の配信準備までの方法を詳しく解説します。
OBSのメイン画面左下にある「シーン」ボックス内で、既存のシーンを選択するか、「+」ボタンをクリックして新しいシーンを追加します。
次に、「ソース」ボックス内の「+」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「映像キャプチャデバイス」を選択します。
新規作成を選び、適当な名前を入力して「OK」をクリックします。
プロパティウィンドウが表示されたら、「デバイス」ドロップダウンメニューから接続したキャプチャーボードを選択します。
高画質にする場合、「解像度/FPSタイプ」で「カスタム」を選択し、「解像度」を 1920x1080、「FPS」を「出力FPSに合わせる」に設定しましょう。
「音声出力モード」を「音声のみキャプチャ」に設定し、「OK」をクリックして設定を保存します。
OBSのメイン画面下部にある「音声ミキサー」で、マイク/補助音声(Mic/Aux)が正しく設定されていることを確認します。
必要に応じて、マイクやゲーム音の音量バランスを調整します。音声が正常に入力されているか、メーターの動作を確認してください。
Nintendo SwitchのゲームをYouTubeやTwitchで配信するには、OBS Studioでアカウントを連携し設定を行います。OBSの「設定」から「配信」を選びましょう。
YouTubeの場合、YouTubeにログインし「ライブ配信を開始」からストリームキーを取得してOBSに入力します。同様に、Twitchでは「クリエイターダッシュボード」の「配信」からストリームキーを取得し入力します。
設定が完了したら「配信開始」をクリックし配信がスタートします。配信前に映像や音声を確認し、スムーズに配信を行いましょう。
Nintendo SwitchをPCにつないでゲーム配信をするには、ドックを介してテレビモードでHDMI出力する必要があります。しかし、Nintendo Switch Liteはドック接続やテレビモードに対応しておらず、HDMI出力機能もありません。そのため、Switch Liteでは外部モニターやキャプチャーボードを利用できず、直接配信できません。ゲーム配信を行いたい場合は、通常のNintendo Switch本体を使用してください。
ゲーム配信中にNintendo Switch本体にイヤホンを接続すると、ゲーム音がイヤホン側にのみ出力されるため、キャプチャーボードやPCには音声が伝わらなくなります。配信にゲーム音が入らなくなるため、配信環境としては不適切です。配信時にはSwitch本体にイヤホンを接続せず、PC側で音声モニターを行うか、音声が正しく伝わる設定にしましょう。音声トラブルを避けるために、設定確認を怠らないことが重要です。
ゲーム配信をする際には、Nintendoやゲームソフトの著作権ガイドライン、さらには配信プラットフォームの規約を必ず守る必要があります。これらの規定に違反すると、配信アカウントが停止されるだけでなく、著作権法違反に問われる可能性もあります。特にNintendoは、ネットワークサービスにおける著作物利用のガイドラインを明示しているため、配信前に内容を十分確認しましょう。また、配信プラットフォームごとの規約違反も厳しく取り締まられるため、事前に各種ガイドラインを把握した上で、ルールに沿った配信を行うことが大切です。
Nintendo Switch本体だけでは配信はできません。配信には、キャプチャーボードを使いSwitchとPCを接続し、OBS Studioなどの配信ソフトを設定する必要があります。Switchをドックにセットし、TVモードでHDMI出力することで、ゲーム画面を取り込めます。ただし、Switch Liteはドック非対応のため、配信には使用できません。配信用PCは高性能でなくても、配信ソフトが快適に動作する程度のスペックで十分です。OBS Studioを使用すれば、Switchの映像をスムーズに配信できます。さらに、任天堂やゲームソフトのガイドライン、配信プラットフォームの規約を守ることが必須です。違反するとアカウント停止や法的リスクがあるため、配信前に確認しましょう。
配信内ので視聴者のコミュニティと向き合うことで、配信をより良いものにできます。
視聴者と向き合うために最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。
CastCraftの機能を一部ご紹介します。
このような機能により、配信者が視聴者との関係を深めることができます。
『こんなに便利なツールは他に無いので、配信者のみんなは1回騙されたと思って使ってみてほしい!!!』
『導入していたおかげでアンチの対策に非常に役立ちました。いつも本当に色々と助けられている機能があり、感謝しております。』
『知り合いの配信者が遊びに来てくれた時も見逃しにくいので、大変助かっています。』
『CastCraft様にはどれだけお世話になっているかわかりません!配信生活をもっと楽しいものにしてくださってありがとうございます。』
CastCraftが導入されているチャンネルの総登録者数は1.5億人を超えており、これまで140万回以上の配信で使われています。
日々の配信にCastCraftを導入して、より楽しい配信コミュニティを作っていきましょう。