Discordとは無料でチャットと通話が可能なアプリケーションです。チャットと通話ができるだけでなく、グループを作ったり、通話している相手の画面を共有したりと、パソコンゲーマーなら誰でも一度は使ったことのあるサービスと言っても過言ではありません。もともとゲーマー向けに開発されたツールですが、チャット、通話、画面共有、資料の添付等、全て無料で使えるため、ビジネスの場でも使われるようになっています。
Discordにはオーバーレイ機能があります。ゲーム画面上に通話中の相手を表示させ、画面上で誰と一緒にプレイしているのか、誰が話しているのかが見えるようになります。また、Discordの搭載されている機能を使うことで、発言者がより目立つような表示ができるため、ゲーム配信をするならおすすめの機能と言えるでしょう。
CastCraftを今すぐダウンロードDiscordでは、オーバーレイ機能を有効にしてサーバーのボイスチャンネルに入室した上でゲームを起動すると、そのボイスチャンネルに参加しているユーザーのアイコンや名前がオーバーレイで表示されます。
左上に表示されるオーバーレイの位置やサイズを変更したい場合は、「オーバーレイのロック」キーからロックを解除し、アイコンなどをドラッグすることで変更できます。
また、「アクティビティ設定」の「ゲームオーバーレイ」にある「ボイスチャットウィジェット」からは、アバターのサイズや表示されるタイミング、画面上に表示するユーザー数の上限などを変更可能です。
ボイスチャンネル参加者のアバター(アイコン)の大きさを「大/小」の二つから選択することができます。
基本的には大サイズの方が視認性が高く便利ですが、ボイスチャンネルに大人数が入室している場合は小サイズの方が画面がすっきりします。
ユーザー名の表示タイミングを「常に表示」「話している間のみ」「期限なし(非表示)」の三つから選択することができます。
初対面の人が多いタイミングでは、「話している間のみ」にしておくと、相手のユーザー名が判別しやすく便利です。
ボイスチャンネルに参加しているユーザーの表示タイミングを「常に表示」か「話している間のみ」の二つから選択することができます。
ボイスチャンネルの人数が多い場合は、こちらも「話しているときのみ」にした方が画面が窮屈にならずに済みます。
画面上に表示するユーザー数の上限を「0」から「25」までの間で選択することができます。
多すぎると画面が窮屈になってしまうため、初期設定である8人程度に設定するか、上三つの設定と合わせて見やすいように調節しましょう。
Discordでオーバーレイを表示させる方法は非常に簡単です。初期設定ではオーバーレイは表示されていますが、何らかの操作でオーバーレイが無効になっている可能性もあるため、オーバーレイの表示方法をご紹介します。
まずはDiscordの歯車のマークをクリックし、設定画面を開きます。
設定画面を開くと多くの設定項目が出てくるので、その中から「ゲームオーバーレイ」を選択してください。
「ゲームオーバーレイ」を選択すると画像のようになり、オーバーレイを設定できるようになります。ここを調整することで、オーバーレイを自由にカスタマイズ可能です。
「ゲーム中のオーバーレイを有効化」を有効にすると、ゲーム画面端にオーバーレイが表示されるようになります。オーバーレイを設定したいなら、「ゲーム中のオーバーレイ有効化」を必ずチェックしましょう。
Discordではゲームごとにオーバーレイの表示を切り替えられます。マルチプレイのゲームであれば、オーバーレイは非常に重要ですが、シングルプレイでは、なくても問題ないので、ゲームに合わせて設定しましょう。
Discordの歯車をクリックし、「アクティビティ設定」の「登録済みのゲーム」をクリックします。
ゲームをプレイしたことがある場合、自動でゲームが追加され、設定ができるようになります。オーバーレイを表示させるには右にあるディスプレイのアイコンをクリックして、赤から黒に変更することで有効にできます。
もしゲーム中にオーバーレイが表示されてない場合、ここの設定が変わっていることがあるので、どのゲームがちゃんと表示されているのか確認しておきましょう。
ショートカットキーを設定することで、配信中やゲーム中にオーバーレイをすぐに表示させることができます。
Discordの歯車をクリックし、「キー割り当て」を開きます。「キー割り当て」の設定画面を開くことで、様々なショートカットキーを設定し、デフォルトのキー割り当てを確認できます。
オーバーレイの切り替えやチャット表示が可能なので、急にプライベートなメッセージが来た時に隠せるように設定しておきましょう。
ゲーム中にメッセージが来た時にそのメッセージを画面上に表示させるか、表示させないか設定できます。また、やり方によってはメッセージを表示させる位置を変更できるので、任意の位置に設定しましょう。
まずは歯車のアイコンをクリックして、設定画面を開き、「ゲームオーバーレイ」をクリックします。
ゲームオーバーレイの設定画面を下方向にスクロールすることで、「オーバーレイ通知」を設定する項目が出てきます。
「テキストチャットの通知を表示する」を有効にすることで、チャットが画面上に表示されるようになります。また、「通知の位置」を任意の位置に設定することで、通知がポップされたときに、設定した場所に表示されます。
テキストチャットを固定して表示させることで、より充実したゲーム体験ができるようになります。テキストチャットを固定する方法についてご紹介します。
ゲーム中に「オーバーレイのロック」キーを入力するとDiscordが起動します。ロックキーはオーバーレイの設定で任意のキーに割り当てられるので確認しておきましょう。デフォルトでは画像のようになります。
チャンネルやDMを開いて、表示させたいメッセージを選びます。メッセージの右上にある「…」をクリックし、「メッセージをピン留め」をします。
これだけでメッセージにピン留めさせられます。
無事にピンの設定ができたら、画面右上にある「ピン留めされたメッセージ」でピン留めされたメッセージだけを表示できます。プライバシーが守られるだけでなく、単独で表示させることで、オーバーレイにしたときに画面を圧迫しないメリットがあります。
ゲーム画面にオーバーレイを入れるにはDiscordだけで設定できますが、OBS上でDiscordのようにオーバーレイを表示させることも可能です。Discord Streamkit Overlayを使うことで、OBSの上でDiscordのオーバーレイを表示できるようになり、別のエフェクトや画面の設定と合わせやすくなるでしょう。
Discord Streamkit Overlayを使うにはDiscord Streamkitのページにアクセスしましょう。Discord StreamkitはOBSやXSPLITを拡張するツールです。使用するにはDiscordのアカウントが必要になるため、あらかじめ作成しておきましょう。
DiscordとOBSがダウンロードされている状態で、「Insall for OBS」をクリックしたら次の画面になります。
この時、「Server」を押すと、Discord内にあるグループが表示されます。「Server」を選択すると右画面のようにURLが出てくるのでコピーしましょう。
次に、OBS上で設定できるようにします。まずはOBSを起動して、左下にある「ソース」の「+」をクリックし、「ブラウザ」を選択します。
「ブラウザ」を選択したら次のような画面になるので、「URL」に先ほどコピーしたDiscord StreamkitのURLを貼り付けます。そうすることで、OBSの画面上にDiscordのオーバーレイを表示させられます。
アイコンの大きさや名前の文字の大きさを変えるにはDiscord Streamkitでカスタマイズが可能です。
テキストの文字の大きさを変えたり、透明度の高い背景にしたり、影を追加したりと、配信画面を見やすくするための工夫ができます。お使いのデバイスやゲームの種類に合わせて、一緒に参加している人のアイコンが目立つようにカスタマイズしましょう。
OBSではできない、コメント表示・読み上げ・演出をまとめてサポート。
CastCraftは初心者からプロ配信者まで、
成長に合わせて使えるオールインワン配信ツールです。
Discordは起動されたゲームを自動的に検出して登録しますが、専用のランチャーから起動されるゲームなどの一部のゲームは、正しく検出が行われず登録されない場合があります。「ユーザー設定」の「アクティビティ設定」から「登録済みのゲーム」を確認し、ゲームの名前が表示されていない場合は、同ページの「追加する!」から登録を行いましょう。
様々な機能を試していると忘れがちですが、オーバーレイが非表示に設定されているとオーバーレイは表示されません。Discordの歯車のアイコンの「ユーザー設定」から「ゲームオーバーレイ」を開き、「ゲーム中のオーバーレイを有効化」が有効になっているかどうか確認しましょう。
Discordのオーバーレイの表示が有効になっているのに、オーバーレイが表示されていない場合、アプリケーションがうまく動作しない可能性があります。その場合は一度、Discordを閉じます。閉じた後、フォルダにあるDiscordのアプリケーションを右クリックし、「管理者として実行」をクリックしてアプリケーションを起動させます。
ゲームによっては、画面モードが「フルスクリーン」だとゲーム画面が最優先で表示されるため、表示されているはずのDiscordのオーバーレイが隠れてしまいます。この場合、ゲーム内のグラフィック設定から画面モードを「ウィンドウ」や「ボーダーレスウィンドウ」に変更すると解決します。
Discord以外にもオーバーレイ機能のあるソフトを同時に使用している場合、双方の機能が競合してしまい、オーバーレイが表示されないことがあります。NVIDIAの「GeForce Experience」やSteamの「オーバーレイ」機能などを利用している方は、一度それらのソフトを無効化してみましょう。
一部のウイルス対策ソフトによってアプリケーションが制限されることがあります。ウイルス対策ソフトを入れている場合は、ウイルス対策ソフトを一時的に停止させ、停止した状態でオーバーレイが表示されるかどうか確認しましょう。ウイルス対策ソフトを停止させればオーバーレイが上手く表示されるなら、ウイルス対策ソフトが原因です。
ウイルス対策ソフトの除外リスト(ホワイトリスト)にDiscordを追加すれば、問題が解決する場合があります。
一部のウイルス対策ソフトはアプリケーションが開けなくなるトラブルがあるため、どんなウイルス対策ソフトを入れているかも確認しておきましょう。
上記全ての対処法を試してもオーバーレイが表示されないなら、再インストールするのも1つの手です。Windowsなら「設定」から「システム」の「ストレージ」にある「インストールされているアプリ」から「Discord」を選択し「アンインストール」をします。その後、Discordのインストーラーを起動して、Discordを再インストールします。この方法ならDiscordの設定が初期化されるため、オーバーレイが表示される場合があります。
ゲーム配信をするならDiscordのオーバーレイを活用することで、誰が話しているのか見やすくなるだけでなく、どんな会話が展開されているのか視聴者がわかりやすくなります。視聴者に伝わりやすい配信画面を設定しておくことで、視聴者が没入しやすくなり、ファン獲得にも繋がります。オーバーレイの設定があるだけでゲーム配信のクオリティに違いが出て、他の配信者との差別化ができます。視聴者を楽しませることで、自然と配信者自身も楽しめるようになるでしょう。
配信で視聴者のコミュニティ形成をうまく行うことで、日常の配信をより面白いものにすることができます。
そのような観点で最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。
CastCraftは上記のような機能により、配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。
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