ゲーム配信をするうえで重要になってくる配信ガイドラインですが、ゲームをリリースする会社ごとにガイドラインのスタイルは様々です。
数多くの名作をリリースしているスクウェア・エニックスは著作物すべてを対象としたガイドラインはなく、各ゲームやシリーズごとに配信ガイドラインが存在します。
本記事では配信ガイドラインで特に重要なポイントと、スクウェア・エニックスの配信ガイドラインを解説していきます。特に「スクウェア・エニックスの配信ガイドラインが知りたい」という方は是非参考にしてください。
CastCraftを今すぐダウンロード本記事は配信ガイドラインを紹介するものであり、配信の許諾を保証するものではありません。本記事の情報を利用して発生した損害等についての責任は取れませんので、必ずご自身で配信ガイドラインを確認するようにしてください。
スクウェア・エニックスのゲームに限らず、配信ガイドラインを見る上で重要なポイントを3つ解説します。
あくまでも主要ポイントの解説になりますので、「そこだけを見ておけば問題ない」というわけではありません。ポイントを中心として全体の理解を深めることが重要になりますので注意してください。
配信プラットフォームが制限されることがあります。
具体的なプラットフォーム名を挙げている場合もあるかも知れませんが、別サイトで確認が必要だったり、指定は無いものの他の部分で「こういうサイトはダメ」というような書き方がされている場合もあります。
基本的には商用・営利目的を禁止する一文があり、その後に特例として各種収益化プログラムが認められているガイドラインが多くなっています。
具体的にはYouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などがそれにあたりますが、よく読んでみると「サブスクはOKだけど投げ銭はNG」というような内容になっている場合もありますので注意してください。
個人を対象としたもの、法人を対象としたもの、両者が対象者に含まれているガイドラインがそれぞれ存在します。個人であっても国内に限られる場合や、法人から収益を得て配信している場合はどうなのかなど、細かな違いがある場合もあります。
自分が対象から外れている場合はそもそもそのガイドラインを見る意味がなくなりますので、必ず確認しましょう。
ゲームタイトルなどに分けて「配信プラットフォームの制限」「収益化の制限」「ガイドライン対象者」について10件を以下にまとめます。あくまで概要になりますので、詳細は各タイトルの配信ガイドラインのページを確認してください。
プラットフォームに関わる部分として、「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」での配信は許可が明示されています。
具体的にはJASRAC側で個別ページでリストアップされており、記事執筆時ではYouTube、Twitchもその中に含まれています。
各サイトが公式の機能として提供している収益化機能に限って利用可能です。具体的にはYouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などがそれにあたります。
ドラゴンクエストⅪ自体のガイドラインに個人、法人についてのはっきりとした記述はありませんが、ドラゴンクエストシリーズ配信ガイドラインには「日本国内に住む、個人を対象としたガイドライン」との記述があります。事業として配信を行う法人や国外の個人については対象外となります。
プラットフォームに関わる部分として、「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」での配信は許可が明示されています。
具体的にはJASRAC側で個別ページでリストアップされており、記事執筆時ではYouTube、Twitchもその中に含まれています。
各サイトが公式の機能として提供している収益化機能に限って利用可能です。具体的にはYouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などがそれにあたります。
法人での利用はNGとなっております。(ゲームプレイの配信を行うことで法人から給与その他の報酬を得ている個人に関しては配信可能です)
配信自体を特定のプラットフォームで許可する記述はありませんが、「視聴閲覧に対価が必要となるサイトおよびサービス」「18才以上のみを閲覧対象としたサイトおよびサービス 公序良俗に反するサイトおよびサービス」「宗教活動や政治活動、反社会的活動に関連するサイトおよびサービス」での利用は禁止となっています。
各サイトが公式の機能として提供している収益化機能に限って利用可能です。具体的にはYouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などがそれにあたります。
配信することで法人から給与その他の報酬を得ている場合は「商用・営利目的」とみなされませんので、配信可能となります。
個人対象のガイドラインとなりますので、法人は含まれません。
プラットフォームに関わる部分として、「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」での配信は許可が明示されています。
具体的にはJASRAC側で個別ページでリストアップされており、記事執筆時ではYouTube、Twitchもその中に含まれています。
上記「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」が公式の機能として提供している収益化機能に限って利用可能です。具体的にはYouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などがそれにあたります。
「日本在住の非営利目的の個人ユーザー」という記載になっています。
プラットフォームに関わる部分として、「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」での配信は許可が明示されています。
具体的にはJASRAC側で個別ページでリストアップされており、記事執筆時ではYouTube、Twitchもその中に含まれています。
上記「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」が公式の機能として提供している収益化機能に限って利用可能です。具体的にはYouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などがそれにあたります。
「日本在住の個人のユーザー(ゲームプレイの配信を行うことで法人から給与その他の報酬を得ている方を含みます)」という記載になっています。
STAR OCEAN THE SECOND STORY R 配信ガイドライン
プラットフォームに関わる部分として、「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」での配信は許可が明示されています。
具体的にはJASRAC側で個別ページでリストアップされており、記事執筆時ではYouTube、Twitchもその中に含まれています。
上記「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」が公式の機能として提供している収益化機能に限って利用可能です。具体的にはYouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などがそれにあたります。
「日本在住の個人のユーザー(ゲームプレイの配信を行うことで法人から給与その他の報酬を得ている方を含みます)」という記載になっています。
「YouTube」「ニコニコ動画」などの動画共有サイトでは配信可能と、はっきりと個別のプラットフォーム全てを指定はしていません。
「ニコニコ動画プレミアムサービスを除く、閲覧に対価が必要となるサイトおよびサービス」や「18才以上のみを閲覧対象としたサイトおよびサービス、公序良俗に反するサイトおよびサービス、宗教活動や政治活動、反社会的活動に関連するサイトおよびサービス」を利用しての生配信、投稿等は禁じられています。
「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」が公式の機能として提供している収益化機能に限って利用可能です。具体的にはYouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などがそれにあたります。
具体的にはJASRAC側で個別ページでリストアップされており、記事執筆時ではYouTube、Twitchもその中に含まれています。
個人、法人についての記述はありませんが、「本ガイドラインは日本国内のみに適用されます。」との記述があります。
「YouTube」「ニコニコ動画」などの動画共有サイトでは配信可能と、はっきりと個別のプラットフォーム全てを指定はしていません。
「ニコニコ動画プレミアムサービスを除く、閲覧に対価が必要となるサイトおよびサービス」や「18才以上のみを閲覧対象としたサイトおよびサービス、公序良俗に反するサイトおよびサービス、宗教活動や政治活動、反社会的活動に関連するサイトおよびサービス」を利用しての生配信、投稿等は禁じられています。
「一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト」が公式の機能として提供している収益化機能に限って利用可能です。具体的にはYouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などがそれにあたります。
「日本在住の個人のユーザー(ゲームプレイの配信を行うことで法人から給与その他の報酬を得ている方を含みます)」との記述があります。
はっきりと個別のプラットフォーム全てを指定はしていません。収益化について「YouTube、USTREAM等の動画投稿サイトが正式に提供するパートナー機能等を使用する場合は問題ありません。」とありますので、主要な配信プラットフォームでの配信は可能だと思われますが、利用の仕方について個別に禁止事項の欄がありますのでしっかり確認する必要があります。
「YouTube、USTREAM等の動画投稿サイトが正式に提供するパートナー機能等を使用する場合は問題ありません。」とありますので、YouTubeのスーパーチャットやメンバーシップ、Twitchのサブスクやチアー機能などは可能かと思われます。
個人、法人の記述はありません。
サ・ガコレクション 配信ガイドライン
※ページ下部、「サ・ガコレクション 著作物利用許諾条件」リンク内
クロノ・トリガーに関しては、明確なガイドラインが存在しません。従って、配信で取り扱う事はやめたほうが良いでしょう。
本来ゲーム配信は、原則は著作権侵害となり、ガイドラインがあることによって例外的に許容されているものです。現状TwitchやYouTubeで検索すると、クロノトリガーを配信したり、プレイ動画を投稿している方もいらっしゃいますが、いつ罪に問われたり訴えをおこされるかは分かりません。
メーカー側がガイドラインを設定する流れも近年のものであり、緩い決まりのように考え、「何か言われたら消せば良い」くらいの気持ちで配信している人もいるかもしれませんが、実際にガイドライン違反がもとになり逮捕、有罪となったケースもあります。
クロノトリガーの欄でも書いた通り、本来ゲーム配信は原則は著作権侵害となります。しかしながらガイドラインを定める企業が増えてきたのも近年の話なので、ガイドラインの有無など関係なく配信を行っている方もいるのが現状です。
今後ゲーム会社の対応が厳しくなる可能性も十分ありますし、そうなれば企業に所属する際やスポンサードされる場合の信用問題にもかかわってきます。そもそも最悪の場合、配信ができなくなるだけでなく逮捕、訴訟の当事者になる可能性もありますので、ガイドラインがある事で面倒になるのではなく「胸を張って配信できる方法を提示してもらえている」という意識を持った方が良いかもしれません。
しっかりとガイドラインを守ってスクウェア・エニックスのゲームを配信しましょう。
今回例に挙げた以外でもスクウェア・エニックスの配信ガイドラインは存在しますので、上記で紹介しなかったゲームタイトルに関しては「ゲームタイトル+配信ガイドライン」で調べるようにしてください。
配信で視聴者のコミュニティ形成をうまく行うことで、日常の配信をより面白いものにすることができます。
そのような観点で最もおすすめな配信ツールがCastCraftです。
CastCraftは上記のような機能により、配信者(ゲーム配信者やVtuber)が視聴者との関係を深めることを手助けします。
導入している配信者さんの事例としては、
等がいらっしゃいます。
導入されたチャンネルの総登録者数は1.6億人を超えており、これまで20万回以上の配信で使われています。
CastCraftを活用すれば、視聴者との関係をより良いものに進化させ、あなたの配信コミュニティをより濃いものにできます。
日々の配信をより楽しくするために、ぜひ導入を検討されてみてください。
