縦型配信のやり方は?VtuberがOBSで縦型配信する方法を解説

最終更新 2024-02-14
3 縦型配信 obs 設定

目次

なぜVtuberで縦型配信が流行?

近年、Vtuberの間で縦型配信が流行しています。TikTok Liveはもちろん、Youtubeでもショート動画のフィードで縦型配信を目にする機会も増えたのではないでしょうか。縦型配信が流行し始めた理由は2つです。

  • スマホで動画を見る人が増えてきたから
  • Youtubeのショートフィードに縦型配信が載るようになったから

OBSを使って縦型配信をする場合、通常の配信とは異なる設定が必要です。本記事では縦型配信のやり方からメリット、デメリットまでを解説します。縦型配信をする際の参考にしてください。

縦型配信をYouTubeでおこなうメリット&デメリット

縦長配信のメリット

ショートフィードで配信が拡散される

Youtubeにはショートフィードという縦型の動画、配信のみが表示されるページがあります。ライブ配信を縦型配信にすれば、ショートフィードに載せることができ、拡散効果が期待できます。
ショートフィードはおすすめのショート動画や縦型配信が自動で再生される仕組みです。視聴者が、知らなかった配信者を認知するきっかけになりやすく、ショートフィードからチャンネル登録をする視聴者も多いです。
認知度を広げて視聴者数を増やすという点で、ショートフィードを活用できる縦型配信には大きな効果があります。

16:9の画面を最大3つまで設置できる

縦画面の中にアスペクト比16:9の画面を3つ縦に並べることができます。横画面を複数映したいときに便利です。画面を縦に3分割する構成はTikTok Liveでは主流なため、見慣れている人も多く視聴者が見やすいレイアウトだと言えます。
また、画面を分割することで、メインの画面を動かしながら、常に伝えたい情報を画面に表示させておくことができます。例えば、画面上部に配信での注意事項を記載しておけば、常に視聴者の目に入ります。注意事項は概要欄に書いてあることが多いですが、画面上に表示しておくほうが視聴者に伝わりやすいです。

縦長配信のデメリット

濃いファンが集まるわけではない

ショートフィードは画面をスワイプするだけですぐに次の動画へ遷移できるため、視聴者が早期に離脱しやすい仕組みです。視聴者数の増加がチャンネル登録者数の増加には繋がりにくくなっています。縦型配信は認知度を増やすには効果的ですが、濃いファンを増やすことは難しいです。
縦型配信をする際は、様々な数字から「濃いファンが増えているか」を見極めることが重要です。チャンネル登録者数が増えたとしても、配信の視聴者数が増えていなければ「登録者数の割に人が少ないライブ配信者」と悪い印象を持たれる可能性があります。

PCの視聴に適していない

縦型配信は良くも悪くもスマホからの視聴に適した配信方法で、PCの視聴には適していません。縦型配信をPCで視聴すると左右が黒く表示され、画面が小さく表示されます。スマホと比較して大画面なPCでは見づらいです。
縦型配信はPCからの視聴者が離れてしまう原因になり得ます。新規層を獲得している一方で、既存の視聴者が配信を見づらいと感じている可能性があります。自分の配信を見ている視聴者がどのデバイスで視聴しているのかを把握することが必要です。

縦型配信をOBSでおこなう方法

OBSの設定で画面を縦型にする

解像度のアスペクト比を変更

「映像」の「基本(キャンバス)解像度」と「出力(スケーリング)解像度」をアスペクト比が「9:16」に変更します。今回は「1080×1920」に設定します。解像度の右に表示されるアスペクト比が「9:16」になっていることを確認してください。

3 縦型配信 obs 設定

困ったら縦横の数値を逆にする

具体的な解像度の数値に迷ったら、現在の設定の数値を逆にしてみてください。通常の配信設定がされている場合、アスペクト比が16:9になっているはずです。縦と横の数値を逆にすればアスペクト比は9:16になり、縦型配信の設定ができます。

縦型配信におすすめの配信は?

Vtuber配信

Vtuber配信で縦型配信をすると、アバターが縦画面にピッタリ収まって見やすい配信になります。また、Vtuber配信は雑談配信や歌配信など、アバター以外に映す情報が少なくても成立するコンテンツが多いです。縦型の画面に情報を入れすぎると、画面の小さいスマホで見づらい配信になってしまいます。画面に情報を詰め込む必要がないという点でも、Vtuber配信は縦型配信に適していると言えるでしょう。

雑談配信

雑談配信は縦型配信におすすめです。画面に映す情報量が少なくて済むので、縦型配信でも十分に配信できます。画面にはカメラ映像やコメント欄を載せるのがおすすめです。
一方、ゲーム実況は縦型配信には不向きです。基本的にゲーム画面は、テレビやモニターで見ることに適した横長の画面です。縦型配信にしてしまうとゲーム画面が小さく表示されてしまいます。ゲームタイトルを縦画面のスマホゲームにするなどの工夫が必要です。

縦型配信を視聴者獲得のきっかけにしよう!

縦型配信は様々なライブ配信サイトで使われているフォーマットです。スマホで配信を視聴する人が増えているため、今後は縦型配信が主流になる可能性もあります。Youtubeで縦型配信をすると、ショートフィードを活用することができるので新規層の獲得に効果的です。OBSの解像度設定を少しを 変えるだけですぐに実践できるので、視聴者数やチャンネル登録者数が伸び悩んでいる人は試してみる価値はあります。一方で、PCからだと見づらいといったデメリットも多くあります。既存のファンが離れるリスクがあることも把握しておきましょう。

配信をより面白くするために

配信で視聴者のコミュニティ形成をうまく行うことで、日常の配信をより面白いものにすることができます。
そのような観点で最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。

大きく分けて、  

  • 視聴者を覚えるYouTube/Twitchコメビュ
  • 配信画面演出のScreen
  • 収益化のための機能

の三つの機能があり、それぞれ下記のような目的があります。

機能 目的
YouTube/Twitchコメビュ 視聴者が配信に馴染めるようなやり取りをサポート
Screen 視聴者とのやり取りを視覚的に楽しくする
収益化 視聴者を大事にする形で収益化する

CastCraftのYouTube/Twitchコメビュで視聴者ごとにコメントを蓄積することで視聴者全員を覚えて、配信中のダッシュボードで分かりやすく情報を表示することで、視聴者が常連化していくためのやり取りをサポートします。
CRM候補1

特定の条件に当てはまった視聴者やコメントに対して、Chatbotやリッチな画面演出で視聴者をインタラクティブに楽しませる仕組みも作ることができます。
ペンライト

さらに、視聴者を大事に定着させながらも配信活動のための収益を上げる仕組みも提供しています。
収益管理

CastCraftは上記のような機能により、配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。

導入している配信者さんの事例としては、

等がいらっしゃいます。

導入されたチャンネルの総登録者数は5,000万人を超えており、これまで70万回以上の配信で使われています。

CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。

CastCraftのダウンロードページ(利用無料)