スマホゲームを高品質に配信・録画したい方には、キャプチャーボードが欠かせません。しかし、価格や性能、対応解像度などが商品によって大きく異なるため、選び方を理解せずに購入すると、想定していた配信ができない場合もあります。
本記事では、予算や用途に合わせて厳選したスマホ用キャプチャーボード10選を紹介します。パススルー機能の有無やエンコード方式など、購入前に確認すべきポイントも詳しく解説するので、初めてキャプチャーボードを購入する方もぜひ参考にしてみてください。
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スマホゲームを配信・録画する際、高画質かつ安定した映像を視聴者に届けるには、キャプチャーボードの導入が必要です。
スマホ単体でも配信は可能ですが、画質が落ちたりスマホに負荷がかかったりします。防ぐためには、スマホ単体での配信ではなくキャプチャーボードを用いたPCからの配信がおすすめです。
しかし、キャプチャーボードならなんでもよいわけではなく、さまざまな観点から選ばなければなりません。とくに、スマホ用キャプチャーボードとして販売されている安価なモデルには注意が必要です。
今回は、配信ツールを提供し続けるCastCraftが、正しいキャプチャーボードの選び方から厳選したスマホにおすすめのキャプチャーボードを紹介します。
キャプチャーボードを選ぶ際は、価格だけで決めずに次の4つのポイントを意識してみてください。
とくにゲームジャンルやPCスペックを考慮せずに購入すると、遅延が発生してゲームプレイに支障が出たり、PCが重くて配信が止まったりするので、必ず確認しましょう。
キャプチャーボードを購入する際は、プレイするゲームジャンルに応じて必要な機能を見極めましょう。
アクションゲームとRPGでは求められる性能が異なるため、特徴やおすすめの方を紹介します。
パススルー機能とは、キャプチャーボードを経由した映像を別のモニターに遅延なく出力する機能を指します。
PC画面には若干の遅延が発生しますが、パススルー先のモニターではほぼ遅延ゼロでプレイできるため、操作感を損なわずに高品質な配信が可能です。
格闘ゲームやFPSをプレイする方は、パススルー機能の有無を最優先で確認しましょう。
0.3秒程度の遅延が発生しても、ゲームプレイに支障が出にくいため、パススルー機能のない5,000円以下のエントリーモデルを選んでも快適に配信可能です。
また、ストーリー重視のゲームや育成ゲームなら、画質や遅延よりも録画の安定性やコストパフォーマンスを重視した選び方が適しています。
初めてキャプチャーボードを購入する方で、プレイするゲームが限定的な方には、低価格モデルがおすすめです。
キャプチャーボードは、価格帯によって搭載されている機能や性能が大きく異なります。
予算に応じて最適な製品を選べば、コストを抑えつつ必要な機能を確保できるので、次の3つの価格帯を参考にしてみてください。
パススルー機能や4K録画には非対応のモデルが多いものの、1080p/30fpsの録画・配信なら十分に対応できます。RPGやカードゲームなど、遅延が気にならないジャンルをプレイする方に適しており、導入コストを最小限に抑えられる点が魅力です。
ただし、安価なモデルは耐久性や安定性に不安がある場合もあるため、レビューや評価を確認してから購入しましょう。
この価格帯では、パススルー機能が搭載されたモデルが多く、1080p/60fpsの録画・配信にも対応しています。格闘ゲームやFPSをプレイする方でも快適に配信でき、コストパフォーマンスに優れた選択肢といえるでしょう。
初心者から中級者まで幅広く対応できる価格帯で、長く使い続けられる性能を備えている点が特徴です。
1080p/120fps録画やパススルー、高度なエンコード機能を搭載しており、あらゆるゲームジャンルに対応できます。耐久性や安定性も高く、長期間の使用を前提とした設計がされている点が魅力です。
将来的に配信活動を本格化させる予定がある方は、初めから高性能モデルを購入しておけば、買い替えの手間とコストを削減できます。
キャプチャーボードを選ぶ際は、使用するPCのスペックも重要な確認事項です。
PCの性能が不足していると、キャプチャーボードの性能を十分に発揮できず、配信が途切れたり映像がカクついたりするので、エンコード方式とPCスペックの関係を理解しましょう。
キャプチャーボードには、ハードウェアエンコードとソフトウェアエンコードの2種類があります。ハードウェアエンコードは、キャプチャーボード側で映像を圧縮する方式で、PCへの負荷が少ない点が特徴です。
一方、ソフトウェアエンコードは、PC側で映像を圧縮するため、高性能なCPUが必要になります。低スペックPCを使用している方は、ハードウェアエンコード対応のキャプチャーボードを選べば、快適に配信できるでしょう。
キャプチャーボードを使った配信には、最低限のPCスペックが求められます。
ソフトウェアエンコードの場合、Intel Core i5以上またはAMD Ryzen 5以上のCPUが推奨されており、メモリは8GB以上が必要です。OSはWindows 10以上またはmacOS 10.15以上が一般的な動作環境とされています。
ハードウェアエンコード対応モデルなら、Intel Core i3やRyzen 3程度のCPUでも配信可能ですが、配信ソフトや録画設定によっては、より高性能なスペックが求められる点に注意しましょう。
購入前に、使用予定のPCスペックとキャプチャーボードの動作環境を照らし合わせて確認してください。
これらの条件を満たすキャプチャーボードなら、古いPCでも安定した配信が実現できます。
キャプチャーボードを選ぶ際は、配信や録画で求める映像品質に応じて、対応解像度とフレームレートを決めましょう。
視聴者により高品質な映像を届けたい方は、高解像度・高フレームレート対応モデルを選ぶ必要があります。
1080p/60fpsは、現在の配信プラットフォームで標準的な画質とされており、視聴者にストレスを与えずに滑らかな映像を届けられます。とくにアクションゲームや格闘ゲームなど、動きの激しいジャンルでは、60fpsの滑らかさが重要です。
30fpsでも配信は可能ですが、ゲームコンテンツのフレームレートが高いとカクつきが目立ちやすく、視聴者離れの原因につながるので、1080p/60fps対応モデルを選びましょう。
720pは、スマホで視聴する際に違和感のない解像度で、ファイルサイズも小さく抑えられるため、編集や保存がしやすい点がメリットといえます。
また、低価格モデルでも720p/30fpsに対応している製品が多いため、導入コストを抑えられるでしょう。
本格的な配信を予定していない方は、無理に高性能モデルを購入せず、用途に合った性能のキャプチャーボードを選んでください。
ただし、将来的にPCゲームやPS5などの配信も検討している方は、4K対応モデルを購入しておけば、あらゆる用途に対応できる点が魅力です。
スマホ配信のみを考えている方は、4K対応にこだわらず、1080p/60fps対応モデルで十分といえます。
本記事で紹介するスマホ用キャプチャーボードのおすすめランキングは、次のとおりです。
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | おすすめポイント | 価格相場 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | TreasLin HSV321 | ・5,000円以下の低価格 ・パススルーで音声遅延を軽減 ・ドライバー不要で初心者も安心 |
5,000円~ | |
| 2位 | AVerMedia Live Gamer MINI GC311 | ・ハードウェアエンコードで低スペックPCでも配信可能 ・コンパクトで省スペース ・iOS/Android両対応 |
10,000円~ | |
| 3位 | Elgato HD60 S+ | ・遅延を抑えた設計で音ゲーに最適 ・Flashback録画で決定的瞬間を逃さない ・2年保証で長期使用も安心 |
15,000円~ | |
| 4位 | UGREEN HDMIキャプチャーボード | ・4,000円台で音声入力端子付き ・実況音声とゲーム音を同時録音 ・24ヶ月保証付き |
4,000円~ | |
| 5位 | Basicolor 321 キャプチャーボード | ・YUY2形式でPC負荷を軽減 ・低スペックPCでも快適に配信 ・プラグ&プレイで設定不要 |
7,000円~ | |
| 6位 | AVerMedia Live Gamer ULTRA GC553 | ・外付けタイプでノートPCでも使える ・将来的な用途拡張に対応 ・プロ仕様の高画質録画 |
27,000円~ | |
| 7位 | I-O DATA GV-USB3/HD | ・録画ソフトと編集ソフトが付属 ・Webカメラと合成で顔出し配信可能 ・必要なものが全て揃うパッケージ |
15,000円~ | |
| 8位 | Elgato Game Capture Neo | ・時間制限やウォーターマークなし ・複数の配信ソフトに対応 ・コンパクトで持ち運びやすい |
15,000円~ | |
| 9位 | PACOXI C7-Blue | ・6,000円台で音声入力端子付き ・ボイスチャット音声も録音可能 ・初心者向けの簡単設計 |
6,000円~ | |
| 10位 | Razer Ripsaw HD | ・音声MIX機能でBGM追加が簡単 ・ゲーミングブランドの信頼性 ・シンプルな接続で初心者も安心 |
7,000円~ |
商品ごとに特徴を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
TreasLinのHSV321は、5,000円程度で購入できる高コストパフォーマンスなスマホ用キャプチャーボードです。パススルー機能を搭載しており、別途モニターを用意すればスマホの音声遅延を軽減できます。
音ゲーやリズムゲームをプレイする際、音声のズレが気になる方に適しているでしょう。USB3.0による高速データ転送ができるので、モンストやプロセカなどの人気スマホゲームを1080p/60fpsの高画質で配信可能です。
また、ドライバーのインストールが不要なプラグ&プレイ設計で、パソコンに接続するだけですぐに使用できます。
ただし、iPhoneの場合はApple純正のLightning-HDMI変換アダプター、Androidの場合はUSB-C to HDMI変換アダプターが必要です。初めてキャプチャーボードを購入する方で、とにかく費用を抑えたい方におすすめのエントリーモデルです。
AVerMediaのLive Gamer MINI(GC311)は、ハードウェアエンコード方式を採用したコンパクトなキャプチャーボードです。
映像の圧縮処理をキャプチャーボード側でおこなうため、低スペックなパソコンでもスマホゲーム配信時の負荷を大幅に軽減できます。
ポケットに収まるサイズなので、デスクが省スペースな方に適しているでしょう。USB2.0接続に対応であることから、少し前のパソコンでも使用できる点が魅力です。
iOSデバイス(iPhone、iPad)とAndroidスマホの両方に対応しており、専用ドライバー不要で使用できます。省スペースで配信環境を整えたい方や、デスク周りをすっきりさせたい方におすすめのキャプチャーボードといえるでしょう。
Elgato HD60 S+は、遅延を抑えた設計により音ゲーやアクションゲームの配信に適したキャプチャーボードです。
インスタントゲームビュー機能により、パソコン画面での遅延を最小限に抑えられるので、スマホの画面を見ずにパソコン画面だけでプレイしたい方に向いています。
独自のFlashback録画機能では、スライドしてガチャが当たった瞬間や決定的なプレイをあとから保存できます。録画ボタンを押し忘れても過去の映像を遡って保存できる点は、長時間配信する方にとって便利な機能でしょう。
また、2年間のメーカー保証が付いており、長期間安心して使用できます。
価格は15,000円台と高めですが、TwitchやYouTubeで本格的にスマホゲーム配信活動をおこなう方や、音ゲー配信をメインにしたい方には投資する価値があるキャプチャーボードです。
UGREENのHDMIキャプチャーボードは、4,000円台という低価格ながら3.5mmオーディオジャックとマイクジャックを搭載したモデルです。実況音声を映像と同時に録音できるため、別途音声ファイルを編集で合わせる手間が省けます。
パススルー機能もあるので、別途モニターを用意すれば音声遅延を軽減できるでしょう。スマホゲームの実況動画を作成する際、ゲーム音と実況音声のバランスを調整しながら録画できる点も便利です。
対応OSとしては、iOS17/iPadOS17に対応しており、iPhoneユーザーでも問題なく使用できます。
WindowsやmacOS、Linux、Androidと幅広いOSに対応し、24ヶ月の保証期間も付いているため、スマホゲーム配信初心者でも安心して購入できるモデルといえるでしょう。
Basicolor 321は、YUY2映像フォーマットに対応したキャプチャーボードです。YUY2は非圧縮でビデオフレームを出力できるため、スマホゲーム録画時のパソコンへの負荷を軽減しながら、スムーズで高画質な配信を実現できます。
USB3.0高速伝送に対応しているため、1080p/60fpsの高解像度でも録画可能です。TwitchやYouTubeなどのプラットフォームで、美しいスマホゲーム映像を配信したい方に適しています。
また、ドライバー不要のプラグ&プレイ設計で、HDMI変換アダプターとスマホを接続するだけですぐに使用できる手軽さが魅力です。
低スペックなパソコンでスマホゲーム配信を始めたい方や、設定の複雑さを避けたい初心者におすすめのキャプチャーボードといえます。
AVerMediaのLive Gamer ULTRA GC553は、外付けタイプの高性能キャプチャーボードです。
ソフトウェアエンコード方式のためCPUのスペックが高いPCが必要ですが、その分映像の自由度が高く、詳細まで設定できます。スマホゲーム配信だけでなく、将来的にほかのデバイスでの配信も検討している方に適しているでしょう。
価格は27,000円台と高額ですが、妥協のない性能を求める配信者におすすめです。
プロレベルの配信環境を目指している方や、長期的に配信活動を続ける予定がある方なら、初めから高性能モデルを購入し、買い替えの手間とコストを削減できます。
I-O DATAのGV-USB3/HDは、録画ソフト「HD Mix Capture」と編集ソフト「PowerDirector 14 for I-O DATA」が付属する充実したパッケージモデルです。
キャプチャーボード本体に加えて、HDMIケーブル、USB3.0接続ケーブル、本体スタンド、取扱説明書まで同梱されているため、届いたその日からスマホゲーム録画・編集を始められます。
録画ソフトの「HD Mix Capture」は、PCのWebカメラの映像を合成する「ピクチャーインピクチャー」機能に対応しており、顔出しでスマホゲーム実況動画を作成可能です。視聴者との距離を縮めるときに活躍する機能といえます。
編集ソフト「PowerDirector 14」は多機能で、スマホゲーム動画の編集にも活躍するソフトです。別途ソフトを購入する必要がないため、初期費用を抑えたい方や、ソフトウェア選びで迷いたくない初心者におすすめのキャプチャーボードといえるでしょう。
Elgato Game Capture Neoは、スマホサイズのコンパクト設計でありながら1080p60キャプチャに対応したキャプチャーボードです。
Elgato専用のキャプチャソフトウェアに加え、QuickTimeやOBS Studio、DiscordやMicrosoft Teams、Zoomなど多彩なアプリケーションに対応しています。
配信プラットフォームを変更する際も、キャプチャーボードを買い替える必要がない点は便利です。
環境に配慮したエコフレンドリー設計を採用しており、パッケージにプラスチックを使用していません。高性能と環境配慮を両立させたい方や、複数の配信ソフトを使い分けたい方におすすめのキャプチャーボードといえます。
PACOXI C7-Blueは、プラグ&プレイ設計により追加のドライバーダウンロードが不要な、初心者に優しいキャプチャーボードです。USB3.0による高速データ転送を実現しており、1080p/60fpsの高解像度録画とライブ配信に対応しています。
さらに、3.5mmオーディオインターフェースとマイクインターフェースを搭載しているため、実況音声とスマホゲーム映像を同時に録音可能です。協力プレイ時のボイスチャット音声も一緒に録音できるため、フレンドとの楽しいやり取りも動画に残せるでしょう。
6,000円台という手頃な価格で音声入力機能が付いている点は、コストパフォーマンスに優れています。加えて複数のストリーミングプラットフォームに対応しているので、幅広い用途で使用したい方におすすめです。
ゲーミングデバイスで高い評価を得ているRazerが手がけるキャプチャーボード「Ripsaw HD」は、1080p/60fpsの高画質キャプチャーに対応したモデルです。7,000円台という手頃な価格で、本格的なスマホゲーム配信環境を構築できます。
3.5mm AUX(MIC)入力端子を搭載しており、音声MIX機能を活用すればミキサーなしで、実況音声やBGMをスマホゲーム映像に追加可能です。
BGMを流しながら配信したい方や、編集で後から音声を合わせる手間を省きたい方に便利な機能といえるでしょう。
ゲーミングブランドならではの信頼性と使いやすさを兼ね備えた、バランスの取れたキャプチャーボードといえます。
今回は、スマホ用キャプチャーボードのおすすめ商品10選と失敗しない選び方を紹介しました。
キャプチャーボードは、5,000円以下のエントリーモデルから、プロ仕様の高性能モデルまで幅広い選択肢があるため、自分のスマホゲーム配信スタイルに合ったキャプチャーボードを選ぶことが大切です。
キャプチャーボードがあれば、スマホゲーム配信はもとより、PS5やNintendo Switchの配信まで可能になるので、購入して配信の幅を広げてみてください。
本記事で紹介した選び方とおすすめ商品を参考に、高品質なスマホゲーム配信環境を構築しましょう。
