配信用にマイクを購入する際、最も懸念されるのが「価格」と「性能」です。性能が悪ければ視聴者離れにつながるリスクがあるものの、高価なマイクの購入は避けたい方も多いでしょう。
本記事では、1万円以下の安いマイクの中から、配信にぴったりのモデルを10商品紹介します。マイクの種類や特徴、安く済ませられるセット商品など、さまざまな観点から選び方も解説するので、ぜひ参考にしてください。
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1万円以下のマイクと聞くと、性能に不安を感じる方も多いでしょう。配信用マイクを選ぶ際の重要なポイントは、単なるスペック値ではなく、自分の配信スタイルと用途に合致しているかどうかです。
1万円以下のマイクでも、正しく選べば配信に必要な音声品質は十分に実現できます。配信ツールを提供し続けるCastCraftならではの視点で配信におすすめのマイクを紹介するので、ぜひご活用ください。
CastCraftを今すぐダウンロード1万円以下でマイクを選ぶ際は、単なる価格比較ではなく、セット内容や接続方式、配信スタイルに合わせた判断が欠かせません。次の選び方を参考にし、自分に合うマイクを絞り込んでみましょう。
また、コスパを見極める方法についても解説します。マイク選びを失敗しないためにも、確認してみてください。
配信用マイクを購入する際は、最初からセット商品を選ぶと初期費用を抑えられます。
予算が少ない場合やどのようなアクセサリーが必要なのかわからない場合は、セット内容が充実したマイクを購入して、すぐに配信できる環境を整えることがおすすめです。
さらに、セット商品のスタンドは該当マイク用に設計されているため、サイズが合わない心配もありません。配信環境をすばやく整えたい方は、マイクスタンド付きセットがおすすめです。
別売りで購入すると1,000~2,000円の追加費用が発生するため、最初からセット商品を選ぶほうが経済的といえるでしょう。配信の音声をクリアにしたい方は、ポップガード付きセットを検討してみてください。
個別購入で揃えた場合と比べると、数千円の費用を削減可能です。配信初心者で予算に限りがある方ほど、フルセット商品の利用価値は高いといえるでしょう。
配信用マイクはUSB接続とXLR接続の2種類に分かれ、それぞれ必要な機材と予算が異なります。
接続方式を誤ると、別途機材の購入が必要になるため、事前の確認が欠かせません。1万円以下の予算であれば、USB接続がおすすめです。
また、複雑な設定も不要で、初心者にも使いやすい点も大きなメリットです。1万円以下の予算なら、USB接続マイクに絞って選ぶことをおすすめします。
配信初心者向けにはおすすめできない接続方式といえるでしょう。
XLR接続の検討は、配信が軌道に乗ったあとでも十分遅くはありません。
マイクの特性は配信内容により求められるものが異なります。
ゲーム実況、雑談配信、歌配信ではそれぞれ必要な音響特性が異なるため、自分の配信スタイルに合わせた選び方が重要です。
ノイズリダクション機能付きのモデルなら、さらに環境音を軽減できます。
複雑な設定も不要なプラグアンドプレイ方式を選べば、配信をすぐに開始でき、運用が簡潔になるメリットも得られるでしょう。
ただし、サンプリングレートが48kHz以上で、周波数特性が20Hz~20kHz以上のモデルなら、一定レベルの歌配信に対応できる場合もあります。
本格的な歌配信を目指すなら、予算を増やすことも検討してください。
価格と性能のバランスを正しく評価することで、失敗のない購入判断ができます。単なる最安値ではなく、機能と実用性を総合的に判断する視点が重要です。
ただし、配信用途であれば実用的なレベルのモデルがほとんどです。サンプリングレート、周波数特性、S/N比(ノイズ比)などのスペックを比較し、自分の用途に合ったモデルを選ぶことが大切です。
スペック表を参考にして選ぶことが、コスパを見極める第一歩といえるでしょう。
コメントに「音が途切れる」「ノイズが多い」といった技術的な問題が指摘されているモデルは避けるべきです。一方、「この価格では標準的な音質が得られる」といったコメントが多いモデルは、実用的な選択肢といえます。
また、写真や動画が投稿されているレビューもあるので、優先的に確認しましょう。
安いマイクを購入する際は、質の悪い商品に注意が必要です。安価なマイクなら、1,000円程度で購入できる場合もありますが、音質も配信向けではないほか機能もとくに搭載されていません。
また、安価なメーカーは日本語マニュアルが付属していなかったり、サポート体制が整っていなかったりするため、注意しましょう。
安さを求めすぎると性能が悪くなる一方なので、予算の範囲内であれば高いものを選ぶことがおすすめです。
予算に限りがある方に向けた、実用的な配信用マイクの中から厳選した10モデルを紹介します。それぞれの特徴を確認し、自分の配信スタイルに合ったマイクを見つけてください。
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | おすすめポイント | 価格相場 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Razer Seiren V3 Mini | スーパーカーディオイド集音で周辺ノイズを抑える、タップトゥミュート機能で操作が簡単、プラグアンドプレイで即運用可能 | 8,000円~ | |
| 2位 | MAONO DM30 RGB | 専用ソフトで音声調整が可能、3-in-1コントロールノブで基本操作が直感的、ゲーム配信に対応 | 8,500円~ | |
| 3位 | FDUCE M160マイクセット | マイクスタンド・ポップフィルター・ケーブルがフルセット、4,750円で初期費用を最小化、初心者向け | 4,500円~ | |
| 4位 | ZealSound K66マイクセット | ブームアーム付属でデスク環境を有効活用、複数デバイス対応、ノイズキャンセル機能搭載 | 6,000円~ | |
| 5位 | FIFINE AmpliGame A6VP | ピンク色の個性的なデザイン、RGB効果で配信環境をカスタマイズ、ショックマウント内蔵で安定性を確保 | 6,000円~ | |
| 6位 | MAONO AU-A04マイクセット | 192kHz/24bit対応でこの価格帯では標準的な音質、ショックマウント・ポップフィルター付属、ポッドキャスト向け | 7,000円~ | |
| 7位 | FIFINE T669 | 音量調節ノブで基本的な調整が可能、PS4/PS5対応、メッシュポップガード付属で実用的 | 8,000円~ | |
| 8位 | TONOR TC310 | RGB照明で4つのモードから選択可能、タップトゥミュートで使用感が実用的、この価格帯では標準的な低ノイズ性能 | 9,500円~ | |
| 9位 | COMICA Ejoy Uni-A | 48kHz/24bit対応で一定の音質を確保、ショックマウント・ブームアーム付属、スマートフォン対応 | 8,000円~ | |
| 10位 | XTUGA M7 | ENCノイズキャンセリング機能で環境音を軽減、RGB照明で配信環境をカスタマイズ、4,599円で予算を抑えられる | 4,500円~ |
それぞれの商品について、特徴と用途を詳しく解説するので、参考にしてみてください。
Razerの「Seiren V3 Mini」は、配信者の間で利用実績が多いモデルです。14mmのコンデンサーカプセルを搭載し、この価格帯では標準的な集音性能を提供しています。
スーパーカーディオイド集音パターンにより、正面からの音声をしっかり拾いながら、キーボード音やマウスクリック音といった周辺ノイズを軽減できるマイクです。
タップトゥミュート機能とLEDインジケーターでマイクの状態を視認でき、配信中の操作も簡単にできます。
付属のショックマウントは角度調節が可能で、配置の自由度が高い点も実用的です。USB接続でドライバー不要、プラグアンドプレイで即座に使用できるため、すぐに配信したい方に対応可能なモデルといえるでしょう。
MAONOの「DM30 RGB」は、ゲーム配信の基本的なニーズに対応したUSBコンデンサーマイクです。専用ソフト「MAONO LINK」により、RGBライティングや音声処理の調整が可能で、実用的な機能を備えています。
3-in-1コントロールノブでワンクリックミュート、ゲイン調整、ヘッドホン音量の設定ができ、直感的な操作でそれぞれ調整可能です。さらに、24bit/48kHzのレコーディングに対応しており、自分の声をモニタリングできるので、音声設定も細かく設定できます。
メタルボディの本体設計により、振動の影響を受けにくく、安定した配信環境を実現できるでしょう。1万円以下でも、配信に必要な基本機能が揃ったモデルといえます。
FDUCEの「M160マイクセット」は、5,000円程度の手頃な価格で、マイク、ポップフィルター、ブームスタンド、USBケーブルがフルセットで付属するモデルです。
初期費用をできるだけ抑えたい方や、複数のマイクを準備する必要がある場合に対応できます。カーディオイド集音パターンにより、正面からの音声は拾いながら、側面や背面からのノイズを軽減可能です。
RGB照明はグラデーション方式で、配信環境をカスタマイズできます。ワンタッチミュートでRGBが赤くなり、ミュート状態が視認できる実用的な設計です。
取り外し可能なブームスタンドにより、デスク環境に合わせた配置が可能で、このセット内容と価格を考えると、配信初心者の選択肢として成立するモデルといえるでしょう。
ZealSoundの「K66マイクセット」は、6,000円程度でマイクブームアーム、ウインドスクリーン、マイククリップなど、実用的な付属品が充実したセット商品です。単一指向性により、正面からの音声集音に対応し、配信の基本ニーズに応じられます。
プラグアンドプレイ設計のため、MacBook、PC、PS4/5、iPhone、iPad、タブレット、Androidスマートフォンなど、複数デバイスでの使用に対応可能です。オンボードオーディオコントロールにより、ミュート、マイク音量、エコー、モニター音量の調整ができ、基本的な配信環境の構築が実現します。
リアルタイムモニタリング機能で、ヘッドフォンを接続すれば、配信中に自分の声を確認しながら運用できる点も実用的です。ノイズキャンセルモード搭載で、環境音を軽減できるモデルといえるでしょう。
FIFINEの「AmpliGame A6VP」は、個性的な色で配信環境に視覚的なアクセントを加えたい方に対応できるモデルです。6,000円程度の価格でRGB効果やスタンド、ボリュームコントロールやミュート機能が搭載されており、基本的な配信ニーズに対応しています。
高速反応のタッチミュートボタンにより、瞬時にマイクをオン・オフできることから、配信中のインターホンや電話がかかってきたときでも安心です。ミュート時にRGBが消灯するため、マイクの状態を視認できる点も評価ポイントといえます。
弾力性に優れたゴムバンド付きショックマウントにより、あらゆる方向からの振動をある程度吸収できるので、ゲーム配信中の激しい操作にもおすすめです。
MAONOの「AU-A04マイクセット」は、次のアイテムが付属するセット商品です。
192kHz/24bitのレコーディングに対応し、1万円以下のマイクの中では一定の音質を備えたモデルといえるでしょう。
カーディオイド型集音パターンにより、正面約130°の範囲内で音声を拾い、発言者の声を拾いながら周囲の音を抑える実用的な設計です。ポップフィルターとマイクスポンジが付属し、息の音を軽減できます。
振動を吸収するショックマウントにより、マイク自体のノイズが軽減され、クリアな音声配信に対応できるセット構成です。
また、クランプ式のアーム式スタンドは机に固定でき、デスクスペースを効率よく活用できるので、マイクを机上に置きたくない方にも向いています。
FIFINEの「T669」は、シンプルなデザインが特徴で、配信環境の構築に対応できるモデルです。ゲーム実況や雑談配信、歌配信など、複数の用途に利用できます。
単一指向性のカーディオイド集音パターンにより、0~35cmの距離で約130°の範囲内から音を拾い、標準的な集音性能といえるでしょう。メッシュポップガードとショックマウントが付属し、息の音や風の音を軽減できる実用的な構成です。
また、マイク筐体とアームは精密な合金製で耐久性に優れており、長く使い続けられます。デスククランプは滑り止め付きで、最大5cmの天板厚に対応し、一般的なデスク環境での設置が可能です。
1万円以下の安いマイクの中でも、おすすめの一台といえるでしょう。
TONORの「TC310」は、通常1万円以上するマイクですが、Amazonでは定期的に割引が実施されており、1万円以下で購入できます。
プレミアムチップとコアを搭載し、この価格レベルでは標準的なノイズ低減が実現されたモデルです。エンジニアによる基本的なチューニングが施され、配信に必要な音声品質に対応しています。
RGB照明は4つのモード(単色静止、単色グラデーション、単色呼吸、ミックスカラーグラデーション)から選択でき、自由にカスタマイズ可能です。PCの画面だけでなくマイクも映すような配信を考えている方に向いています。
ほかのマイクにも搭載されているようなタップトゥミュート機能やゲイン調整ノブも搭載されているので、配信時の音量管理が可能なモデルといえるでしょう。
COMICAの「Ejoy Uni-A」は、8,000円台で安く購入できるにもかかわらず、48kHz/24bitのレコーディングに対応していることから、音質重視の方におすすめモデルです。
内蔵サウンドカード搭載により、追加ドライバー不要で、Windows、Mac OS、スマートフォン、PS4/5に対応できます。
USB-Cデジタル出力により、音質を損ないすぎることなく、標準的なサウンド伝送が実現します。3つのRGB効果を選択できる点も、ユーザーを飽きさせません。
ゲインコントロール、リアルタイムモニタリング、ワンキーノイズ除去機能により、配信中の基本的な音声管理ができます。ショックマウント、ポップフィルター、ブームアームが付属し、セット内容としても実用的なモデルといえるでしょう。
XTUGAの「M7」は、わずか4,500円程度の低価格でありながら、16mmコンデンサーカプセル、192kHz/24bit対応、ENCノイズキャンセリング技術を搭載したモデルです。
ノイズキャンセリング機能と単一指向性マイクの組み合わせにより、標準的な音声収録とノイズ軽減を実現しています。
タッチボタンによる高速応答でミュート・ノイズキャンセリングを切り替えられ、赤と紫のLED表示で状態が視認可能です。RGBライト効果は複数のモード(ダイナミック効果、7つの単色、5つの虹色効果)から選択でき、配信環境のカスタマイズができます。
さらに、3.5mmイヤホン端子搭載により、リアルタイムでの音声モニタリングが可能で、自分の声を確認しながらの利用も可能です。専用のノブで、マイクゲイン、ヘッドホン音量、ボーカルとBGMのバランスが基本的に調整でき、低価格ながら実用的な機能性を備えたモデルといえるでしょう。
1万円以下のマイクでも、適切な選択で配信に必要な環境を整えることは十分に可能です。セット内容、接続方式、配信スタイル、コスパの見極めという4つのポイントを意識して選べば、後悔のない購入ができるでしょう。
紹介した10選の中から、自分の配信スタイルと予算に最も合致するモデルを見つけて、配信をスタートしてみてください。
