ポケモンでゲーム配信を行う際に注意する点
ゲーム配信を行う際は、事前に配信ルールを確認しておくことが大切です。ルールに違反してしまい、著作権侵害となった場合には、法的な責任を問われる可能性があることを十分に理解しておきましょう。
本記事では、ポケモンタイトルのゲームの配信ガイドラインについて詳しく紹介します。
ゲーム配信を行う際の注意点
全てのゲーム配信で共通している内容
ゲーム配信は原則として著作権侵害
ゲームは開発者やメーカーの著作物になるため、ゲーム配信は原則として著作権侵害になります。ゲーム内の映像や音楽などは著作権によって保護されているため、著作物を利用して配信を行う場合には、著作権者からの許諾を得るか、法律上の例外に該当する必要があります。
法律上の例外は、特定の条件下で、著作権者の許可なしに著作物を利用できるケースです。例えば、批評や教育などの引用がこれにあたります。しかし、一般的なゲーム配信が例外に当てはまることは少ないため、配信を始める前には、許諾を得るか、配信ガイドラインを守ることが大切です。
配信ガイドラインのルールの範囲内でのみ配信が可能
多くのゲーム開発者やメーカーは、配信ガイドラインを設定しており、ルールの範囲内でのみ配信が可能になります。
ガイドラインでは、ゲームの利用範囲や配信方法、収益化の可否など、配信に関する具体的なルールを定めています。ガイドラインに違反すると、著作権侵害にあたる可能性があるため注意が必要です。
ゲーム配信における著作権に関する事項
著作権者が許諾しているとされる4つのパターン
著作権者が広く認めている
ゲーム配信の広告効果の高さから、一定の条件下での配信を許可する著作権者も増えてきています。
ポケモンのゲームを提供する任天堂も、2018年11月29日に「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を公表しており、個人の著作物の使用を広く許諾しています。
著作権者が広く認めているケースが増えてきているものの、許諾されているのはガイドラインの範囲内であることに注意しましょう。
配信プラットフォームの提供者が著作権者と契約している
配信プラットフォーム自体が、著作権者と一定の条件で利用許諾契約を結んでいるケースがあります。こういった場合には、該当するプラットフォーム上でのゲーム配信が可能です。
ただし、配信プラットフォーム内のルールには従う必要があります。また、この許諾はプラットフォーム固有のものであり、他のプラットフォームには適用されないので注意しましょう。
配信者と著作権者が個別に契約している
個々の配信者がゲームの著作権者と直接契約を結ぶこともあります。特に人気のある配信者の場合、プロモーション活動の案件として著作権者から配信を許諾されています。契約の内容はケースバイケースで、公開されないことが一般的です。
著作権者が黙認している
著作権者がゲーム実況を公式には許可していないものの、配信を積極的に取り締まらないケースがあります。著作権者が黙認している状態は、配信がゲームの宣伝に貢献していると認識されている場合によく見られます。しかし、黙認は不確実な状態であり、著作権者がいつでも方針を変更する可能性があります。
『著作権者が黙認している』は注意が必要
「著作権者が黙認している」という状態は、いつでも変更される可能性があり、配信者が突然の著作権侵害で問題になるリスクがあります。そのため、配信を始める前には、公式の配信ガイドラインを必ず確認し、明確な許可を得ることが大切です。
著作権の問題は複雑であるため、不明瞭な点がある場合は、曖昧なままにせず、必ず配信ガイドラインを確認するようにしましょう。
配信ガイドラインを必ず確認する
配信ガイドラインはゲームタイトルごとに違うケースがあります。法的な問題や配信停止などのリスクを避けるためにも、配信したいゲームタイトルが、どのような形式の配信が許可されているか、収益化や配信プラットフォームなどのルールを理解することが大切です。配信前には、必ず公式サイトで配信ガイドラインを確認するようにしましょう。
ポケモンの配信ガイドラインで気を付ける点
ポケモンの著作権は4社が持っている
任天堂の配信ガイドライン
ポケモンシリーズでは、タイトルごとの配信ガイドラインはありません。ここでは任天堂の配信ガイドラインを紹介します。
任天堂では、個人がゲームの映像やスクリーンショットを使った動画や画像などの著作物を利用し、特定のプラットフォームや指定された方法で収益化する行為は、ガイドラインに従う限り著作権侵害としてません。
ただし、利用できるのは、正式な発売日、またはサービスが開始された任天堂のゲームに限ります。また、発売前のゲームについては、任天堂が公式に公開したガイドラインの内容に限定されます。
ガイドラインは予告なく更新されるため、配信前には最新の情報を確認することが大切です。
収益化が許諾されている配信プラットフォーム(システム)とは
任天堂では、以下の配信プラットフォームで収益化を許諾しています。
- Facebook/METAの「パートナー収益化」(2023/10/24 更新)
- ニコニコ動画/生放送の「クリエイター奨励プログラム」および「ニコニコチャンネル」
- OPENREC.tvの「OPENREC Creators Program」
- Twitchの「Twitchアフィリエイトプログラム」および「Twitchパートナープログラム」
- X(Twitter)の「プレミアムサブスクリプション」
- YouTubeの「YouTubeパートナープログラム」
- TwitCasting の「ツイキャス・マネタイズ」内の「ライブ収益」
- Mirrativの「ギフト」
- Mildomの「ライブ収益」
- 17LIVEの「ギフト」
- Instagramの「Instagramサブスクリプション」および「ボーナス」
ゲームフリーク、クリーチャーズ、株式会社ポケモンは配信規約を公開していない
ゲームフリーク、クリーチャーズ、株式会社ポケモンについては、配信に関する具体的な規約は公開されていません。これまでに配信に関する差し止めの事例もないため、基本的に任天堂の配信ガイドラインで問題がなければ配信可能です。
ポケモンユナイトは別途配信ガイドラインが公開されている
ポケモンユナイトでは、別途配信ガイドラインが公開されており、特定のプラットフォームのパートナー機能を利用した収益化は許諾されています。
禁止事項として、ボイスチャットなどの内容を、発言者の承諾なしに利用することは禁止です。第三者の知的財産権が関係するコンテンツについては、第三者の許諾を得る必要があります。
また、ゲームの内容を誤解するような過度な編集や加工についても禁止です。公式の提供している画像素材などには利用ルールがあるため、利用する際は、必ず事前に確認しておきましょう。
配信ガイドラインを守って、健全なゲーム配信をしよう
今回は、ポケモンタイトルのゲームの配信ガイドラインについて紹介しました。ガイドラインは配信を長く続けていくためにも大切なルールです。配信をする際は、必ず配信ガイドラインを守って、健全にゲームを配信していきましょう。
ポケモン配信ガイドラインでよくある質問
ポケモン配信では何に注意すべきですか?
記事では、まずポケモンでゲーム配信を行う際の注意点が独立して整理されています。一般的な配信注意点と作品固有の確認が両方必要です。
ポケモン独自の確認項目はありますか?
あります。記事でも、ポケモンの配信ガイドラインで気を付ける点が別で整理されています。
ゲーム配信全般のルールだけ見れば十分ですか?
十分ではありません。ポケモン固有の注意点もあわせて見る前提です。
収益化やアーカイブ公開も確認すべきですか?
確認した方が安全です。記事全体の流れとしても、配信方法だけでなく公開時の扱いまで注意して見る前提になっています。
配信前に最終的に何を確認すればいいですか?
一般的な配信注意点と、ポケモン固有のガイドライン上の注意点の両方に問題がないかを確認することです。
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