映像キャプチャデバイスが映らない際は、はじめに原因を突き止めることが大切です。
本記事では、原因ごとに映像キャプチャデバイスが映らないときの対処法を7選解説します。
映像キャプチャーボードが映らない原因の1つにドライバーをインストールしていない可能性があります。
ドライバーはキャプチャーボードとコンピューターが正しく通信するために必要です。まずは、キャプチャーボードのメーカー公式サイトを訪れ、最新のドライバーがインストールされているか確認しましょう。
インストールしていない場合は、公式サイトのサポートを参考に正しくインストールしてください。
タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力し、検索結果から「デバイスマネージャー」を選択します。
または、[Windows]キー + [X]キーを同時に押し、「デバイスマネージャー」を選択します。
デバイスマネージャーが開いたら、キャプチャーボードがどのカテゴリにあるかを探します。
一般的には「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」や「画像処理デバイス」などに分類されることが多いです。
該当するデバイスを見つけたら、それを右クリックして「プロパティ」を選択します。
デバイスのプロパティウィンドウが開いたら、「ドライバー」タブをクリックします。
ここで、ドライバーのバージョン、提供元、デバイス用にインストールされた日付などの情報を確認できます。
ドライバーが古い場合や問題があると思われる場合は、「ドライバーの更新」ボタンをクリックして、指示に従います。
Windowsが自動的に最新のドライバーを検索してくれます。利用可能な更新がある場合は、それをインストールしてください。
Windowsがドライバーの更新を見つけられない場合、または最新のドライバーを手動で入手したい場合は、デバイスのメーカー公式サイトを確認してください。
サポートまたはダウンロードセクションで、最新のドライバーを探してインストールしましょう。
SwitchやPS4・PS5をキャプチャーボード経由で配信する際、ゲーム機器の設定ミスにより映像が映らないことがあります。代表的な例として以下の原因が考えられます。
HDCPは、デジタルコンテンツのコピーを防ぐための技術です。配信では、この設定を無効にする必要があります。ゲーム機の設定メニューからHDCPを無効にしましょう。
長時間の使用や不適切な換気はゲーム機を過熱させ、性能に影響を与えます。過熱を防ぐため、長時間の使用は避け、ゲーム機周辺の換気を良くして熱暴走の対策をしましょう。
キャプチャーボードや配信用PCとの互換性を保つため、適切な映像出力設定が必要です。解像度やフレームレートなど、ゲーム機器の映像出力設定を確認し、必要に応じて調整してください。
映像が映らない原因として、HDMIケーブルの故障や規格の不一致が考えられます。
ケーブルの接続が緩い、またはUSB3.0のケーブルをUSB2.0のポートに接続している場合、映像やデータの伝送が正常に行われません。
まずはケーブルの接続をしっかりと確認し、必要であれば新しいケーブルに交換してみましょう。
ほかの配信ソフトがインストールされていると、キャプチャーボードがOBSではなく、そのソフトを認識してしまい映像が映らないことがあります。
OBS以外の配信ソフトを起動している場合は、1度ほかのソフトをすべて終了した後に再接続を試してみてください。
キャプチャーボードに問題がないにも関わらず映像が映らない場合、OBS自体に不具合がある可能性があります。
特に、アップデート後に問題が発生している場合、そのアップデートが原因であることが考えられます。その場合にはダウングレード以外の対処法はありません。
可能性は低いですが、OBSを再インストールすることで不具合が修正され、正常に映像が映る場合があります。他の方法で解決できない場合に試してみましょう。
映像キャプチャデバイスの設定が間違っていると、映像は正常に表示されません。
正しく映像を表示するために、まずは「ソース」設定を見直しましょう。
また、解像度やフレームレートの設定がデバイスと一致していないと問題が起こることがあるため、設定を確認し、必要に応じて調整しましょう。
OBSを開き、「ソース」欄にある「+」ボタンをクリックして、「映像キャプチャデバイス」を選びます。
リストから使用しているキャプチャデバイスを探して選択します。
「カスタム」解像度を選択し、配信に適した解像度とFPS(例: 1920×1080・最高FPS)を選択します。
設定が終わったら、「OK」をクリックして変更を適用します。
セキュリティソフトやPCのセキュリティ設定が、キャプチャーボードやOBSの動作を妨げている可能性があります。
セキュリティに許可をするように以下の手順を試してみてください
インストールされているセキュリティソフトを開きます。
セキュリティソフトの設定メニューを探して開きます。ソフトウェアによって異なるので、必要に応じてヘルプを参照してください。
「例外」、「信頼できるプログラム」、「許可リスト」などのセクションを探します。
OBSとキャプチャーボードのソフトウェアをこのリストに追加します。これにより、セキュリティソフトがこれらの動作を許可します。
スタートメニューから「コントロールパネル」を開き、「システムとセキュリティ」を選びます。
「Windows Defender ファイアウォール」を開き、「...アプリまたは機能を許可」をクリックします。
OBSとキャプチャーボードソフトウェアがリストにあるか確認し、チェックボックスがオンになっていることを確かめます。
チェックボックスがオンになっていない場合は、チェックしておきましょう。リストにOBSがない場合も追加することで選択が可能になります。
映像キャプチャデバイスが映らないときの対処法で解決できない場合は、最初から設定し直すのがおすすめです。以下の手順で設定し直してみてください。
キャプチャデバイスがPCに正しく接続されていることを確認してください。ケーブルの接続が緩んでいないか、正しいポートに接続されているかをチェックしましょう。
キャプチャデバイスのドライバーがPCにインストールされていること、そして最新であることを確認してください。ドライバーはデバイスのメーカーの公式サイトからダウンロードできます。
次に、OBSでゲーム画面を映す設定を行います。以下の手順を実行してください。
キャプチャデバイスがゲーム機に接続されていることを再確認します。HDMIケーブルなどを使用して、ゲーム機からキャプチャデバイス、そしてPCへと信号が流れるようにしてください。
次に、ゲーム機を起動し、ゲームを始めます。この時点で、OBSの「映像キャプチャデバイス」ソースウィンドウにゲーム画面が表示されるはずです。
OBS内でゲーム画面が表示されない場合は、ソースのプロパティを再度開いて、正しいキャプチャデバイスが選択されているか確認してください。
最後に、ゲーム音声を設定しゲームの音が自分に聞こえるように設定します。
ゲーム内で音声が流れている際に、OBSの音量ゲージが動いているか確認します。
音量ゲージ下の調整バーを使って音量を調整可能です。
音量ゲージ横の3点マークをクリックし「オーディオの詳細プロパティ」を選択します。
映像キャプチャデバイスの音声モニタリングをクリックし、「モニターと出力」を選択します。
音声が流れれば完了です。
今回は、OBSの映像キャプチャデバイスの映らない原因と対処法について解説しました。映像が映らない場合には、焦らず1つずつ設定し直してみることが大切です。初めは慣れない作業に戸惑うこともありますが、配信者としての第一歩を踏み出すために頑張りましょう。
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