ゲーム会社ごとに1からガイドラインを読むのは大変ですよね。 しかし、ガイドラインを隅々まで読んでおかなければ、違反した場合に法的な問題になる可能性もあります。
本記事では、セガの配信ガイドラインにおいて注意すべき内容から、全てのゲーム配信に共通する内容まで徹底解説します。
本記事をガイドラインと併わせて読めば、ガイドラインにのっとった配信ができるようになるでしょう。 セガは公式HPにおいて一般向けに、『ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン』を公開しています。
配信ガイドラインはゲームをリリースする会社ごとに異なります。 本記事と合わせて必ず公式ガイドラインも、隅々まで読んでおくようにしましょう。
全てのゲーム配信において、最も注意すべき内容は、著作権侵害にならないことです。
ゲーム配信全般に言えることは、ゲーム会社が設けたガイドラインに必ず従う必要があるということです。
ゲームはゲーム会社の著作物になりますので、無断で使用すると著作権侵害になります。
ゲーム配信は、原則全て著作権侵害になります。 ガイドラインで記載されている内容のみ、特別に配信することが許可されており、それ以外の内容を使用することは著作権侵害になります。
ガイドラインは、各ゲーム会社が別々に設けています。
配信が可能な作品でも、ゲーム内の一部の映像は許可されていなかったり、配信をする際に映像の中に特定の表記を入れなければいけない場合もありますので、ガイドラインは長くても必ず最後まで読むようにしましょう。
ガイドラインが混同するのを防ぐために、過去に配信経験があるゲームでも、もう一度ガイドラインに目を通すことが大切です。
セガでは、配信者へ向けてゲームプレイ映像利用に関するガイドラインを公開しています。
セガのガイドラインは、ゲームプレイ映像利用に関するガイドラインと、タイトルごとに別でガイドラインが用意されている作品もあります。
片方だけガイドラインを読んでもいざ配信したら「ガイドライン違反だった」ということもあるのです。
各作品に設定されたガイドラインを把握したうえで、ゲームプレイ映像利用に関するガイドラインも熟読することが大切です。
ゲームプレイ映像利用に関するガイドラインでは、セガのゲームを配信する際の規則が定められています。
利用は個人利用で非営利目的を原則とし、YouTubeなどが提供するパートナー機能等を使用する場合に限り収益化が可能です。 また、ゲームの改変や不正ツールの利用は禁止されており、ストーリーの核心部分を配信する場合は、「ネタバレあり」等の、ストーリーが配信されることが明確に伝わる表記をする必要があります。
ゲームプレイ映像利用に関するガイドラインは、随時更新されるため定期的に確認をするようにしましょう。
本記事で紹介した通り、セガの作品には個別で配信ガイドラインが存在するものがあります。
ガイドラインを無視した配信をして「知らなった」では済まされません。必ず配信したいと考えているゲームのタイトル名+配信ガイドラインで検索してから配信を始めましょう。
配信をする前には、必ず『タイトル名+配信ガイドライン』で検索をしましょう。
ここでは、配信ガイドラインを見る上で重要なポイントを5つ解説します。
紹介する内容以外にもゲームタイトルによって様々なガイドラインがあります。 ここで紹介する内容を理解したうえで、ガイドライン全体を把握することが重要となりますので注意が必要です。
ガイドラインには、投稿可能な場所として動画投稿サイトや、個人的、かつ非営利目的のブログ・ホームページ・及びSNSと記載されています。
つまりYouTubeやTwitchでの投稿は可能であり、収益化を伴わないブログ・ホームページ・SNSでも投稿ができます。
このように動画投稿サイトだけでなく、SNSやホームページにおいても非営利であれば利用可能です。実質的に投稿場所での制限はほぼないと言えます。
収益化はガイドラインにもある通り、原則禁止です。
しかし、YouTube、Twitch等の動画投稿サイトが正式に提供するパートナー機能等を使用して収益化する場合に限り収益化が可能になります。
もし、動画投稿サイト側から照会があった場合は、ガイドラインに書かれている条件を案内するようにしましょう。
ゲームプレイ映像利用に関するガイドラインを含む、セガのガイドラインは全て個人での利用者にのみ適用されます。
事務所やプロダクションなどの、法人に所属している配信者には適用されません。
ガイドラインには、映像の内容に対する規定も定められています。 ゲームの映像や音声を、ただ映すだけの配信は禁止です。 配信や動画には、配信者や動画制作者の創作性や創造性が含まれていることが必須になります。
つまり、ゲームが楽しいからと言って熱中しすぎてプレイだけの配信になってしまうとガイドライン違反となるのです。
音声を入れた実況やコメントなどを入れて、オリジナリティのある映像にしましょう。
最後に配信のタイトルの表記に関する指定についてです。 ゲームの核心となる物語を配信に映す際は、必ず「ネタばれあり」と表記を入れる必要があります。
これは、他のプレイヤーの楽しみを奪わないために必要なことです。必ず記載するようにしましょう。
この項目では、「ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン」とは別でガイドラインが設定されている「ぷよぷよテトリス2」と「龍が如く8」を例に紹介します。
「ぷよぷよテトリス2」では、ほとんどの内容は「ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン」に準拠していますが、2つ明確に違う点があります。
1つ目は、配信できる部分とできない部分が明確に示されている点です。 「アドベンチャー」の一部(第1章〜第6章 星座空間まで )は利用可能で、ネタバレとなる「アドベンチャー」の一部(第7章 まじわりしセカイのはて以降。「ショートカット」画面)は利用不可能とされています。
利用可能な部分が細かく定められていますので、読み落としがないように注意しましょう。
2つ目は、プレイ動画内またはプレイ動画の説明文の中に、「©SEGA Tetris ® & © 1985〜2020 Tetris Holding.」と著作権表示を入れなければいけない点です。
この著作権表示を入れていないだけで、ガイドライン違反となり著作権侵害になってしまうので、必ず作品のガイドラインが存在しているか確認し、最後まで目を通すことが大切です。
「龍が如く8」においても、ほとんどの内容は「ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン」に準拠しています。
しかし、「ネタバレあり」などの表記と、「©SEGA」の著作権者の表示明記が必要な点は違うので注意しましょう。
この記事では、セガのガイドラインを中心に解説しました。配信を行う際は、以下の点に注意しましょう。 (2024年4月現在のガイドラインです)
ゲーム会社によって、ガイドラインの内容は違うので、配信をするゲームの制作会社のガイドラインを調べ、隅々まで読むようにしましょう。ガイドラインはいつ更新されるかわからないので、定期的に確認をすることが大切です。
ゲーム制作会社が定めた大きなガイドラインとは別に、作品ごとに別でガイドラインが用意されている場合があります。配信前に必ず『タイトル名+配信ガイドライン』で検索し、ガイドラインがあるか確認をしましょう。 ゲーム制作会社が定めているガイドラインにも隅々まで目を通し、ガイドラインを遵守した安全なゲーム配信を行いましょう。
配信で視聴者のコミュニティ形成をうまく行うことで、日常の配信をより面白いものにすることができます。
そのような観点で最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。
大きく分けて、
の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。
機能 | 目的 |
---|---|
YouTube/Twitchコメビュ | 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート |
Screen | 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする |
収益化 | 視聴者を大事にする形で収益化する |
CastCraftのYouTube/Twitchコメビュで視聴者ごとにコメントを蓄積することで視聴者全員を覚えて、配信中のダッシュボードで分かりやすく情報を表示することで、視聴者が常連化していくためのやり取りをサポートします。
特定の条件に当てはまった視聴者やコメントに対して、Chatbotやリッチな画面演出で視聴者をインタラクティブに楽しませる仕組みも作ることができます。
さらに、視聴者を大事に定着させながらも配信活動のための収益を上げる仕組みも提供しています。
CastCraftは上記のような機能により、配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。
導入している配信者さんの事例としては、
等がいらっしゃいます。
導入されたチャンネルの総登録者数は1.3億人を超えており、これまで120万回以上の配信で使われています。
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