YouTubeの投げ銭コンテンツであるスパチャは、ファンが直接的に配信者を応援できるシステムです。
しかし、スパチャは投げた金額がすべて配信者の収入につながるわけではありません。基本的に30%の手数料がYouTubeに差し引かれるので、配信者は最大70%の収入となります。
本記事では、スパチャにかかる手数料を解説するとともに、スパチャの手数料を抑える方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
YouTubeのスパチャ(スーパーチャット)では、視聴者が送った金額の30%がYouTube側の手数料として差し引かれます。配信者が実際に受け取れるのは、残りの70%です。
たとえば、視聴者が10,000円のスパチャを送った場合、配信者の手元に届くのは7,000円となります。3,000円はYouTubeの収益として徴収される仕組みです。
ほかの投げ銭サービスと比較するとやや高めの水準ですが、YouTubeの圧倒的な集客力や信頼性を考慮すると、決して損するような金額ではありません。
CastCraftを今すぐダウンロードスパチャを送る際、使用するデバイスによって支払う金額が異なります。とくにiPhoneアプリからのスパチャが高額になるので、確認が必要です。
デバイス別の具体的な違いを把握し、お得にスパチャを送りましょう。
PCブラウザやAndroidアプリからスパチャを送る場合、画面に表示された金額がそのまま決済されます。たとえば、1,000円のスパチャを選択すると、支払い金額も1,000円です。
表示金額と支払い金額が一致する理由は、Google Play決済やWeb決済では追加手数料が発生しないためです。YouTube側の手数料30%は配信者の取り分から差し引かれる仕組みになっており、視聴者が負担する必要はありません。
PCブラウザとAndroidアプリを利用すれば、希望する金額を追加料金なしで配信者に届けられます。スパチャを送る際は、利用するデバイスを意識してみてください。
iPhoneのYouTubeアプリからスパチャを送る場合、同じ金額を配信者に届けるために約1.2〜1.6倍の支払いが発生します。この差額は「Apple税」と呼ばれる手数料が原因です。
AppleはApp Store経由のアプリ内課金に対して、30%の手数料を徴収しています。YouTubeはこの手数料分をスパチャの価格に上乗せしているため、iPhoneユーザーは割高な金額を支払う仕組みになりました。
具体的な金額差は、次のとおりです。
金額は異なるものの、配信者が受け取る金額は変わりません。iPhoneユーザーが多く支払った分は、すべてAppleの手数料として差し引かれる形です。
iPhoneユーザーでも、SafariやChromeなどのブラウザからYouTubeにアクセスすれば、Apple税を回避可能です。
ブラウザ版YouTubeでは、Appleの課金システムを経由しないので、PCやAndroidと同じ金額でスパチャを送れます。
具体的な手順は、次のとおりです。
ブラウザ版でスパチャを送る際は、必ずアプリではなくブラウザで開いていることを確認しましょう。
少しの手間で約1.2〜1.6倍の差を埋められるので、iPhoneユーザーはブラウザ経由での送金をおすすめします。
視聴者から受け取ったスパチャは、すべてが配信者の収入になるわけではありません。事務所に所属している場合は、事務所への分配も発生します。
自分の活動スタイルに合わせて、実際の収入額を把握しておきましょう。
個人でYouTube配信をおこなっている場合、スパチャの取り分は送られた金額の70%です。視聴者が1万円のスパチャを送ると、配信者が受け取れる金額は7,000円となります。
具体的な手数料の内訳は、次のとおりです。
たとえば、月間で10万円分のスパチャを受け取った場合、実際の収益は7万円となります。30%の手数料は、配信者側で削減する方法はありません。
確定申告時に経費を計上すれば、税負担を軽減できるでしょう。スパチャ収益を最大化するには、配信頻度や視聴者とのコミュニケーションを増やし、総額を伸ばす工夫が大切です。
事務所やVTuber企業に所属している配信者は、YouTubeの手数料に加えて事務所への分配が発生します。
そのため、個人配信者と比較して手元に残る金額は、大幅に少なくなるのが現状です。
事務所との契約内容により分配率は異なりますが、一般的には次のような割合といわれています。
たとえば、1万円のスパチャを受け取った場合を考えてみましょう。YouTubeへの手数料30%を差し引くと7,000円が残ります。さらに事務所への分配が50%だとすると、配信者が受け取れるのは3,500円です。
個人配信者の7,000円と比較すると半額ですが、事務所所属には運営サポートや案件獲得などのメリットもあるため、一概に損とはいえません。
収益面だけでなく、活動環境やキャリア形成の観点から判断しましょう。
スパチャの手数料30%は、視聴者と配信者の双方の負担です。しかし、工夫次第で手数料を抑え、より多くの金額を届けたり受け取ったりする方法もあります。
視聴者はデバイスや送金方法を変えるだけで、同じ金額でも配信者により多く届けられます。
配信者は、YouTube以外の投げ銭サービスを活用することで、手数料を大幅に削減可能です。
iPhoneユーザーがスパチャを送る際は、アプリではなくブラウザを経由しましょう。ブラウザ経由であれば、Apple税が発生せず表示金額のまま送金できます。
iPhoneアプリ以外のスパチャなら、1,000円のスパチャに1,220円支払う必要がありません。PCを持っている方は、PCからの送金がもっとも手軽です。
推しの配信者により多くの金額を届けたい方は、送金方法を見直してみてください。
YouTubeのスパチャの還元率は70%ですが、外部サービスの中には90%以上の還元率を誇るものも存在します。
次のサービスは、とくに還元率が高く人気です。
各サービスの特徴や導入方法を把握して、自分の配信スタイルに合ったものを選んでください。
Doneruは、配信者向けの投げ銭ツールとして高い還元率を誇ります。視聴者の決済手数料(約2.59%〜4.5%)を除き、配信者にほぼ100%還元される仕組みです。
Doneruの特徴には、次のものがあります。
決済手数料は視聴者の支払い方法により変動し、クレジットカード(VISA/MASTER)の場合は2.59%、JCB/AMEXの場合は3.3%、PayPalの場合は3.6%+40円、Amazon Payの場合は4.5%となります。
導入方法も簡単で、配信ソフト(OBS等)にURLを追加するのみで始められます。YouTubeのスパチャと併用すれば、視聴者に複数の支援方法を提示でき、結果的に収益の最大化に期待できるでしょう。
OFUSEは、クリエイター向けの投げ銭プラットフォームで、還元率90%(手数料10%)を実現しています。
OFUSEの特徴は、ファンレター形式で応援できる点です。金額に応じて文字数が増える仕組みで、1文字2円として計算されます。
例を挙げると、1,000円の支援で500文字のファンレターを送れます。最低100円から投げ銭できるため、視聴者側も気軽に投げ銭しやすいシステムです。
主な機能として、次のものが挙げられます。
配信者にとってのメリットは、手数料の安さだけではありません。ファンからのメッセージを直接受け取れるため、コミュニケーションツールとしても活用可能です。
また、YouTubeやTwitterなどのSNSプロフィールにリンクを貼るだけで導入できます。
しかし、知名度がスパチャほど高くないため、視聴者への周知が必要になる点は考慮しておきましょう。
CastCraftは、コメビュをはじめとするライブ配信の管理ツールとして知られるサービスです。「いつでも投げ銭」機能を使えば、配信中だけでなくオフライン時でも投げ銭を受け取れます。
還元率は90%で、1万円の投げ銭なら9,000円が手元に残る計算です。スパチャと比較すると、2,000円多く受け取れることになります。
主な特徴は、次のとおりです。
CastCraftは配信管理ツールとしての機能も備えており、投げ銭だけでなく配信全体の効率化を図りたい方に向いています。すでにCastCraftを利用している配信者であれば、追加の導入コストなく投げ銭機能を活用可能です。
スパチャで得た収益は、所得税の課税対象となります。手数料を差し引いたあとの金額が一定額を超えると、確定申告の義務が発生するので注意が必要です。
税金の知識がないまま配信活動を続けると、あとから多額の追徴課税を求められる可能性があるため、把握しておきましょう。
スパチャで得た収入は、税法上「雑所得」に分類されます。雑所得とは、給与所得や事業所得などほかの9種類の所得に該当しない収入を指す区分です。
趣味や副業として配信活動をおこなっている方の場合、スパチャ収益は雑所得として申告しなければなりません。
ただし、配信活動を本業として継続的におこない、相応の収益を得ている場合は「事業所得」として申告できる可能性もあります。
事業所得として認められると、青色申告特別控除や損益通算などの税制優遇を受けられる点がメリットです。
スパチャ収入から経費を差し引いた金額が課税対象となるため、配信に必要な機材費やネット回線料金などは経費として計上できます。
収益が一定額を超えた場合は、確定申告を通じて適切に納税する義務が発生します。
スパチャ収入がある場合、金額や働き方により確定申告の義務が発生します。とくに注意すべきなのは、本業の有無や年間所得の金額です。
確定申告が必要になる主なケースは、次のとおりです。
2025年12月の税制改正により、基礎控除額が変更されました。申告を怠ると、無申告加算税や延滞税が課される可能性があるので注意してください。また、確定申告が不要な場合でも住民税の申告は別途必要となります。
会社員やアルバイトとして給与を受け取りながらスパチャ収入を得ている方は、副業所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。
所得とは、スパチャ収入から経費を差し引いた金額を指します。
たとえば、年間のスパチャ収入が50万円で、配信機材やインターネット料金などの経費が35万円かかった場合、所得は15万円となり申告は不要です。
しかし、同じ50万円の収入でも経費が25万円なら所得は25万円となり、確定申告の対象となります。
経費として認められる可能性がある項目は、次のとおりです。
収入と支出を正確に記録し、レシートや領収書は必ず保管しておきましょう。確定申告の時期に慌てないよう、日頃からの帳簿管理が大切です。
2025年度(令和7年度)税制改正により、2025年12月1日から基礎控除額が変更されました。2025年分以降の所得税について、合計所得金額が132万円以下の場合、基礎控除は最大95万円に引き上げられています。
専業配信者として確定申告が必要かどうかは、次の基準を確認しましょう。
専業配信者として安定した収入を得ている場合、年間所得95万円は一つの目安となります。月平均約8万円の所得で到達するため、活動が軌道に乗ると超えやすい金額です。
注意点:合計所得金額が132万円を超える場合、基礎控除額は段階的に減少します(132万円超336万円以下:88万円、336万円超489万円以下:68万円など)。
副業所得が20万円以下で確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は別途必要です。所得税と住民税は管轄が異なるため、確定申告の「20万円ルール」は住民税には適用されません。
住民税の申告が必要になる具体的なケースは、次のとおりです。
住民税の申告は、お住まいの市区町村役場で手続きをおこないます。申告期限は確定申告と同じく、翌年の3月15日までです。必要書類として、収入がわかる明細やYouTubeの収益レポートを準備しておきましょう。
申告を怠ると、延滞税や無申告加算税が課される可能性があります。少額の収益であっても、適切に申告しましょう。
スパチャの手数料について、多くの視聴者や配信者から寄せられる疑問をまとめました。具体的な金額や計算方法など、気になるポイントを確認しておきましょう。
スパチャ10,000円を送った場合、手数料として3,000円が差し引かれます。YouTubeはスパチャ金額の30%を手数料として徴収するため、配信者が実際に受け取れる金額は7,000円です。
ただし、iPhoneアプリから送金すると追加でApple税がかかり、視聴者側の支払い金額は15,800円に増加します。配信者の取り分を最大化したい場合は、PCやブラウザ経由での送金がおすすめです。
YouTubeのスパチャの手取りは、送られた金額の約70%です。視聴者が10,000円のスパチャを送った場合、配信者が受け取れる金額は約7,000円となります。残りの30%はYouTubeの手数料として差し引かれる仕組みです。
ただし、事務所やグループに所属している配信者は、ここからさらに所属先への分配が発生します。そのため、実際の手取りは50%以下になるケースも珍しくありません。
個人で活動している配信者であれば、YouTube手数料の30%のみが差し引かれるので、比較的高い還元率で収益を得られます。
ホロライブやにじさんじに所属するVTuberのスパチャ取り分は、公式には非公開です。
一般的な推測では、YouTubeの手数料30%を引いた後、さらに事務所と折半するケースが多いとされています。この場合、配信者の取り分は約35~40%前後になる計算です。
ただし、所属タレントの人気度や契約内容によって異なる可能性があるため、あくまで参考値として捉えてください。
スパチャの手数料は30%で、配信者が受け取れる金額は70%です。視聴者がiPhoneアプリから送る場合は、Apple税により支払い額が約1.2〜1.6倍に増加します。
ブラウザ経由で送れば、追加手数料を回避できるため覚えておきましょう。
配信者側は、DoneruやOFUSEなど高還元率の投げ銭サービスを併用すると、手元に残る金額を増やせます。税金面では、副業の方は年間20万円、専業の方は基礎控除を超える所得があると確定申告が必要です。
手数料と税金の仕組みを正しく理解し、視聴者からの応援を最大限活用していきましょう。
CastCraftの「いつでも投げ銭」機能を使えば、YouTube/Twitch視聴者と一緒に楽しみながら収益化できます。
この章ではいつでも投げ銭について詳しく説明していきます。
毎月、販売した税込額の9割を指定した銀行口座で受け取ることができます。
配信中、CastCraftのコメビュ機能で配信で行われた投げ銭の情報をダッシュボード上部に固定しておき、読み上げたかどうかの既読管理ができます。
それだけでなく、CastCraftのコメビュ機能では、
できるなど、視聴者と配信で向き合うための機能が非常に充実しています。
それぞれの投げ銭に対して、一回だけCastCraftのサーバーからメール個別返信を行えます。配信で伝えきれなかった感謝があるときはメールで伝えましょう。
個別返信するメールにはボイス・動画・画像等の特典をファイル添付できます。
棒読みちゃん連携で、いつでも投げ銭のメッセージのみを読み上げさせられます。
視聴者の名前のみを読み上げるなど、読み上げ内容のカスタマイズもできます。
CastCraftの画面演出機能であるScreenと連携することで、条件や金額に応じて画面演出を出し分けることができます。
