ストグラとは、GTAV(グランド・セフト・オートV)を元に制作された仮想都市「ロスサントス」で、自分の分身となるキャラを作成し第二の人生を生きる、メタバース×ロールプレイの新感覚コンテンツです。
ストリートグラフィティ・ロールプレイを略して「ストグラ」と呼ばれ、参加している全てのプレイヤーは街の住民の1人になりきり、実際にその世界で暮らしているように振舞います。
本記事では、そんなストグラの参加方法や普通のグラセフとの違い、楽しんでプレイする方法などについて解説します。
画像も交えながら分かりやすいように解説していますので、ストグラについて知りたい方はぜひご覧ください。
ストグラへの参加は、専用の参加希望申請フォームから申請することができ、申請後に承認された配信者・活動者のみ参加を許可される仕組みになっているため、配信者・活動者でない方はストグラに参加することはできません。
ただし、ストグラには複製(ミラー)サーバーである「ストグラFV」が存在しており、PatreonやSTGR FV 支援ショップからパトロンとしてストグラ運営に支援をしたお礼として、ストグラを見ていない方でも参加権限を得ることができるようになっています。
ストグラの参加条件は、以下の通りです。
これらの条件を満たした上で、GTAVの対象年齢である18歳以上であり、ストグラの主宰である「しょぼすけ」氏が参加してほしいと思った方にのみ、ストグラの参加権限が付与されるようになっています。
出典:ストグラに参加する方法
また、ミラーサーバーであるストグラFVには配信活動の継続やフォロワー数に関する条件はなく、ルールや規則を守り、問題行動を起こさないと約束できる方であれば、誰でも参加することができます。
注意)ストグラFVには人数制限があり、パトロンとしてストグラ運営を支援しても参加権限を入手できない場合があります。
通常のグラセフとは異なり、ストグラにおける主要施設・イベント・団体は、全てプレイヤー(住人)によって管理・運営されており、全ての住民は実際にその世界で生きているように振舞うロールプレイ(RP)を行っています。
RPでは、喫茶店やタクシーの経営を行う住民や、強盗や窃盗を繰り返すギャングの住民、ギャングや犯罪者を逮捕する警察官の住民、事故にあった住民を救助する救急隊の住民など、さまざまな職業の体験が可能です。
このように、ストグラのプレイ体験は元となるGTAVとは全く異なるものとなっており、グラセフシリーズ初心者の方やアクションゲームに不慣れな方でも、仮想都市での第二の人生を楽しむことができるようになっています。
出典:ストグラ公式切り抜き動画
GTAVは犯罪行為を目的とするクライムアクションゲームであり、警察や法律が存在するものの通常ある程度は「やりたい放題」が可能なゲームですが、ストグラでは現実世界のように法を犯せば司法機関の裁きを受け、罪を償うことになります。
ただし、ストグラの仮想都市ロスサントスの法令や裁判は非常に緩く、類型の裁判であっても全く異なる判決が下されることが非常に多いため、基本的に過去の判例は参考になりません。
過去には原告が被告にロスサントスに存在する全ての罪状で指名手配に登録され、逮捕後に無実の罪状を含む全罪状の罰金を支払わされたとして5億円の損害賠償請求を行い、結果として原告に2億9700万円の賠償金が支払われた事例があります。
出典:ストグラ公式切り抜き動画
ストグラにはサーバールールが存在していますが、トラブル防止のために一部を除いて参加申請通過者にのみ公開されており、視聴者目線で詳細なサーバールールを知る事は出来ません。
ただし、ストグラのプレイ方法やルールはGTAVとは根本的に異なるものであるため、視聴・参加の際には十分に注意が必要です。
出典:サーバールール
ストグラの魅力は、インターネット内の仮想世界で第二の人生を歩める点にあり、現実とは異なる職業を体験したり、現実では出会うことのないような様々な人々と交流を深めることが可能です。
このため、全てをゲーム的に効率的な形で遊びたい方には向いておらず、自分のキャラクターになりきって現実と同じコミュニケーションや仕事をするプレイ方法が推奨されています。
参照:プレイ指針について
初心者プレイヤーは始めたてのプレイヤーで、警察・救急隊・ギャングに入る時にPVP歓迎・控えめ・ライトプレイヤーになります。
生活上の縛りは少なく、他の市民と深く関わることも、RP上合意するなら恋愛をすることもできます。
また、ロールプレイができていなかったり、サーバールール違反があっても許され、正しいルールを教えてもらえます。
職業は合法的な職業にのみ就くことができ、ギャングなどの法律に反する職業に就くことはできません。
体力は0にならず無敵状態ですが、これを利用して犯罪をすることは禁止されており、戦闘は正当防衛のみ認められています。
復帰プレイヤーは、2週間以上ぶりにストグラに参加したプレイヤーです。
無敵状態になっていること以外は初心者プレイヤーと同じです。
PVPを歓迎するプレイヤーです、頻繁にPVPを行うことになる警察・犯罪者・ギャングになるプレイヤーには必須のロールになります。
生活では犯罪を犯すことができ、場合によっては銃撃戦になることも認められていますが、攻撃する対象は基本的に同じPVPに限られ、自分が人質になる可能性もあります。
初心者プレイヤーとは異なり法律に反する職業に就くことができ、自分から戦闘を開始すること、戦闘に巻き込まれた場合は全力で反撃することが認められています。
PVPを望まないプレイヤーです、PVP歓迎と比べると通常RP寄りのロールになります。
このロールでも犯罪を犯すことはできますが、PVP歓迎プレイヤーと違って積極的に戦闘を行うことはなく、見つかったり捕まったりした場合は潔く白状することが求められます。
また、法律に反する職業に就くこと、自分から戦闘を開始することはできず、戦闘に巻き込まれた場合は可能な限り逃走し、反撃は正当防衛に留める必要があります。
初心者プレイヤーやロールプレイ上の変装ではなく、2キャラ目以降であること明示したい人向けのロールです。
基本的に歯PVP歓迎プレイヤーと同じです。
ソロプレイヤー、もしくは浅く緩くプレイしたい人向けのロールです。
基本的に他の住民とは深く関わらないことを除けば、PVP控えめと同じです。
特殊ロールの一つで、イベントを起こすことに特化した住民です、盛り上げる目的であればRP外で知った情報を使うことができます。
通常生活をほとんどしないため、他の住民と深く関わることはなく、また犯罪を起こすことはできません。
職業に関しても、イベントを起こす上で更に盛り上がる想定がある場合のみ、一部の合法的な職業に就くことができます。
自分から戦闘を起こすこともできず、基本的に逃亡や正当防衛のみ推奨されますが、戦闘が関わるイベントは例外です。
特殊ロールの一つで、職務に専念し話せるNPCとして徹底するプレイヤーです。
他の住民と深く関わること、犯罪を犯すことはできず、また攻撃的な性格でロールプレイすることもできません。
職業は市長から指定されたものに就くことができ、基本はその仕事を徹底することが求められます。
自分から戦闘を開始することはできず、戦闘に巻き込まれた場合は可能な限り逃走し、反撃は正当防衛に留める必要があります。
ストグラの参加ハードルは高いですが、ハードルを乗り越えて参加することができれば、まるでリアルタイムで進行するドラマを見ているような感覚で、仮想都市ロスサントスでの自由度の高い第二の人生を楽しむことができます。ただし、ストグラはあくまでもメタバース×ロールプレイのコンテンツであるため、出来事や発言はすべてロールプレイ上のフィクションであることを忘れないよう心掛けることも重要です。当記事で解説したストグラの情報を活用し、ストグラの参加や視聴を楽しみましょう。
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