Vtuber向けソフトウェアのおすすめ一覧!自分に合うソフトはどれ?

最終更新 2024-05-28
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目次

Vtuberに必要なソフトウェア

Vtuberとしてデビューする際には、いくつかのソフトウェアが必要となります。具体的に必要なソフトウェアは下記の通りです。

・(自作の場合)アバター制作ソフトウェア
・ モーションキャプチャソフトウェア
・配信ソフト
・動画編集ソフト
・視聴者を定着させるソフト

アバターを制作するためのソフトウェアは、Vtuberとして活動する際に必須となる「アバター」を自分好みに仕上げる上で不可欠です。また、制作したアバターに動きを付ける上で、自分の動きとアバターの動きをリンクさせるモーションキャプチャソフトウェアも重要となります。

また、制作したアバターを使ってVtuber活動を行っていく上で、OBSなどの配信用ソフトも用意し、使えるようにしましょう。併せて動画投稿などをして行く場合には、動画編集ソフトも一つ好みのものが必要です。また、配信の視聴者を定着させるためのソフトを用いることで、常連を積み上げていくことが可能になります。

アバター制作ソフトウェアの選び方とおすすめ

本項では、Vtuber活動に必須となるアバター制作ソフトウェアの選び方とおすすめのソフトウェアなどを紹介していきます。初めてでどう選べば良いか、何を選ぶべきか分からないという場合には、ぜひ本項の内容を参考にしてみてください。

アバターのモデリング、自作する?発注する?

まずVtuberの外観を形成する上で必須となるアバターのモデリングですが、これには大きく分けて「自作」、「発注」の2種類の方法から選択可能です。

モデリングに関する知識もスキルもあり、自分で十分可能な場合には、自作も視野に入れましょう。ただし、ノウハウがなく自作が難しい、という場合には、予算の範囲内で請け負ってくれるプロに発注して任せるのが無難です。

なお、アバター制作ではモデリング以外にも、Vtuberとしてのキャラクターを作る「キャラクターデザイン」や、キャラクターデザインを分かりやすく伝えるなど、さまざまな用途で使える「素材」になるイラストなど、事前準備は別途進めていく必要がある点に注意が必要です。

アバター制作ソフトウェアの選び方

アバター制作ソフトウェアを選ぶ上で重要となる選び方は、下記の項目を参照してください。

  • 2Dor3D
  • コスト
  • 機能性

Vtuberとしての活動指針を決めていく中で、2Dモデルで活動していくのか、3Dモデルで活動していくのかは大きな分かれ道です。2D、3Dそれぞれ制作できるソフトウェアも異なりますので、事前に決めておくと選択肢をかなり絞ることができます。

また、コスト面も無視できない要素です。無料で利用可能なアバター制作ソフトウェアもある一方で、こだわりたい点が多い場合は有料のソフトウェアでないと叶わない可能性があります。予算をある程度まとめて組める場合には、思い切って有料のソフトウェアを選ぶとよいでしょう。

そして何より重要なのは機能性です。アバター制作ソフトウェアといっても、手掛ける企業によって機能面にはさまざまな違いがあります。何となくで選ぶのではなく、しっかりと搭載されている機能を確認した上で、比較検討するよう注意してください。

Vtuberモデルの作り方【Live 2Dモデル / 3Dモデル】

おすすめのアバター制作ソフトウェア

本項では、おすすめのアバター制作ソフトウェアをいくつか紹介していきます。アバター制作ソフトウェアを使用した経験がなく、おすすめのものが知りたい、そんな方は本項の内容を参考にしつつ、使用するソフトウェアの検討をしてみてはいかがでしょうか。

2Dモデルを作るソフト

2Dモデルを制作する上でおすすめのアバター制作ソフトウェアは、Live2D Cubismです。

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イラストの用意からモデル、アニメーション制作まで、幅広い作業に対応できる特徴があります。制作ツールは2Dで利用できるため、初心者、未経験者でも直感的に操作しつつ、アバター制作ができるのは大きな魅力です。クリエイター支援用のプログラムなども用意しているため、ソフトウェアを活用しつつ、勉強に励みたいという方にもおすすめです。

3Dモデルを作るソフト

3Dモデルを制作したい!そんな方におすすめのソフトウェアは、以下の通りです。

・ VRoid Studio
・ Blender

VRoid Studio

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Blender

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上記はいずれも、3Dモデリングに使用されるツールではありますが、特性や機能の幅広さが異なります。たとえば、VRoid Studioは3Dのアニメ風キャラクター制作に強みのあるソフトウェアです。元々用意されている人間の身体(3D)に、ソフトウェア上から顔のパーツなどを追加していき、アバターを制作することができます。

一方、Blenderはより広範な目的で使用できるソフトウェアです。モデリング、アニメーション制作、レンダリングまでと、3Dのキャラクタークリエーションにおける幅広い作業に対応できる多機能性が魅力です。

初心者、未経験者であればVRoid Studioが、ある程度ノウハウがあり、さまざまな作業に対応できるソフトウェアを探している場合には、Blenderがよりマッチするはずです。

モーションキャプチャソフトウェアの選び方とおすすめ

本項では、Vtuber制作に欠かせないモーションキャプチャソフトウェアの選び方とおすすめについて解説していきます。

モーションキャプチャの基本概念

そもそもモーションキャプチャーとは、現実に動く人間や物の動きを取り込んで、ソフトウェア上でデジタル化することを指します。Vtuber の例でいえば、特に中身となる人間の表情の動きなどをモーションキャプチャで読み込む作業が重要です。

モーションキャプチャがなければ、Vtuberは配信や動画上で生き生きとした表情をキャラクターに付けることができません。用意したキャラクターがただの立ち絵にならず、生きたアバターとして成立する上で、モーションキャプチャは欠かせない工程となります。

モーションキャプチャソフトウェアの選び方

モーションキャプチャソフトウェアの選び方は、下記の項目を参考に基準を設けてみてください。

・予算感
・機能面

無料で利用できるソフトウェアには機能の制限などがつくため、本格的なVtuber活動を目指す場合には有料版の利用が必要です。それを見越して、事前に予算感を決めてその範囲内で選びましょう。

また、機能面でも2Dモデルを動かせるソフトウェアと、3Dモデルを動かせるソフトウェアで違いがあります。どちらでVtuber活動するのかを決めた上で、必要な機能を備えたモーションキャプチャソフトウェアを選ぶようにしましょう。

おすすめのモーションキャプチャソフトウェア

本項では、おすすめのモーションキャプチャソフトウェアを紹介していきます。2D、3Dそれぞれで紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

2Dモデルを動かすソフト

2Dモデルに動きを付けたい場合におすすめのモーションキャプチャソフトウェアは、「Vtube Studio」です。Vtube Studio では前項で紹介したLive2D Cubismで制作した2Dアバターに表情や頭の動きを付けることが可能です。

Vtube Studio
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なお、Vtube Studioでは、無料で使えるモデルも用意されているため、Vtube Studioだけでモーションキャプチャ作業を全て完結できる点が魅力となっています。

Vtube Studioの使い方は?Vtuberになる方法を解説

3Dモデルを動かすソフト

3Dのアバターモデルを動かすためにおすすめのモーションキャプチャソフトウェアは、「Kalidoface」です。アプリ内で用意されているアバターに動きを付けることはもちろん、自作のアバターを読み込んでモーションキャプチャの作業もできるため、幅広い方が使用できるソフトウェアとなっています。

Kalidoface
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なお、Kalidofaceでは顔や表情以外にも全身のモーションキャプチャに対応しているため、全身の動きを表現できる点も大きな特徴です。

ライブ配信ソフトウェアの選び方とおすすめ

続いて本項では、Vtuber活動の中で「配信」をメインに活動したい方のために、ライブ配信ソフトウェアの選び方やおすすめのソフトウェアを紹介していきます。ゲーム配信などの方法が分からない、という場合には要チェックの内容となっています。

配信ソフトの役割

配信ソフトの役割としては、「配信画面を映し出す」ことが挙げられます。配信サイトで「配信を開始」するためには、使用している配信ソフト上で配信開始の操作や各種設定を行う必要があります。

また、通常のゲーム配信であればゲーム画面のみを映し出すことになりますが、Vtuberの場合には自身のアバターと背景を、ゲーム画面に併せてキャプチャする必要がある点に注意してください。

おすすめのライブ配信ソフトウェア

ここでは、実際に大手配信者たちも使用しているおすすめのライブ配信ソフトウェアを3種類紹介していきます。それぞれの強みや特徴を把握した上で、自分に合ったものを使うようにしてください。

OBS

OBSは無料で利用できるオープンソースの配信ソフトウェアです。アプリ内からリアルタイムに映像や音声の質を細かく調節できる他、外部のプラグインを導入してよりこだわった設定にできる点も魅力です。

OBS
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操作方法も基本的な部分は直感的に行えます。多くの大手配信者がOBSをもとに配信をしており、初心者から上級者まで、あらゆる人が活用できる汎用性の高さが魅力の配信ソフトウェアといえるでしょう。

Vtuber配信のやり方を解説!OBSでのVtuber配信のやり方からスマホでの配信まで

XSplit

XSplitは4K60FPSで配信できる配信ソフトウェアです。管理画面もシンプルなレイアウトになっており、配信初心者も感覚的な操作で各種設定できる点は魅力といえます。OBSを使ってみたけど難しかった…そんな場合には、よりシンプルなXSplitの方がマッチしているかもしれません。

Xsplit
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なお、XSplitは日本語版のX(旧Twitter)アカウントが開設されており、リアルタイムの問い合わせにも対応してくれます。配信設定で分からないことを気軽に聞けるのも強みの一つになっています。

Streamlabs Desktop

Streamlabs Desktopとは、OBSにStream Labsの機能を追加した配信ソフトウェアです。ベースがOBSとなっているため、OBSの使用経験があり、異なる機能の配信ソフトウェアを探している方におすすめです。

Streamlabs Desktop
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配信のチャット欄を配信画面に映し出せるなど、視聴者との交流が重要なVtuber活動に役立つ機能が多数搭載されています。より視聴者と距離の近いカジュアルな配信を目指す場合には、OBSよりもStreamlabs Desktopの方が使いやすく感じるかもしれません。

録画・編集ソフトウェアのおすすめ

配信の切り抜きや自身のゲームプレイ動画、雑談のダイジェストなど、録画した動画の投稿や編集をする際におすすめのソフトウェアは、以下2つです。

・Adobe Premiere Pro
・DaVinci Resolve

Adobe Premiere Proは、映像制作者の9割が使用しているとされる月額制の編集ソフトです。映像制作に必要なほぼ全ての機能を搭載しており、有名なアニメ作品などもAdobe Premiere Proで制作されている確かな実績があります。配信をもとにした動画投稿であれば、映像の切り抜きや文字入れ、カットやエフェクト追加など、できないことはほとんどないでしょう。

Adobe Premiere Pro
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一方、DaVinci Resolveは無料で使える編集ソフトです。DaVinci Resolveとしては「カラーグレーディング」が挙げられます。映像や画像の色彩補正を指す言葉です。投稿する動画の「色味」によりこだわって編集したい場合には、DaVinci Resolveがよりおすすめといえます。

DaVinci Resolve
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視聴者を定着させるソフトのおすすめ

視聴者を定着させるためにソフトに期待できることとしては、初見の視聴者を配信に定着させ、常連を積み上げていくような効果です。

そのような観点からおすすめなのがCastCraftです。

CastCraftの視聴者/コメント管理機能

CastCraftでは、初見と常連を一目で判別できるだけでなく、視聴者データを蓄積して視聴者全員を覚えてメモを付けることができます。
ゲーム配信中に来てくれた初見の人が雑談配信のときにまた来てくれたら、その参加実績に気づくことが簡単になり、より新しい視聴者が定着しやすくなります。

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さらに、配信で行われた未読スパチャなどの重要情報をコメントビューアー上部に固定しておき、読み上げたかどうかの既読管理ができます。

CastCraftのコメント管理機能

CastCraftのScreen(画面演出)機能

CastCraftのScreen機能では、視聴者の行動に応じて画面を盛り上げる演出を盛り込むことができます。

たとえば、下記のようなエフェクトを特定のコメントや視聴者の行動に応じて画面に出現させることができます。

ペンライト

CastCraftのScreen機能

自分で設定した文字のエフェクトや、コメントを反応させる文字エフェクトもつくれます。

文字スタンプ

文字エフェクトの設定方法

お手持ちの画像やGIFにもアニメーションを付けてエフェクト化することができます。

画像スタンプ(GIF)

画像スタンプの設定方法

CastCraftのいつでも投げ銭(収益化)機能

また、視聴者を大事にしながら収益化を図ることができます。

CastCraftの収益化機能

VTuberソフトウェアの効果的な組み合わせ

本記事では、Vtuberとしての活動に必要となる各種ソフトウェアの機能や、効果的な組み合わせなどを紹介していきました。本記事で紹介したソフトウェアを活用すれば、初心者でも本格的なVtubeアバターを制作、そしてVtuberとしての活動に移ることができます。Vtuberになりたい、でも方法が分からない…そんな方はぜひ、本記事の内容を参考に準備を進めてみてはいかがでしょうか。