配信活動を始めるには、目的に応じた機材選びが成功の鍵を握ります。
VTuber配信にはトラッキング精度の高いカメラが必要なほか、コンソールゲームの配信には、パススルー機能搭載のキャプチャーボードがあると便利です。また、歌配信には高音質なマイクとオーディオインターフェースが必須といえるでしょう。
本記事では、配信スタイル別に必要な機材を整理し、初心者から上級者まで活用できる厳選36製品を紹介します。
機材選びで迷っている方は、ぜひ参考にして理想の配信環境を構築してみてください。
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配信機材とは、ライブ配信や動画配信を高品質におこなうための専用機器を指します。主に、次のものが基本的なセットです。
さらに、配信スタイルによりヘッドホンやオーディオインターフェース、キャプチャーボードや照明なども必要です。
今回は、多くの配信者に利用されている配信ツールを提供するCastCraftが、配信スタイル別に必要な機材の解説やおすすめの商品まで紹介します。
音声品質・映像品質・配信の安定性は視聴者満足度に直結するため、予算と配信目的に合わせた機材を選び、クオリティの高い配信を始めましょう。
CastCraftを今すぐダウンロード配信スタイルにより、機材の使用目的が異なることから選び方も異なります。
配信スタイル別に必要な機材の違いを理解し、自分がやりたい配信に必要な機材を把握しましょう。
配信目的が明確になれば、必要のない機材の購入を防ぎながら効率的、かつ経済的に機材を選べます。
VTuber配信には、アバターの動きを正確に反映するための高性能機材が求められます。必要な機材は、次のとおりです。
VTuberは雑談配信や歌枠、ゲーム実況などさまざまなコンテンツを配信するので、機材にかかる費用が高くなりがちです。
まずは活動を絞り込み、あとから機材を足して活動の幅を広げられます。
ゲーム実況では、ミドルスペック以上のPCやマイクがあれば配信できます。ただし、コンソールゲームをPC経由で配信する場合は、キャプチャーボードが必要です。
コンソールゲームの配信も視野に入れた必要機材は、次のものが挙げられます。
コンソールゲームをPCで配信する際は、キャプチャーボードが必要になるので、PCゲームのみを配信するのかどうかを検討して必要機材を選定しましょう。
歌配信や音楽配信では、音質が配信の成否を決定づける最重要要素となります。必要な機材は、次のとおりです。
歌配信や音楽配信では、機材の品質が視聴者の満足度に直結するため、予算を優先的に配分しましょう。
雑談やトーク配信は、比較的シンプルな機材構成で始められる配信スタイルです。必要な機材として、次のものが挙げられます。
視聴者とのコミュニケーションを重視するため、声がクリアに届くマイクと、表情が明瞭に映るカメラがあれば十分でしょう。
初期投資を抑えつつ、視聴者との交流を重視した配信を実現できる構成です。
配信用カメラは、視聴者に鮮明な映像を届けるための重要な機材です。解像度・フレームレート・視野角・オートフォーカス性能が選定の主要なポイントとなり、配信スタイルに応じて最適な製品を選ぶことが求められます。
VTuber配信では表情トラッキング精度が重視され、顔出し配信では肌の質感を美しく映すカメラがおすすめです。
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | おすすめポイント | 価格相場 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Logicool C920n | ・フルHD 1080p/30fps対応 ・78°広角レンズ搭載 ・自動光補正機能付き |
6,000円~ | |
| 2位 | AnkerWork C310 Webcam | ・4K対応の高解像度 ・AIノイズリダクション搭載 ・プライバシーシャッター付き |
15,000円~ | |
| 3位 | Logicool C270 | ・HD 720p対応 ・コンパクト設計 ・低価格で高コスパ |
2,500円~ | |
| 4位 | Logicool Brio 100 | ・フルHD 1080p/30fps対応 ・自動フレーミング機能 ・プライバシーシャッター付き |
4,000円~ | |
| 5位 | EMEET SmartCam S600 | ・4K/30fps対応 ・AIオートフォーカス搭載 ・広角90°レンズ |
10,000円~ | |
| 6位 | Insta360 Link 2 | ・4K/30fps対応 ・AIトラッキング機能 ・ジンバル搭載で滑らかな動き |
33,000円~ |
上記の6商品の詳細解説は下記で行なっています。
商品ごとに特徴を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
配信用マイクは、視聴者に声を届ける最も重要な機材の一つです。音質・指向性・接続方式が主な選定基準となり、配信スタイルや予算に応じて適切な製品を選ぶことが求められます。
コンデンサーマイクは繊細な音を拾うため音楽配信に適し、ダイナミックマイクは周囲の雑音を拾いにくいため雑談配信におすすめです。
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | おすすめポイント | 価格相場 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | HyperX SoloCast 2 | ・単一指向性パターン ・タップミュート機能搭載 ・RGB照明付き |
9,000円~ | |
| 2位 | Razer Seiren V3 Mini | ・超コンパクト設計 ・単一指向性パターン ・プロフェッショナル音質 |
8,000円~ | |
| 3位 | Audio-Technica AT2040 | ・ダイナミックマイク ・高SPL対応 ・放送品質の音質 |
15,000円~ | |
| 4位 | ZealSound K66 | ・RGB照明機能付き ・ミュートボタン搭載 ・低価格で高音質 |
5,000円~ | |
| 5位 | ELECOM HS-MC14UBK | ・超小型設計 ・クリップ式で取り付け簡単 ・全指向性パターン |
3,500円~ | |
| 6位 | SHURE MV7+ | ・USB/XLR両対応 ・自動レベルモード搭載 ・プロ仕様の音質 |
45,000円~ |
上記の6商品の詳細解説は下記で行なっています。
商品ごとに特徴を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
配信用のヘッドセット・ヘッドホン・イヤホンは、音声モニタリングと音質確認に欠かせない機材です。音質・装着感・遮音性が主な選定基準となり、長時間の配信でも快適に使用できる製品を選びましょう。
ヘッドセットはマイク内蔵で配信に便利、ヘッドホンは音質重視、イヤホンは省スペースで軽量な点が特徴です。
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | おすすめポイント | 価格相場 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED | ・50mmグラフェンドライバー ・最長50時間バッテリー ・DTS Headphone:X 2.0対応 |
35,000円~ | |
| 2位 | HyperX Cloud Ⅲ S Wireless | ・2.4GHz+Bluetooth対応 ・最長120時間バッテリー ・53mm角度付きドライバー |
22,000円~ | |
| 3位 | Sony WH-CH720N | ・統合プロセッサーV1搭載 ・最長35時間バッテリー ・マルチポイント接続対応 |
22,000円~ | |
| 4位 | Audio-Technica ATH-M40x | ・40mmドライバー搭載 ・フラット特性 ・モニター用途に最適 |
14,000円~ | |
| 5位 | SHURE AONIC 215 | ・最大37dB遮音 ・シングルダイナミックドライバー ・耳かけ型設計 |
16,000円~ | |
| 6位 | Razer Hammerhead V3 | ・11mmドライバー搭載 ・USB-C DACアダプター付属 ・人間工学デザイン |
8,000円~ |
上記の6商品の詳細解説は下記で行なっています。
商品を選ぶ際に役立つ特徴をそれぞれ解説するので、参考にしてください。
配信用PCは、すべての機材を統合し配信を実行する中核となる機材です。CPU性能・GPU性能・メモリ容量が主な選定基準となり、配信スタイルによって必要なスペックが大きく異なります。
VTuber配信や高画質ゲーム実況には高性能GPU、エンコード処理には高性能CPUが必要です。
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | おすすめポイント | 価格相場 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Alienware Aurora Desktop ACT1250 | ・Core Ultra 7 265KF搭載 ・RTX 5070 12GB ・240mm水冷システム |
450,000円~ | |
| 2位 | GALLERIA XA7R-R57 | ・Ryzen 7 7700搭載 ・RTX 5070 12GB ・Wi-Fi 6対応 |
310,000円~ | |
| 3位 | OMEN 35L(AMD) | ・Ryzen 7 8700F搭載 ・RTX 5070 Ti 16GB ・850W電源搭載 |
360,000円~ | |
| 4位 | ROG G700TF-7265KF168W | ・Core Ultra 7 265KF搭載 ・RTX 5070 12GB ・液冷システム搭載 |
330,000円~ | |
| 5位 | G TUNE FZI7G7TB83SJW105AZ | ・Core Ultra 7 265K搭載 ・RTX 5070 Ti 16GB ・360mm水冷クーラー |
470,000円~ | |
| 6位 | ROG Strix SCAR 18 G835LW | ・Core Ultra 9 275HX搭載 ・RTX 5080 Laptop GPU ・18型240Hzディスプレイ |
670,000円~ |
配信スタイルに適したPCを選ぶことで、品質を保ちながら費用も節約できます。
上記の6商品の詳細解説は下記で行なっています。
配信用オーディオインターフェースは、マイクの音質を最大限に引き出す重要な機材です。音質・入力端子数・サンプリングレートが主な選定基準となり、配信スタイルに応じて適切な製品を選ぶことが求められます。
音楽配信では高音質なプリアンプ、ゲーム実況ではループバック機能が重視されます。
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | おすすめポイント | 価格相場 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Steinberg IXO12 | ・24bit/192kHz対応 ・ループバック機能搭載 ・iOS対応CCモード |
13,000円~ | |
| 2位 | YAMAHA AG03MK2 | ・DSPエフェクト内蔵 ・4極ミニ入出力端子搭載 ・ミキサー型操作パネル |
16,000円~ | |
| 3位 | M-Track Solo | ・48kHz対応 ・Crystalプリアンプ搭載 ・MPC Beats付属 |
6,600円~ | |
| 4位 | MiniFuse 2 | ・110dBダイナミックレンジ ・MIDI入出力搭載 ・Ableton Live Lite付属 |
17,000円~ | |
| 5位 | Audio-Technica AT-UMX3 | ・192kHz/24bit対応 ・AT2020最適化設計 ・iOS/Android対応 |
20,000円~ | |
| 6位 | MOTU M2 | ・ESS Sabre32 DAC搭載 ・120dBダイナミックレンジ ・フルカラーディスプレイ |
36,000円~ |
XLRマイクを使用する際や、音声管理を重視したい方は、オーディオインターフェースを選んで購入してみましょう。
上記の6商品の詳細解説は下記で行なっています。
配信用キャプチャーボードは、ゲーム機の映像をPCに取り込む必須機材です。解像度・フレームレート・パススルー性能が主な選定基準となり、遅延のない快適なゲームプレイと高画質配信を両立する製品を選びましょう。
4K対応やVRRパススルー機能の有無が、最新ゲーム機での配信品質を左右します。
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | おすすめポイント | 価格相場 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | TreasLin HSV321 | ・4K/30fpsパススルー ・1080p/60fps録画 ・USB 3.0対応 |
7,000円~ | |
| 2位 | AmpliGame V3 | ・1080p/60fps録画 ・RGB照明制御機能 ・3.5mmオーディオ端子搭載 |
8,500円~ | |
| 3位 | GV-HDREC/AD-UE | ・PC不要で録画可能 ・SDカード32GB付属 ・コマ送り機能搭載 |
20,000円~ | |
| 4位 | GC551G2 LIVE GAMER EXTREME 3 | ・4K/30fps録画対応 ・VRRパススルー搭載 ・USB 3.2 Gen1対応 |
22,000円~ | |
| 5位 | Elgato HD60 X | ・1080p/60fps HDR10対応 ・4K/60fpsパススルー ・VRR対応 |
23,000円~ | |
| 6位 | Razer Ripsaw HD | ・4K/60fpsパススルー ・1080p/60fps録画 ・3.5mmオーディオミックス |
31,000円~ |
PS5やSwitch2などのコンソールゲームを配信する場合に必要なアイテムなので、ほかの機材と同時に購入しましょう。
上記の6商品の詳細解説は下記で行なっています。
配信環境をさらに充実させるために、以下のアイテムも検討しましょう。必須ではありませんが、配信品質を大きく向上させる効果があります。
ここでは、各アイテムの特徴と活用方法を解説します。
グリーンスクリーンは、背景を透過して任意の映像に差し替えるクロマキー合成を実現するアイテムです。VTuber配信では3Dアバターの背景を適切に映し出し、ゲーム実況では生活感のある部屋を隠せます。
折りたたみ式のポップアップタイプや壁掛けタイプなど、設置環境に応じて選択可能です。照明を均一に当てることで、よりクリアな合成効果を得られます。
配信のプロフェッショナル感を高めたい方は、グリーンスクリーンの導入を検討してみてください。
照明は、顔出し配信の映像品質を大きく左右する重要なアイテムです。リングライトは顔全体を均一に照らし、影を最小限に抑えながら瞳にキャッチライトを入れられます。
LEDライトは色温度や明るさを調整でき、配信の雰囲気に合わせた照明設計が可能です。デスクライトタイプやクリップ式など、設置場所に応じて選べます。
自然で明るい映像を実現し、視聴者に好印象を与えたい方におすすめです。
モニターアームは、デスク上のスペースを有効活用しながら、モニターの位置を自由に調整できるアイテムです。配信用の資料や機材を配置するスペースが確保でき、作業効率が向上します。
ガススプリング式のモニターアームなら、配信中でも簡単にモニター位置を調整可能です。デュアルモニター環境を構築すれば、配信画面とチャット画面を同時に確認でき、視聴者とのコミュニケーションがスムーズになります。
快適な配信環境を構築したい方は、モニターアームの導入を検討してみてください。
配信活動を始めるには、目的に応じた適切な機材選びが成功の鍵となります。
高品質な配信にはトラッキング精度の高いカメラとハイスペックPC、コンソールゲームの配信ではキャプチャーボード、音楽配信にはオーディオインターフェースとコンデンサーマイクを揃えることがおすすめです。
本記事で紹介した36製品を参考に、配信スタイルと予算に合わせて機材を選定しましょう。
