OBSで音声ミキサーが追加される仕組みと表示方法を解説

最終更新 2026-01-14
OBSで音声ミキサーを追加

目次

OBSで音声ミキサーが追加される仕組みはシンプル

OBSでは、基本的に音が出るソース(マイク、デスクトップ音声、ゲーム音、キャプチャデバイスなど)を追加すると、音声ミキサーにも自動で項目が表示されるシンプルな仕組みです。

ただし、一部のソースではOBSが音声を自動で扱わないため、表示するための設定が必要になります。

本記事では、音声ミキサーの基本的な仕組みと役割を押さえたうえで、音声ミキサーを表示・追加する具体的な方法まで詳しく解説します。

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OBSの音声ミキサーの基本

音声ミキサーは音を管理する場所

OBSの音声ミキサーは、配信・録画に入る音を管理する場所です。マイクやデスクトップ音声、ゲーム音など、追加した音声ソースが一覧で表示されます。
1-音声ミキサー

音声ミキサーでは、音量調整やミュートができ、音のバランスを整えられます。さらに、ノイズ抑制やコンプレッサーなどのフィルタを追加して、聞き取りやすい音に調整することも可能です。
配信音の調整は、まず音声ミキサーからと覚えておきましょう。

音声ミキサーに項目が追加される仕組み

音声ミキサーの項目は、音が出るソースを追加すると自動で増える仕組みです。たとえば「音声出力キャプチャ」を追加すると、追加したソース名の項目が音声ミキサーに表示されます。
2-音声ミキサーの追加

ただし、ブラウザソースなど一部のソースは、初期設定のままだと表示されないことがあります。その場合はプロパティで「OBSで音声を制御する」をONにすると、音声ミキサーに表示されて音量調整できるようになります。
3-OBSで音声を制御する

OBSの音声ミキサーを追加・表示する3つの方法

1.設定から追加する

OBSでは、設定で音声デバイスを指定すると音声ミキサーに項目が追加されます。

手順1:設定を開く

OBS画面右下の「設定」を開きます。
4-設定を開く

手順2:「グローバル音声デバイス」で音声を有効化

「音声」タブにある「グローバル音声デバイス」で有効化したい音声を「無効」→「既定」または使用するデバイスに変更します。
5-音声を有効化

手順3:追加された音声ソースを確認

「適用」をクリックし、「OK」で設定を保存します。
6-設定を保存

たとえば2つ目のマイク音声を有効化すると、音声ミキサーに「マイク2」が追加されます。
7-追加したマイク音声

2.ソースから追加する

音が出るソースを追加すると、音声ミキサーに項目が自動で増えます。

手順1:「+」ボタンをクリック

ソースセクションの下にある「+」ボタンをクリックします。
8-+ボタンをクリック

手順2:ソースを選択

表示されたソース一覧から音声を含むソース(音声入力キャプチャ、音声出力キャプチャなど)を選択します。
9-ソースを選択

手順3:名前をつける

わかりやすい名前をつけて「OK」をクリックします。
10-名前を付ける

手順4:デバイスを選択して追加

既定、またはデバイスを選択して「OK」で追加します。
11-デバイスを選択して追加

手順5:追加された音声ソースを確認

音声ミキサーに追加したソースが表示されます。
12-追加したソース

3.ブラウザから追加する

ブラウザソースは、追加しただけだと音声ミキサーに出ないことがあるため、プロパティで「OBSで音声を制御する」をONにします。

手順1:ソースにブラウザを追加

ソース欄の「+」ボタンから「ブラウザ」を追加します。
13-ブラウザソースを追加

次の画面では、わかりやすい名前をつけて「OK」で進みましょう。

手順2:「OBSで音声を制御する」をON

「プロパティ」画面で「OBSで音声を制御する」にチェックをつけて「OK」をクリックします。
14-「OBSで音声を制御する」をON

手順3:追加された音声ソースを確認

音声ミキサーに「ブラウザ」が追加されます。
15-追加したブラウザソース

音声ミキサーの基本操作

音声ミキサーを表示する(ドックの出し方)

OBSで音声ミキサーが見当たらない場合は、ドック表示をONにすると表示できます。

手順1:上部メニューの「ドック」を開く

OBS画面上部のメニューバーから「ドック」をクリックします。
16-ドックを開く

手順2:「音声ミキサー」にチェックを入れる

表示された一覧の中から「音声ミキサー」にチェックを入れます。
17-音声ミキサーにチェックを入れる

チェックを入れると、OBS画面内に音声ミキサーのパネル(ドック)が表示されます。配置が見づらい場合は、パネルをドラッグして好みの位置に移動できます。
18-ドラッグして移動

音量を調節する方法

音声ミキサーでは、各音声ソースのレベルバー(スライダー)を左右に動かすだけで音量を調整できます。バーを左に動かすと小さく、右に動かすと大きくなります。

19-音量を調節する方法

調整の目安としては、マイクは黄色に少しかかる程度、ゲーム音やBGMはマイクの邪魔をしない音量にするのが基本です。音が大きすぎて赤く振り切れる場合は、音割れしやすいので下げておきましょう。

OBS Studioの正しい音声設定とは?視聴者が聞き取りやすい設定を解説

ミュートの使い方

音声ミキサーでは、音声ソースごとにミュート(消音)を切り替えられます。ミュートしたい場合は、項目の左側の「スピーカーアイコン」をクリックします。
20-ミュートの使い方
ミュートがONになると、アイコンの表示が変わり、ソースの音は配信・録画に入りません。もう一度クリックすれば解除され、元の音量で音が出るようになります。

右クリック機能

音声ミキサーの各項目を右クリックすると、設定に関するメニューが表示されます。

21-右クリックメニュー

メニュー項目 できること(概要)
音量をロック スライダーを固定して、音量が変わらないようにします。
すべて再表示 非表示にしたミキサー項目をまとめて再表示します。
非表示 選択中の項目を音声ミキサーから隠します。
名前を変更… 音声ミキサー上の表示名を変更します。
フィルタをコピー 設定済みフィルタをコピーします。
フィルタを貼り付け コピーしたフィルタを貼り付けます。
垂直レイアウト ミキサーの表示レイアウトを切り替えます。
フィルタ フィルタ設定画面を開きます。
プロパティ ソースの基本設定を開きます。
オーディオの詳細プロパティ(A) 音量やモニタリングなど詳細設定を開きます。

オーディオの詳細プロパティの使い方

「オーディオの詳細プロパティ」では、ソースごとの音量や出力先などを音声ミキサーよりも細かく調整できます。たとえば「マイク音とゲーム音を分けて録画」や「ゲーム音だけ配信には入れて自分には聞かせない」といった細かい設定に便利です。

22-オーディオの詳細プロパティ

OBSで音声を別録りする方法|マイク音とゲーム音を分ける

音声モニタリングは、音を「自分に聞かせるか」「配信・録画にも流すか」を切り替える設定です。

23-音声モニタリング

モニタリング設定 自分に聞こえる 配信・録画に入る
モニターオフ ×
モニターのみ(出力はミュート) ×
モニターと出力

うまく使い分けると、BGMの確認や音ズレチェックなどがしやすくなります。

OBSの音声モニタリングの設定方法|ケース別の使い方やトラブルの対処法も解説

応用編:フィルタで高音質にする方法

OBSの音声は、音声ミキサーからフィルタを追加することで、より聞き取りやすく整えられます。設定方法は、音声ミキサーの対象ソース(マイクなど)を右クリックし、「フィルタ」を開いて「+」ボタンで追加します。

23-音声モニタリング

フィルタを使うと、ノイズを減らす(ノイズ抑制)、小さい声を持ち上げて音量差を整える(コンプレッサー)、一定以上の音だけ通す(ノイズゲート)などができ、配信の音質を一段階上げられます。

OBSのフィルターの順番について徹底解説!正しい順番でプロの音質に

OBSの音声ミキサーを使いこなそう

今回は、OBSの音声ミキサーの仕組みと、表示・追加方法、基本操作までを解説しました。音声ミキサーを使えば、音量調整やミュート、モニタリング、フィルタ設定までまとめて管理できます。音声ミキサーを使いこなして聞き取りやすい配信を目指しましょう。

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