ゲーム配信向けPCスペックの選び方!2026年最新の構成と予算別おすすめモデル

最終更新 2026-05-12
ゲーム配信のPCスペック

ゲーム配信用のPCを購入する際、スペックの高いPCがおすすめされます。

しかし、スペックの選び方を知らないままだと、おすすめされるがままに購入せざるをえません。

CPUやGPU、メモリなどのスペックを詳細まで比較すれば、自分がやりたいゲーム配信に最適なスペックのPCを購入できるので、本記事をぜひ参考にしてください。

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目次
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  1. 01 「ゲーミングPCなら配信できる」は本当?
  2. 02 ゲーム配信に必要なPCスペックの基準
  3. 03 ゲーム配信におすすめのCPUの選び方
  4. 04 ゲーム配信に最適なGPUの選び方
  5. 05 ゲーム配信するならメモリは32GB以上がおすすめ
  6. 06 【予算別】おすすめゲーム配信用PC構成
  7. 07 有名配信者・VTuberのPCスペック例
  8. 08 ゲーム配信用PCを購入する際の注意点
  9. 09 スペックを理解して最適なゲーム配信用PCを購入しよう!

「ゲーミングPCなら配信できる」は本当?

ゲーミングPCを購入すれば配信も問題なくできると考える方は多いですが、実際には半分正解で半分間違いといえます。

ゲーミングPCはゲームプレイに最適化された構成になり、高性能GPUを搭載していますが、あくまでゲームプレイを目的とした設計です。

配信する場合は、ゲームの処理に加えて配信するためのエンコード処理と呼ばれる別の負荷がかかります。

そのため、ゲーム配信用PCを選ぶ際は、ゲーミングPCの中でも配信用途を考慮したスペック選びが必要です。

本記事で解説する、ゲーム用PCのスペックの選び方や、おすすめのPC構成を参考にして、最適な一台を選んでみてください。

ゲーム配信に必要なPCスペックの基準

まずは、ゲーム配信に必要なスペックの基準をパーツごとに確認しましょう。

各パーツの役割から、必要な理由を解説します。

  • CPU:PCの処理速度にかかわる最重要パーツ。人間の脳にあたる部品。
  • GPU:グラフィック処理を担う重要パーツ。第二の脳、視力や色覚、動体視力にあたる部品。
  • メモリ:CPUやGPUの処理を助けるパーツ。一時的な記憶領域、反射神経にあたる部品。
  • ストレージ:PC全体の保存領域。保存用ファイルやアルバムなどにあたる部品。

パーツごとの役割を把握したうえで、スペックの選び方を確認しましょう。

2026年最新の推奨スペック一覧

ゲーム配信に必要なPCスペックの基準は、次のとおりです。

スペック名称 最低スペック 推奨スペック
CPU Intel Core i5 13500以上
Intel Core i5 14500以上
Intel Core Ultra 5 225F以上
AMD Ryzen 7 7700以上
AMD Ryzen 7 8700G以上
AMD Ryzen 5 9600X以上
Intel Core i7 14700F以上
Intel Core Ultra 7 265以上
Intel Core i9 13900T以上
Intel Core Ultra 9 285以上
AMD Ryzen 9 7900以上
AMD Ryzen 7 9800X3D以上
AMD Ryzen 9 9900X以上
GPU NVIDIA Geforce RTX3080以上
AMD Radeon RX6800XT以上
NVIDIA Geforce RTX3090Ti以上
NVIDIA Geforce RTX4070 SUPER以上
NVIDIA Geforce RTX5070以上
メモリ DDR5-4800 16GB(8GB×2)以上 DDR5-5600 32GB(16GB×2)以上
DDR5-6000 64GB(32GB×2)以上
ストレージ 512GB SSD以上 2TB SSD以上

とりあえずゲーム配信に挑戦してみたい方は、最低スペックでも問題ありません。しかし、今後のことを考えて本気でゲーム配信に向き合う方には、推奨スペックのPCがおすすめです。

最低限必要なスペックはCPU/GPU/メモリ

価格を重視する方は、CPUとGPU、メモリの3つが最低スペックを下回らないよう、注意してください。

価格を安くしたいがためにスペックを下げると、配信できないゲームソフトが出てきてしまいます。

近年のゲームタイトルは高グラフィックなものが多く、プレイするのみでもPCに大きな負荷がかかるものがほとんどです。

せっかくの高グラフィックゲームを低画質でプレイしながら配信しても、視聴者の立場からすれば楽しめません。

そのため、価格を重視する場合でもCPUやGPU、メモリは妥協せずにストレージの容量を下げましょう。

PCゲームは、高グラフィックな人気タイトルでも、200GB以内に収まります。

購入したタイトルは何度でも再インストールが可能なので、入れ替えながらプレイすれば、容量は少なくても、活動可能です。

ゲーム配信におすすめのCPUの選び方

ゲーム配信におすすめのCPUの選び方は、次のとおりです。

  • IntelとAMDのブランドから選ぶ
  • 最新世代から2世代前までの範囲で選ぶ
  • ベンチマークテストを見て選ぶ

おすすめのCPUはあるものの、おすすめされている理由を知ることで、高額なCPU搭載のPCが必要なのかどうかを判断できます。

コストを最小限に抑えるためにも、選び方を把握しましょう。

IntelとAMDのブランドから選ぶ

CPUを選ぶ際、IntelとAMDとどちらのほうがよいのか悩む方も多いですが、ゲーム配信専用PCにするなら、AMD Ryzenシリーズがおすすめです。

Ryzenに使用されているZenコアは、すべてパワー型のコアになります。そのため、バックグラウンドでさまざまなツールを動かし続ける場合には不向きですが、少ないタスクでは最大の力を発揮できるCPUです。

ゲーム配信において動かすソフトは多くても10個以内になるので、8コア以上を備えるRyzenなら、問題なく動作します。

対して、在宅ワーカーの方で日常的に業務をこなす兼業PCとして購入するなら、Intelのほうがマルチタスクに特化しているので、おすすめです。

最新世代から2世代前までの範囲で選ぶ

CPUを選ぶ際は、性能が高くても比較的新しい世代のCPUを選びましょう。

CPUは、単に処理速度が向上しているわけではなく、世代ごとに新しい機能の搭載や優れたセットアップにより、動作がまったく異なります。

たとえばIntelでは、第13世代で省エネに特化したコアによる分業システムが完成しており、第12世代と比較すると劇的に進化したモデルです。

Ryzenも7000シリーズからAI処理を高速化するAVX-512と呼ばれる命令セットに対応しました。

世代により新機能が追加されていたり、新機能が馴染んできたりしたモデルがあるため、現行モデルから2世代前までのCPUを選ぶことがおすすめです。

ベンチマークテストを見て選ぶ

CPUは、シンプルに処理能力で選ぶこともできます。

ベンチマークテストと呼ばれ、一般的には複雑な計算処理にかかる時間で点数を付けたものです。

スコアが高いほど処理能力もが高いCPUといえ、細かい機能を比較する手間を省きたい方におすすめの選び方となります。

ただし、ベンチマークは検証サイトにより数値が異なるほか、検証環境で異なる結果にもなることから、あくまで参考値として認識してください。

大きく外れることはありませんが、CPUにこだわりたい方は、それぞれの詳細まで調べたうえで決定しましょう。

ゲーム配信におすすめのCPU

AMD
AMD Ryzen 7 9700X BOX Socket AM5 / 8コア16スレッド / 3.8GHz 三年保証 日本国内発送品(ご購入時出品者の住所、評価と到着予定日をご確認ください)[並行輸入品]
配信も編集も一台完結。FHD〜WQHD特化の万能CPU
Zen 5採用の8コア16スレッドとTDP65Wの省電力設計で、Apex Legends配信時も平均280fps前後を維持できる最新世代CPUです。
FHD〜WQHD解像度のゲーム配信に最適化されており、4K H.264エンコード約4分台という実測値から、ライブ配信と動画編集を一台でこなしたい方に適した選択肢といえます。
アーキテクチャ
Zen 5
コア/スレッド
8C/16T
TDP
65W
1%Low安定性
91fps(4K)
エンコード速度
4K:4分24秒
ゲーム配信におすすめのCPUは、AMD Ryzen 7 9700Xです。

8コア16スレッドCPUのため、FHD〜WQHD帯でのゲーム配信に最もバランス良くマッチします。

最新Zen 5アーキテクチャとTDP65W設計により、RTX 4070 SUPERクラスと組み合わせた配信テストでは、Apex LegendsをFHD低設定で平均260fps超え、配信と録画の同時進行でもカクツキのないプレイが報告されています。

4K H.264エンコードでも4分24秒前後と実用十分な速度を記録しており、ゲーム配信だけでなくアーカイブ編集やクリップ量産まで一台で担える点が強みです。

消費電力と発熱が抑えやすいため空冷クーラーで静音環境を整えやすく、コストを抑えた配信向けBTO構成や自作PCのCPU候補として有力な選択肢になります。

ゲーム配信に最適なGPUの選び方

GPUはCPUと異なり、選び方は簡単です。

AMD製のものもありますが、基本的にはNVIDIA製のGeforceを選べば問題ありません。

CPUと同様に、ゲーム配信において重要なスペック項目になるので、選び方を把握して最適なものを選びましょう。

基本的にはNVIDIAがおすすめ

GPUといえば「NVIDIA」と認識されることも多く、NVIDIA Geforce RTXシリーズであればゲーム配信も快適にできるでしょう。

最大の理由は、NVIDIA独自の「NVENC」という配信専用機能が搭載されている点です。NVENCは、ゲームの動作を重くせずに高画質で滑らかな配信を実現します。

また、NVIDIAは、PCのグラフィックを設定できるNVIDIAコントロールパネルや、ゲームごとにグラフィックを最適化できるNVIDIA Appを提供しており、カスタマイズ性にも特化しています。

ドライバーの更新頻度も高く、新しいゲームが発売されるたびに無料でアップデート可能です。

利用者が多いことから設定動画や記事も多く、情報を入手しやすい点からもGPUはNVIDIAがおすすめといえます。

1世代前までの範囲で選ぶ

ゲーム配信において、GPUは1世代前までのモデルを選ぶことがおすすめです。

2世代前となるRTX 30シリーズでも配信は可能ですが、将来性を考慮すると1世代前のRTX 40シリーズ、または現行モデルのRTX 50シリーズが推奨されます。

NVIDIAのGPUは、世代が変わるごとに処理能力も進化しており、より高グラフィックなゲームに対応可能です。

細かい描写や動きを出力できれば、配信クオリティの向上にもつながり、視聴者を惹きつける映像を提供できます。

ベンチマークスコアは40,000以上を選ぶと安定しやすい

GPUは処理能力で性能を測ることが一般的なため、ベンチマークスコアを参考にして選びましょう。

同シリーズ内で番号が1つ上がると処理能力がどう変化するのかが数値化されているので、性能がわかりやすくなります。

高グラフィックをヌルヌルと動かせる快適な映像を楽しみたい方には、スコアが40,000以上のものがおすすめです。

ただし、GPUのメモリ容量には注意しましょう。VRAMと呼ばれており、4GBや8GB、12GBや16GBなどが搭載されています。

たとえば、RTX5060と5060Tiを比較すると、一見同じ品番ですが、メモリが8GBと16GBで2倍の差です。

ベンチマークスコアでは大きな差はないものの、高グラフィックのゲームを快適に動作できるのは、VRAM容量が大きいほうになります。

ゲーム配信におすすめのGPU

MSI
MSI Gaming RTX 5070 12G Shadow 2X OC グラフィックスカード(12GB GDDR7、192ビット、究極のパフォーマンス:2557MHz、DisplayPort x3 2.1a、HDMI 2.1b、NVIDIA Blackwell Architecture)
高フレームレート実績の安心感。WQHD配信を支える次世代GPU
Apex LegendsのYouTubeライブ配信テストで平均298fps・最低292fpsを記録し、配信中でもフレームレートがほとんど落ちないことが確認された次世代GPUです。
GDDR7 12GBと33%向上したメモリ帯域、最新第9世代NVENCにより、FHD〜WQHD配信と高画質録画を同時にこなす配信向けグラフィックスカードとして高い信頼性を持ちます。
VRAM/種類
12GB GDDR7
メモリ帯域
672GB/s
NVENC世代
第9世代
FHD配信フレームレート
298fps(APEX LEGENDS)
TDP
250W
推奨PSU
650W
快適なゲーム配信にしたい方におすすめなのは、NVIDIA RTX 5070です。

GPUはさまざまなメーカーの製品が発売されているので、とくに価格が安くておすすめの商品として、MSI RTX 5070 Shadow 2X OCが挙げられます。

FHD〜WQHDのゲーム配信用GPUとして最有力候補と言えるモデルです。

Apex LegendsのYouTubeライブ配信テストでは、FHD低設定かつNVENC AV1エンコードでも平均298fps・最低292fpsとほぼ横一直線のフレームレートを維持しており、配信中でもプレイが重くならない点が高く評価されています。

GDDR7 12GBと672GB/sのメモリ帯域、最新第9世代NVENCの組み合わせにより、RTX 4070 SUPERより高いfpsと最大約20%短いエンコード時間を実現しつつ、WQHD画質での高ビットレート配信と録画の同時進行にも余裕を持って対応できます。

ただしVRAM 12GBのため、4K配信を本格的に狙う場合は上位モデルの検討もおすすめです。

ゲーム配信するならメモリは32GB以上がおすすめ

手頃な価格のゲーミングPCは、メモリ容量16GBが多くあるものの、ゲーム配信の場合には32GB以上のPCを購入しましょう。

ここでは、32GB以上のメモリを推奨する理由や、メモリのスペックについて解説します。

16GBでは足りない理由

ゲーム配信は、ゲームに加えて配信ソフトやコメビュを起動するので、16GBではメモリ不足です。

とくに高グラフィックのゲームを配信する場合は、ゲームや配信が落ちることも多く、ゲーム画質の設定を低くしなければなりません。

過去に筆者が配信した際は、Intel Core i7 第11世代のRTX 3060、メモリ16GBにて、配信できないタイトルが実際にありました。

参考例として、APEX LEGENDSやGhorstwire:Tokyoは、ゲーム内画質を低くすれば問題ありませんでしたが、FORSPOKENは、配信が落ちてしまったため、注意しましょう。

8GB×2枚の仕様だったため、16GB×2枚に変更して合計32GBメモリにしたところ改善されたため、メモリ不足による配信落ちです。

ゲーム配信用PCを選ぶ際は、32GB以上のメモリにすると、処理落ちやカクつきを気にせず配信できます。

デュアルチャネルメモリを選ぶ

販売されているPCは基本的に問題ありませんが、メモリを選ぶ際はデュアルチャネルのモデルを選びましょう。

デュアルチャネルは、メモリが2枚挿しで構成されている状態です。16GBメモリなら8GB×2枚、32GBメモリは16GB×2枚のメモリが搭載されています。

メモリは1枚で32GBを運用するよりも、16GB×2枚で運用したほうが円滑に処理できるので、必ずデュアルチャネルメモリを選びましょう。

ただし、多ければ多いほどよいわけではなく、最大4枚までメモリを挿せるとしても一般的なゲーミングPCのマザーボードとCPUでは処理が遅くなります。

むしろ処理速度が低下してしまうので、メモリは2枚挿しのものを選ぶことがおすすめです。

ゲーム配信におすすめのメモリ

acer
Acer Predator Vesta Ⅱ DDR5 6000MHz デスクトップPC用メモリ 32GB(16GB×2枚) CL32 RGB(発光型) シリーズ (PC5-48000) Intel XPM 3.0 準拠 AMD EXPOメモリキット シルバー BL.9BWWR.379
最低fpsを底上げ。配信のカクつきを抑える高速メモリ
DDR5-6000MHzかつCL32という仕様で、Ryzen 7 9700Xのメモリコントローラと1:1同期する「スイートスポット」を狙った配信用メモリです。
Fortnite配信テストではEXPO有効化後に最低fpsが73向上し、FF14ベンチマークでもCL36メモリに対して665スコア上回る結果が出ており、スタッタリングを抑えて配信の安定性を高めたい方に向きます。
容量/構成
32GB(16GB×2)
クロック/CL
6000MHz/CL32
True Latency
10ns
ゲームスコア
7233(FF14)
EXPO対応
RGB
ゲーム配信用PCに搭載するメモリのおすすめは、Acer Predator Vesta Ⅱ DDR5 6000MHzの32GB(16GB×2枚)です。

Acer Predator Vesta II DDR5 6000MHz CL32は、Ryzen 7 9700Xとの組み合わせで最高のパフォーマンスを引き出せるメモリになります。

DDR5-6000MHzはAM5プラットフォームのメモリコントローラと1:1で同期する最適周波数帯とされており、性能と安定性のバランスに優れています。

Fortnite配信テストではAMD EXPO機能を有効化することで最低fpsが73も向上し、配信中のスタッタリングが大幅に減少する効果が確認されました。

CL32という低レイテンシ仕様により、同じ6000MHzでもCL36製品と比較してFF14ベンチマークで665スコアもの差が生まれるため、ゲーム配信と録画を同時進行する環境ではとくに恩恵を受けやすいメモリといえます。

【予算別】おすすめゲーム配信用PC構成

予算に応じた最適なPC構成を選択すれば、無駄なコストを抑えながら快適な配信環境を構築できます。

予算別のおすすめゲーム配信用PCは、次のとおりです。

  • 15万~20万円|初めてのゲーム配信用PCにおすすめ
  • 20万~30万円|配信品質と価格のバランス重視
  • 30万円以上|快適に配信できるハイエンドモデル

予算に合うPC本体を例に挙げて解説するので、参考にしてください。

15万~20万円|初めてのゲーム配信用PCにおすすめ

15万~20万円で購入できるPCは、初めてゲーム配信に挑戦してみたいと考えている方におすすめです。

また、とにかく配信をはじめることを第一に考えている方にも、費用負担を最小限に抑えられることから、推奨されます。

15万~20万円で購入できるPCの構成例は、次のとおりです。

  • CPU:AMD Ryzen7 5700X
  • GPU:NVIDIA Geforce RTX5060
  • メモリ:16GB DDR4-3200MHz
  • ストレージ:1TB SSD

ゲーム配信においては最低スペックとなるので、ゲームタイトルは選ぶ必要があるでしょう。

高画質でヌルヌルとした動きの美麗な配信を考えている方は、予算を上げてミドルスペック以上のPCを検討してみてください。

20万~30万円|配信品質と価格のバランス重視

20万~30万円で購入できるPCは、ゲーム配信用として快適に動作するスペックが多くあります。

ゲーム配信用PCを検討する際に、最もオーソドックスな価格帯です。PCの構成例は次のようなものが挙げられます。

  • CPU:Intel Core Ultra 7 265F
  • GPU:NVIDIA Geforce RTX5060Ti 12GB
  • メモリ:32GB DDR5-5600MHz
  • ストレージ:1TB SSD

配信の品質を確保しながらも価格を抑えたい方におすすめの構成です。

初心者向けのPCスペックに比べて、ストレージ以外がすべてアップグレードされているので、快適にゲーム配信できるスペックといえます。

超高画質なゲームを処理しながらはスムーズに配信できない可能性もありますが、多くの美麗なグラフィックが人気のタイトルを配信できるでしょう。

配信者として本格的な活動を視野に入れている方におすすめです。

30万円以上|快適に配信できるハイエンドモデル

30万円以上の予算がある方は、スペックが決められている量販モデルではなく、BTOメーカーでスペックを改造して購入を検討しましょう。

構成例として、次のようなハイスペックPCも購入可能です。

  • CPU:AMD Ryzen7 7800X3D
  • GPU:NVIDIA Geforce RTX5070Ti 16GB
  • メモリ:32GB DDR5-4800MHz
  • ストレージ:1TB SSD
  • 参考価格:46万円

30万円以上のゲーミングPCなら、ドスパラやマウスコンピュータのサイトで、カスタマイズしながら購入を検討してみましょう。

メモリを64GBに、ストレージを2TBに増やせるほか、CPUクーラーの冷却方式、LEDの搭載有無などを自由に決められます。

また、BTOメーカーなら、モニターやキーボードなどもセットで購入できるので、あとから自分で購入する手間も省けるでしょう。

有名配信者・VTuberのPCスペック例

有名配信者やVTuberが使用するPCスペックを参考にすれば、プロレベルの配信環境に必要な性能基準を把握できます。

ただし、トップクラスの配信者は視聴者に最高品質の映像を届けるため、妥協のないハイエンド構成です。

あくまで参考にする程度に留め、同じスペック要件を満たさなくても問題ありません。

CPUは基本的に最上位モデル

有名配信者やVTuberは、配信中も一切処理落ちしない環境を維持するため、CPUに最上位クラスのモデルを採用する傾向があります。

SHAKA氏は、2023年1月時点でAMD Ryzen 9 7950Xを使用していたことが確認されており、葛葉氏は2022年11月時点でIntel Core i9-13900K BOXを使用しているとXで報告されていました。

3年ほど前の情報になりますが、どちらも現行モデルに匹敵する高スペックCPUです。

GPUはベンチマークスコア30,000以上

有名配信者が使用しているGPUは、ベンチマークスコアが30,000以上のものが平均的です。

ゲーム実況者のみではなく、VTuberも含まれていることから平均値が下がっていると考えられます。

ゲームを中心に配信している方の場合を例に挙げると、SHAKA氏や宝鐘マリン氏、シェリン・バーガンディ氏など、多くの方が2023年時点でNVIDIA Geforce RTX4090を使用しているとのことです。

現在のベンチマークスコアは、49,000点を超えているGPUとなるため、CPUと同じくハイスペックPCを使用しているといえます。

メモリは32GB以上・64GBが基本

メモリについては、明らかにしていない配信者が多いものの、SHAKA氏や夏色まつり氏、叶氏などは、全員64GBメモリを使用しています。

一方葛葉氏は、32GBメモリと記載があるため、32GB以上の構成であれば、スペックは十分問題ないといえるでしょう。

BTOメーカーで購入したPCであれば、メモリはあとから交換できるタイプが多いので、ゲーム配信をはじめてから不足に感じることがあれば、購入して増設してみてください。

ゲーム配信用PCを購入する際の注意点

ゲーム配信用PCを購入する際は、スペック選び以外にも注意点があります。

PC本体の性能だけに注目して選ぶと、追加コストや運用面でのトラブルに直面する可能性があるため、ここで確認しましょう。

  • PC本体以外にも費用がかかる
  • 自分で組み立てるPCはおすすめしない
  • メーカー保証だけでは不十分

注意点を事前に理解しておけば、購入後の後悔を避けられるでしょう。

PC本体以外にも費用がかかる

PC本体の購入以外にも、ゲーム配信をはじめるためには機材を揃える必要があるため、別途費用がかかります。

具体的には、次のものが必要です。

  • マイク:2,000~10,000円
  • イヤホンorヘッドホン:3,000~10,000円
  • キーボード:2,000~20,000円
  • マウス:1,000~20,000円

ひとまずゲーム配信をはじめるために必要最低限のものを紹介しました。

ほかにも、Switch2やPS5の配信をはじめる場合には、キャプチャーボードが必要なほか、手元配信や顔出し配信、VTuberになるならWebカメラの購入が必要です。

こだわればどれも数万円するものまで発売されているので、予算に応じて購入しましょう。

自分で組み立てるPCはおすすめしない

ハイスペックPCを安く購入する方法として、自作PCが挙げられます。

しかし、自作PCは専門的な知識がなければ組み立てられないので、初めてPCを購入する方には不向きです。

組み立て方法はYouTubeなどで確認できますが、必ずしも同じものを購入するわけではないため、避けましょう。

安いPCを探すなら、Amazonのような通販サイトがおすすめですが、無名のメーカーも多数存在しており、サポート面に不安があります。

予算外であれば仕方がないものの、できる限りドスパラやマウスコンピュータなど、信頼できるメーカーでの購入がおすすめです。

メーカー保証だけでは不十分

PCを購入する際は、必ず延長保証に加入しましょう。

家電量販店なら数千円、BTOメーカーなら購入費の10~20%で加入できます。

メーカー保証は、1年間のみです。1年以内に故障するケースは珍しく、不具合が起きはじめるのは、3年以降です。

延長保証は5年保証が多いので、加入しておくと修理費用が格段に安くなります。

ドスパラを例に挙げると、月額980円で加入できる保証サービスがあるので、費用負担を抑えつつ、十分なサポートを受けられます。

スペックを理解して最適なゲーム配信用PCを購入しよう!

今回は、ゲーム配信を目的としたPCスペックについて解説しました。

通常のゲーミングPCの選び方よりも、高いスペックを求めることが最適解です。

とくにCPUやGPU、メモリは妥協せずに選ぶことで、後悔なくゲーム配信をはじめられます。

ゲーミングPCなら配信できるとする情報も散見されますが、惑わされずに本当に必要なスペック要件を満たすPCを購入してみてください。

これからゲーム配信活動をはじめるにあたって、処理落ちやカクつきなどに悩まされないためにも、本記事で紹介したスペック要件を参考に、最適なPCを購入しましょう。

ゲーム配信用PCスペックでよくある質問

ゲーミングPCなら何でも配信できますか?

必ずしもそうではありません。ゲームプレイに十分でも、配信同時処理には追加の余裕が必要です。

ゲーム配信で特に重要なのはどのパーツですか?

CPUとGPUのバランスが重要です。さらにメモリ容量も配信の安定性に影響します。

メモリはどれくらい必要ですか?

記事では32GB以上が推奨されています。複数ソフトを同時利用する配信では余裕を持たせやすいです。

予算が限られている場合はどう選べばいいですか?

最高性能を狙うより、配信したいゲームと画質に合わせて必要十分な構成を選ぶのが現実的です。

他の配信者のPC構成は参考になりますか?

参考になります。実例を見ると、自分に必要な性能帯をイメージしやすくなります。