ゲーム配信するならどのプラットフォームがおすすめ？選び方のポイントを解説
目次
ゲーム配信、どこで始める？
初心者が一からゲーム配信を始めようと思った時、まず迷いやすいのが「どのプラットフォーム、動画配信サイトで配信を始めるべきか？」という点です。
利用者が多い場所を選べば伸びやすいように思えますが、実際にはそれぞれのプラットフォームには主流な配信方法やジャンルが存在しており、配信の内容や自分のスタイルによって最適なプラットフォームは変化します。
ゲーマー層のファンとの交流を重視するのか、ライト層にもリーチしたいのか、動画投稿と配信のどちらを主軸に考えているのか、など選び方は様々。
プラットフォームによっては動画の形式や長さ、主流なゲームジャンルにも違いが存在しており、プラットフォームの選び方を間違えるとチャンネルの成長速度が鈍化してしまう可能性もあります。
そこで本記事では、ゲーム配信者が自分の活動方針に適したプラットフォームを選べるよう、それぞれのプラットフォームの特徴や選び方の基準を丁寧に解説します。
ゲーム配信を始めてみたいけどプラットフォームで迷っている、というような悩みのある方は、ぜひ最後までご覧ください。
プラットフォームを選ぶときに見るべき5つの基準
ゲーム配信において、プラットフォーム選びは「どこに自分の配信スタイルを好む視聴者が存在しているか」を見極める作業です。
同じゲームでも、視聴者層や文化が異なるため伸び方が大きく変化します。
まずは、自分の配信スタイルに合うかどうかを判断するために、以下の5つの基準を押さえておきましょう。
視聴者層・文化：どんな人が多い？どんなノリ？
プラットフォームごとに、視聴者の年齢層やノリ、好まれるテンション、国籍が異なります。
Twitchはゲーム配信に特化されたプラットフォームで、コアなゲーマーや海外ユーザーも多い一方で、YouTubeは幅広い層が視聴しており、ゲーム以外のジャンルにも対応できます。
ツイキャスやTikTokは上記二つのプラットフォームよりライト層が多く、雑談や短時間の配信との相性が良好です。
自分の配信が「ゲームプレイ中心」なのか、「視聴者とのコミュニケーション・雑談中心」なのかによって、相性のいいプラットフォームは変化します。
収益化の仕組み：投げ銭・サブスク・広告の有無
チャンネルの収益化を考えるのであれば、プラットフォームごとの収益源を把握する必要があります。
TwitchはAmazonプライム会員であれば1つのチャンネルに対して毎月無料でサブスクできることもあり、視聴者が投げ銭やサブスクに慣れている点も魅力です。
YouTubeは広告収入やスーパーチャット、メンバーシップが強く、動画や配信アーカイブでも収益を伸ばすことができます。
ツイキャスやTikTokのようなライト層が多い配信サービスは、大規模なファン層を作ることが難しいため、収益化を目指す場合は慎重に計画を練る必要があります。
配信しやすさ：PC／スマホ対応・アプリの使いやすさ
OBSなどのソフトを利用したPCでの配信がメインなのか、スマホ一台から手軽に配信をしたいのかによっても、プラットフォームの選び方は変わります。
PC利用者の多いTwitchやYouTubeはOBSとの連携が簡単で、設定項目も豊富なため配信レイアウトなどの自由度が高いです。
一方、スマホだけを使った配信を前提にするのであれば、MirrativやTikTok Liveのようにアプリだけで配信環境を完結させることができるプラットフォームが便利です。
前者は徹底的に拘ることができる一方、後者は非常に手軽で簡単に配信を始めることができるため、自分のスタイルに合った方を選びましょう。
規約・運営の安定性：収益化条件・BANリスクなど
プラットフォームごとに収益化条件やガイドラインは異なり、特にゲーム配信は著作権やコンテンツの制限、収益化の制限が影響しやすいジャンルです。
Twitchには二段階の収益化プログラムがあり、ある程度の視聴者数と配信頻度があれば収益化が可能、ポリシーが詳細かつ厳格なため、規約違反に対して即時措置でアカウントがBANされる場合があります。
YouTubeはTwitchと比較すると収益化のハードルは高めですが、その分収益源も多いのが特徴、過激な内容の動画は収益化が剥奪されることもあります。
ニコニコ動画は収益化に再生数やフォロワー数などの条件がなく、作品を申請すれば誰でも収益化が可能、過激なコンテンツに対する制限も他プラットフォームより緩めなのが特徴です。
海外展開のしやすさ：グローバルな視聴者を狙うなら
日本だけではなく世界規模でファン層を獲得したい場合、プラットフォームの純粋なユーザー数や視聴者を集めるシステムが重要になります。
Twitchは海外ゲーマーが多く、配信が言語圏を問わずゲームジャンルやゲームタイトルごとに分けられるため、日本語話者でも海外視聴者を集めやすい土壌があります。
同様に、YouTubeもグローバルに開かれており、オートダビング機能などを利用すれば様々な言語に対応することができます。
一方で、日本特化のサービスは独特の文化が強いため海外の視聴者が得にくく、基本的には日本語話者のコミュニティでの活動に集中したい場合に向いています。
自分の活動方針や配信スタイルに合わせて、どのプラットフォームを選ぶべきかを見極めましょう。
YouTubeとTwitchどちらが良いか
YouTubeとTwitchは、ゲームジャンルの配信者にとって最も代表的な選択肢ですが、それぞれ強みと適性が大きく異なります。
Twitchはゲーム配信に特化されたプラットフォームで、アクティブにゲーム配信を視聴しに訪れる視聴者が集まりやすいため、コアなゲーマーに受けるゲームをプレイしやすいのが特徴です。
海外のユーザーにも届きやすく、サブスク文化が発達しているため、配信中心で活動したい方やゲーマー層をメインターゲットにしたい方に向いています。
一方、YouTubeはアーカイブの再生性が非常に高く、動画投稿と組み合わせる方式が主流です。
リアルタイムで見られなくても後から視聴される可能性が高いため、アーカイブを活用しながら活動したい人に適しています。
また、切り抜き動画やショート動画から新規視聴者の流入を狙いやすい点も魅力です。
配信重視ならTwitch、動画と併用して活動したいのであればYouTubeが向いており、それぞれを目的に応じて選ぶことが重要です。
配信者によっては、配信をTwitchで行い、YouTubeにはゲームプレイを編集した動画を投稿する、という方式で両方を使い分けている場合もあります。
主要プラットフォームの特徴まとめ
| プラットフォーム | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Twitch | ゲーム特化・コア層多め・英語圏強い | ゲーム中心・海外ファンを狙いたい人 |
| YouTube Live | アーカイブ強・動画連携◎ | ゲームも動画も発信したい人 |
| ツイキャス / TikTok Live | 手軽・雑談やライト層多い | 気軽に始めたい人 |
| ニコニコ / Mirrativ / OPENREC | 日本向け・独自文化あり | 国内コミュニティ重視の人 |
ツイキャス
ツイキャスは手軽さが最大の魅力で、スマホ一台だけでも配信できるため、初心者でもすぐに始めることができます。
また、配信ジャンルとしては雑談が主流で、視聴者との距離が比較的近いのが特徴です。
雑談、スマホゲームなどのライトなゲーム配信が多く、視聴者もライト層が多いため、気楽に配信を始めたい方に向いています。
また、視聴者とのコミュニケーションを密にすれば常連が根付きやすく、コミュニティを作りやすい点もメリットです。
TikTok Live
TikTok Liveは拡散力の高さが強みで、短時間で多くの新規視聴者に見てもらえる可能性があります。
基本的にはスマホ配信向けで、スマホ画面に適した縦型動画に最適化されているため、配信ジャンルには雑談やリアクションが中心となります。
ゲーム配信の場合は縦型への調整が必要ですが、切り抜きやリアクション動画の投稿には適しています。
ゲーマー層とは異なる層に素早くリーチすることができるため、既に配信を始めていて新規視聴者を獲得したい方にもおすすめです。
ニコニコ生放送
ニコニコ動画は独自の文化が根強く、YouTubeやTwitchとは異なる配信スタイルを求める視聴者が多いのが特徴です。
ゲーム実況の歴史が長く、コアなファンがつきやすい反面、他プラットフォームに比べるとユーザー数は多くなく、大規模なコミュニティを作ることは難しくなっています。
それでも、「濃いファン層を作りたい」「昔ながらの実況文化に触れたい」という配信者との相性は良好です。
また、ニコニコ動画や生放送で一定の支持を得ることが出来れば、他プラットフォームのコミュニティも非常に安定しやすいというメリットも存在します。
Mirrativ
Mirrativはスマホゲーム配信に適したプラットフォームで、アプリ画面をそのまま簡単に配信に乗せることができます。
視聴者もスマホゲームに関心のある層が多く、同じゲームを遊んでいるユーザー同士、配信者同士が繋がりやすい構造になっています。
配信者がプレイしながら配信できるため、雑談や協力プレイなどを中心に活動したい人に向いています。
また、スマホだけで配信機材が完結するため、PCやカメラ・マイクを持っていなくても配信を始めることができる点も魅力的です。
OPENREC
OPENRECは日本国内のゲーム系コミュニティに強く、特にeスポーツ系や特定タイトルのファンが集まりやすい傾向があります。
収益化条件も厳しくなく、日本在住の18歳以上であれば誰でも収益化プログラムへの申請が可能です。
一方で、視聴者層はやや限定的なため、より幅広い層にも認知を広げたい場合はYouTubeやTwitchなどのメジャーなプラットフォームとの併用が向いています。
配信スタイルに最適なプラットフォームを選ぼう
ゲーム配信は、自分の配信スタイルや目的に適したプラットフォームを選ぶことができるかどうかでチャンネルの成長速度が大きく変化します。プラットフォーム毎の主要な視聴者層、収益化条件、用意できる配信環境、利用規約やポリシーの厳しさ、海外展開を考えているかどうか、などの基準を踏まえて、特徴の異なる各プラットフォームを理解して選ぶことが重要です。Twitchはゲーム配信特化で海外ファンも獲得しやすい一方、YouTubeは動画投稿との組み合わせやアーカイブが強みで、その他のプラットフォームにもそれぞれ特有の強みがあります。自分の配信スタイルに最適なプラットフォームを選び、ゲーム配信を始めましょう。
OBSでのYouTube/Twitch配信におすすめのツール
配信内ので視聴者のコミュニティと向き合うことで、配信をより良いものにできます。
視聴者と向き合うために最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。
CastCraftの機能を一部ご紹介します。
配信中のコメント管理ダッシュボード
- 視聴者ごとの情報をためて、視聴者全員を覚えられる
- 初見や常連を一目で判断できる
- スパチャ・ビッツ等を読み上げたかどうか管理できる
画面演出の「Screen」
- 視聴者の特定のコメント・投げ銭に応じたエフェクトを画面に出せる
- コメントを画面に横流しできる
- 設定した画像やGIFで自由に画面演出が作れる
いつでも投げ銭（収益化）機能
- 配信者に9割還元できる
- 投げ銭してくれた視聴者に対して個別のお礼の返信や、特典ファイル（画像や音声など）を送付することも可能
このような機能により、配信者が視聴者との関係を深めることができます。
CastCraftを利用する配信者さんの声
ぺこPさん
『こんなに便利なツールは他に無いので、配信者のみんなは1回騙されたと思って使ってみてほしい!!!』
MeeChanneLさん
『導入していたおかげでアンチの対策に非常に役立ちました。いつも本当に色々と助けられている機能があり、感謝しております。』
九条林檎さん
『知り合いの配信者が遊びに来てくれた時も見逃しにくいので、大変助かっています。』
ゆっきん【博多弁猫Vtuber】さん
『CastCraft様にはどれだけお世話になっているかわかりません！配信生活をもっと楽しいものにしてくださってありがとうございます。』
日々の配信をより良く
CastCraftが導入されているチャンネルの総登録者数は1.6億人を超えており、これまで260万回以上の配信で使われています。
日々の配信にCastCraftを導入して、より楽しい配信コミュニティを作っていきましょう。